HOME 中学

2024.11.18

岡山・京山が3年連続男女V 兵庫は男子・山陽、女子・青雲が初の全国決める/中学駅伝
岡山・京山が3年連続男女V 兵庫は男子・山陽、女子・青雲が初の全国決める/中学駅伝

24年U16女子1000mで優勝した石原万結

12月15日に行われる第32回全国中学校駅伝の出場を懸けた都府県大会が、11月15日から18日にかけて、全国10県で行われた。

15日の岡山では、昨年度の全国大会で男女ともに優勝を果たした京山が、圧倒的なレース運びを見せて男子が4連覇、女子が3連覇を達成。

広告の下にコンテンツが続きます

女子では全中800m優勝の石原万結(3年)が1区で2位に43秒をつけてトップに立つと、2区・下田千紗都(2年)、4区・岩﨑芽生(2年)がともに区間新記録を樹立する。3区、5区でも区間1位と全区間区間賞の完全優勝を達成。前回の県大会で打ち立てた大会記録を26秒も上回り、全国大会への弾みとした。

男子も1区・玉川彩人(3年)がトップと同タイムの2位で発進し、2区で首位に浮上。2区以降は区間賞こそなかったものの、全員が区間3位以内と安定したタスキリレーで、2位に2分以上の大差をつけての優勝となった。

16日に開催の兵庫は、男子の山陽が1区19位から徐々に順位を上げ、5区の愛下倖生(1年)が9分57秒の区間賞でついに逆転。アンカーのユ・ソンジェ(3年)が稲美北の追い上げを2秒差でしのぎ、初優勝を飾った。

女子は青雲が43分25秒でトップ。2区で1位に立ち、その後も2位以下との差を広げて、淡路地区の学校として男女通じて初の全国切符を手にしている。

広告の下にコンテンツが続きます

注目の広島男子は、松賀が序盤からリードを奪う展開となったものの、トップと37秒差でスタートした坂のアンカー・主枝史成(3年)が激走。みるみるうちに松賀との差を詰めていくと、残り300m地点で逆転し、9年ぶり3回目の優勝を果たした。

愛媛は新居浜南が男女ともに優勝。このほか、女子では三重の山手、和歌山の下里、高知の県安芸、沖縄の豊見城が初の全中駅伝出場を決めた。

全国大会は12月15日に滋賀県の希望が丘文化公園で行われる。

2024全国中学校駅伝代表校一覧

12月15日に行われる第32回全国中学校駅伝の出場を懸けた都府県大会が、11月15日から18日にかけて、全国10県で行われた。 15日の岡山では、昨年度の全国大会で男女ともに優勝を果たした京山が、圧倒的なレース運びを見せて男子が4連覇、女子が3連覇を達成。 女子では全中800m優勝の石原万結(3年)が1区で2位に43秒をつけてトップに立つと、2区・下田千紗都(2年)、4区・岩﨑芽生(2年)がともに区間新記録を樹立する。3区、5区でも区間1位と全区間区間賞の完全優勝を達成。前回の県大会で打ち立てた大会記録を26秒も上回り、全国大会への弾みとした。 男子も1区・玉川彩人(3年)がトップと同タイムの2位で発進し、2区で首位に浮上。2区以降は区間賞こそなかったものの、全員が区間3位以内と安定したタスキリレーで、2位に2分以上の大差をつけての優勝となった。 16日に開催の兵庫は、男子の山陽が1区19位から徐々に順位を上げ、5区の愛下倖生(1年)が9分57秒の区間賞でついに逆転。アンカーのユ・ソンジェ(3年)が稲美北の追い上げを2秒差でしのぎ、初優勝を飾った。 女子は青雲が43分25秒でトップ。2区で1位に立ち、その後も2位以下との差を広げて、淡路地区の学校として男女通じて初の全国切符を手にしている。 注目の広島男子は、松賀が序盤からリードを奪う展開となったものの、トップと37秒差でスタートした坂のアンカー・主枝史成(3年)が激走。みるみるうちに松賀との差を詰めていくと、残り300m地点で逆転し、9年ぶり3回目の優勝を果たした。 愛媛は新居浜南が男女ともに優勝。このほか、女子では三重の山手、和歌山の下里、高知の県安芸、沖縄の豊見城が初の全中駅伝出場を決めた。 全国大会は12月15日に滋賀県の希望が丘文化公園で行われる。 https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/146126

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.16

800m昨年全国8位の菊池晴太が1分50秒03の大会新V「収穫と悔しさがある」400mH長谷川桜介が51秒19、三段跳の菅野穂乃は大会新/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の3日目が行われ、男子800mは菊池晴太(盛岡第四3岩手)が1分50秒03の大会新で […]

NEWS 東大阪大敬愛が女子総合V2 広島IHへ、久保凛「笑顔で締めくくりたい」 男子は洛南が10連覇 /IH近畿

2025.06.16

東大阪大敬愛が女子総合V2 広島IHへ、久保凛「笑顔で締めくくりたい」 男子は洛南が10連覇 /IH近畿

◇インターハイ近畿地区大会(6月12~15日/京都市・たけびしスタジアム京都)最終日 広島インターハイを懸けた近畿地区大会の最終日が行われ、前日までと同様、各種目でし烈な戦いが繰り広げられた。 広告の下にコンテンツが続き […]

NEWS 走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東

2025.06.16

走幅跳IH2位の成澤柚日が自己新6m11で3連覇!柴田弥聖が2年連続ロングスプリント2冠/IH北関東

◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、女子走幅跳で成澤柚日(共愛学園3群馬)が自己新の6m11(+1. […]

NEWS 円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州

2025.06.16

円盤投・松元美春が最終投てきで大逆転連覇&3年連続IHへ!走幅跳・木浦が自己新連発7m20、大混戦800mは田中が2年生V/IH南九州

◇インターハイ南九州地区大会(6月13~16日/熊本市・えがお健康スタジアム)3日目 広島インターハイを懸けた南九州地区大会の3日目が行われ、女子円盤投は松元美春(出水3鹿児島)が39m42で2連覇を達成した。 広告の下 […]

NEWS 中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州

2025.06.16

中村学園女3種目V 小松美咲800m2分05秒63の大会新で2連覇&2冠 走幅跳とハンマー投も制す 大塚涼也がやり投65m51/IH北九州

◇インターハイ北九州地区大会(6月13日~16日/佐賀・SAGAスタジアム) 広島インターハイをかけた北九州地区大会の3日目が行われ、中村学園女(福岡)が女子3種目で制した。 広告の下にコンテンツが続きます なかでも80 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top