記念すべき第100回目の箱根駅伝に出場した23チームの、出走全230人にアンケートを実施。出走したすべての選手たちの声を刻みます!
【アンケート項目】
(1)大会を終えての感想、コースの攻略法など
(2)今だから話せる裏話
(3)監督車からの声掛けで心の残ったもの
(4)4年生から後輩たちへ/来年度への意気込み
●立大
総合14位(往路17位、復路14位) 11時間03分04秒
監督:原田昭夫
1区 林虎大朗(3年) 区間18位
(1)自分の走りは他の選手に比べて力自体が劣っていると感じました。ハイペースについていけなかった己の未熟さが情けないです。チームのおかげでシード権争いに絡むことができ、もっと自分が前で渡していればシード権も取れたと思っています。1区は六郷橋が1番きつかったです。上ってからの下りは勢いよく行けて、ラストも切り替えられました。スパートするタイミングを決めていたので、そこまでは諦めずに走り切れました。
(2)自分か馬場で1区か3区を迷っていたこと。学生で区間を決めていたので、調子が良いほうを使おうというかたちになっていました。
(3)六郷橋で前と少し差が開いて「そこつけ」と言われたことが印象に残っています。実際、その言葉で「つかないといけない」という考えになり、良かったなと思ったからです。
(4)来年度はシード権を取って卒業したいです。
2区 國安広人(2年) 区間20位
(1)チームに貢献できずに悔しい走りでした。チームとしてはシード権を獲得できなかったのは悔しいですが、昨年よりも順位を上げることができたのは良かったです。
権太坂とラスト3kmの戸塚の壁がポイント。
(2)マネージャーから貰ったミサンガをつけて走りました。
(3)「落ち着いて自分のペースで行こう」
(4)全日本大学駅伝出場と箱根駅伝シード権獲得を目指して頑張ります。
3区 馬場賢人(2年) 区間8位
(1)区間8位はびっくりしました。シード権は取れませんでしたが、シード権争いができたことがとても楽しかったです。前半が下りなので、攻めの姿勢で良いリズムで入っていけました。
(2)なし
(3)「今、区間ひとケタだぞ!」
(4)シード権を取れるように頑張ります。
4区 中山凜斗(4年) 区間10位
(1)個人も、チームも、もっと上を目指したかったというのが本音です。最後にキツめの登坂があるので、そこまで力を溜めておく予定だったのですが、突っ込んで追いつくしかなかったので、後半寒さもあって止まってしまいました。
(2)当日変更で周りから応援メッセージが来ないので、インスタで「走ります」とストーリーを出すか葛藤した
(3)「区間5番だ」
(4)シード権を残してあげられず申し訳ない。来年は頑張ってください。
5区 山本羅生(3年) 区間14位
(1)個人としても、チームとしても、あとひとつという結果で悔しかったです。ただ、学生主体で向かっていくことで得た経験が多かったので、来年に生かしたいと思います。宮ノ下からユネッサンまでの走りがポイントです。
(2)5区の出走が決まったのが2週間前だったため、下見をほぼしていません。
(3)「ラスト頼むぞ」
(4)来年はシード取ります
6区 原田颯大(1年) 区間11位
(1)チームとして、昨年よりも順位は上げることはできたものの、個人個人で見ると普段の走りができていない選手もいたと思うので、課題が見えた大会となりました。最初の上りは走力でカバーする。
(2)前日緊張してなかなか寝れなかったこと。
(3)「ここからラスト3kmがんばるぞ」気持ちを切り替えて走れたから
(4)来年6区を走ってリベンジする
7区 吉屋佑晟(2年) 区間19位
(1)個人結果については、満足いくものではありませんでした。事前合宿では好調でしたが、ピークアウトしてしまいました。そこを含めて実力不足でした。チームとしては、シード権獲得こそ達成できませんでしたが、良かったと思います。後半のアップダウンがきつかった。攻略法としては、前半に余裕を持って入ることだと思います。
(2)本番の1週間ほど前から調子が落ちている感覚でした。
(3)最初の入りを速く入り過ぎるなと言われました。理由としては、自分が思ったより10秒ほど速く入ってしまっていたからです。
(4)来年は絶対に区間ひとケタ順位で走り、シード権も取ります。
8区 稲塚大祐(3年) 区間11位
(1)前を追いかける展開の中で、自分の役割は最低限果たせたと感じています。チームとしては、昨年よりは成長したという実感とともに、チーム全体でまだまだ力不足だと感じました。15km以降が想定していたよりもきつかったです。そのため、予定のペースで刻むことはできませんでしたが、最低限のペースは守ることで乗り切りました。
(2)アップ後の監督との確認電話の際、緊張し過ぎて内容がほとんど入ってきませんでした。
(3)「自信を持って前を追っていこう」
(4)この舞台に来年帰ってきて、前回・今回と達成できなかったシード権獲得の目標を達成します。
9区 安藤圭佑(3年) 区間18位
(1)力不足で、チームの足を引っ張るかたちとなってしまったのがすごく悔しいです。権太坂の上りをいかに楽に上り、下りでペースを作れるか。
(2)友達が中継所に応援に来てくれました。
(3)「みんながつないできた襷を持っているんだから、手を抜くようなマネはするなよ」
(4)箱根駅伝でシード権を取ります。
10区 関口絢太(4年) 区間3位
(1)まずは個人として出場することができて良かったです。10区という役割を与えてもらったチームメイトには感謝しかありません。残り5kmがきつかったです。
(2)ラスト200mの総監督からの声がけは何て言ってるのか聞き取れませんでした。
(3)「絞れ絞れ絞れ」
(4)自分のため、チームのために、より熱心に競技に打ち込んでほしいです。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.05.14
-
2024.05.13
2024.05.11
棒高跳・小林美月が4m00で連覇!「雰囲気で楽しみながらできた」/関東IC
2024.05.09
【大会結果】第103回関東インカレ(2024年5月9日~12日)
-
2024.05.10
-
2024.05.09
-
2024.04.26
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.05.14
台湾オープンに飯塚翔太、赤松諒一、秦澄美鈴らがエントリー! 6月1日、2日に台北で開催/WAコンチネンタルツアー
台湾陸連は5月14日までに、台湾オープン(6月1日~2日・台北)のエントリー選手を発表した。 大会はWAコンチネンタルツアー・ブロンズにも指定され日本からの多くの選手が登録。昨年のブダペスト世界選手権代表では男子走高跳8 […]
2024.05.14
北海道IH200m4位の若菜敬が準決勝で20秒97の大会新 110mH黒岩海翔14秒36で快勝 宮澤亜実は4種目制覇/IH栃木県大会
7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 栃木県大会は5月10日~13日の4日間、カンセキスタジアムとちぎで行われた。 広告の下にコ […]
2024.05.14
1年生・菅野翔唯 男子100m制覇 800m山鹿快琉は大会新V 小館なみえが女子投てき3冠/IH群馬県大会
7月から8月にかけて行われる福岡インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 群馬県大会は5月10日~13日の4日間、正田醤油スタジアム群馬(群馬県立敷島公園陸上競技場 […]
2024.05.14
400mH筒江海斗、110mH石川周平、100mH福部真子らがセイコーGGPにエントリー!
日本陸連は5月14日、セイコーゴールデングランプリ2024(5月19日/東京・国立競技場)のハードル種目の追加出場選手を発表した。 男子400mハードルでは12日の木南記念でパリ五輪標準記録を突破する48秒58の大会新で […]
2024.05.14
【Close-up】山本有真(積水化学)/日本女子長距離界のホープ 充実の社会人1年目を経て 「パリで再び世界と戦いたい」
大学時代は駅伝女王・名城大学のエースとして活躍した山本有真(積水化学)。昨年度は5000mを軸に日本代表を4回経験し、11月のクイーンズ駅伝でもチームの優勝に大きく貢献するなどフル回転で走り続けた。1年間のほとんどを足の […]
Latest Issue 最新号
2024年6月号 (5月14日発売)
別冊付録学生駅伝ガイド