HOME 駅伝、箱根駅伝

2024.01.04

箱根駅伝100回/青学大が10時間40分切りに肉薄!初11時間台は第36回の中大、10時間台突入は第70回の山梨学大
箱根駅伝100回/青学大が10時間40分切りに肉薄!初11時間台は第36回の中大、10時間台突入は第70回の山梨学大

青学大は3区・太田蒼生(左)が59分47秒で走るなど、各選手がハイペースで刻み、従来の大会記録を2分以上更新する10時間41分25秒をマークした

記念すべき第100回箱根駅伝が1月2日の往路、3日の復路で幕を閉じた。100回大会までを含めたランキングを紹介していく。

今大会では青学大が10時間41分25秒の大会新記録で優勝した。2年前に同校が作った大会記録10時間43分42秒を2分17秒も更新するもの。

広告の下にコンテンツが続きます

コースや区間距離などの変更はあるが、総合記録の節目を見ていく。第1回(1920年)の東京高師の優勝タイムは15時間5分16秒となっている。舗装されていない道で、夜間は松明(たいまつ)を灯して走ったことでも知られている。2年後には初優勝の早大が14時間12分21秒と一気に記録を短縮した。

第9回(1928年)には明大が13時間54分56秒と、初めて14時間を破る。第14回大会では早大が12時間47分53秒をマーク。初めて12時間の壁を超えたのは第36回(1960年)の中大で、5区の横溝三郎、6区の作田誠一、7区の杉崎孝らを擁して11時間59分33秒で9度目の優勝を果たした。

第59回(1983年)には日体大が11時間10分を初めて切る11時間6分25秒で優勝。2区・大塚正美、6区・谷口浩美、10区・足立幸永ら往年の名ランナーが彩る。

そして、ついに11時間の壁を破ったのが第69回の山梨学大。2区のステファン・マヤカ、3区の中村祐二、10区の尾方剛らで、10時間59分13秒を叩き出した。一つ付け加えるとすれば、前年に早大が櫛部静二、渡辺康幸、花田勝彦、武井隆次らを擁して11時間3分34秒を叩き出したことが、スピード化に拍車をかけたこと。

次に10時間台をマークしたのは第87回(2011年)で、実に17年を要した。破ったのはやはり早大で、1区のルーキー・大迫傑が区間賞でスタートし、10時間59分51秒を叩き出した。

そして、スピード化新時代を作ったのは東洋大。山の神・柏原竜二らを筆頭に、翌年に10時間51分36秒と早大の大会記録を8分以上も更新した。圧倒的な選手層で台頭してきた青学大が第91回に10時間49分27秒と初めて10時間50分を破って初優勝。以降、今大会を含め4度も大会記録を塗り替えている。

記念すべき第100回箱根駅伝が1月2日の往路、3日の復路で幕を閉じた。100回大会までを含めたランキングを紹介していく。 今大会では青学大が10時間41分25秒の大会新記録で優勝した。2年前に同校が作った大会記録10時間43分42秒を2分17秒も更新するもの。 コースや区間距離などの変更はあるが、総合記録の節目を見ていく。第1回(1920年)の東京高師の優勝タイムは15時間5分16秒となっている。舗装されていない道で、夜間は松明(たいまつ)を灯して走ったことでも知られている。2年後には初優勝の早大が14時間12分21秒と一気に記録を短縮した。 第9回(1928年)には明大が13時間54分56秒と、初めて14時間を破る。第14回大会では早大が12時間47分53秒をマーク。初めて12時間の壁を超えたのは第36回(1960年)の中大で、5区の横溝三郎、6区の作田誠一、7区の杉崎孝らを擁して11時間59分33秒で9度目の優勝を果たした。 第59回(1983年)には日体大が11時間10分を初めて切る11時間6分25秒で優勝。2区・大塚正美、6区・谷口浩美、10区・足立幸永ら往年の名ランナーが彩る。 そして、ついに11時間の壁を破ったのが第69回の山梨学大。2区のステファン・マヤカ、3区の中村祐二、10区の尾方剛らで、10時間59分13秒を叩き出した。一つ付け加えるとすれば、前年に早大が櫛部静二、渡辺康幸、花田勝彦、武井隆次らを擁して11時間3分34秒を叩き出したことが、スピード化に拍車をかけたこと。 次に10時間台をマークしたのは第87回(2011年)で、実に17年を要した。破ったのはやはり早大で、1区のルーキー・大迫傑が区間賞でスタートし、10時間59分51秒を叩き出した。 そして、スピード化新時代を作ったのは東洋大。山の神・柏原竜二らを筆頭に、翌年に10時間51分36秒と早大の大会記録を8分以上も更新した。圧倒的な選手層で台頭してきた青学大が第91回に10時間49分27秒と初めて10時間50分を破って初優勝。以降、今大会を含め4度も大会記録を塗り替えている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.02.03

最後の箱根路/駒大4年生でただ一人往路に回った帰山侑大 3区歴代5位タイ「努力してここまでになった」

第102回箱根駅伝で力走した選手たちがいる。優勝を手にしたり、区間賞に輝いたりした選手以外にもそれぞれの思いを胸に、タスキをつないだ。最終学年として迎えた選手たちの“最後”の奮闘を紹介する。 副主将の健在がチームの支えに […]

NEWS コモディイイダに青学大・宇田川瞬矢が内定 箱根駅伝3度優勝 駿河台大・長田拓巳も入社

2026.02.03

コモディイイダに青学大・宇田川瞬矢が内定 箱根駅伝3度優勝 駿河台大・長田拓巳も入社

コモディイイダは、今春に長距離の宇田川瞬矢(青学大)と長田拓巳(駿河台大)がチームに加入することを発表した。 宇田川は埼玉県出身。東農大三高時代から1500mでインターハイ11位に入るなどスピードを武器に活躍し、5000 […]

NEWS SUBARU・口町亮が今年度限りで引退 15年全日本大学駅伝MVP 15日の青梅マラソンがラストレース

2026.02.02

SUBARU・口町亮が今年度限りで引退 15年全日本大学駅伝MVP 15日の青梅マラソンがラストレース

2月2日、SUBARUは所属する口町亮が今年度限りで現役を退くことを発表した。 口町は埼玉県出身の31歳。市立川口高(現・川口市立高)から本格的に陸上を始め、高校3年時には5000mと3000m障害の2種目でインターハイ […]

NEWS 最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

2026.02.02

最後の箱根路/早大・間瀬田純平 最後は“持ち場”離れるも「4年間箱根を走れて幸せだった」

第102回箱根駅伝で力走した選手たちがいる。優勝を手にしたり、区間賞に輝いたりした選手以外にもそれぞれの思いを胸に、タスキをつないだ。最終学年として迎えた選手たちの“最後”の奮闘を紹介する。 慣れ親しんだ“持ち場” 早大 […]

NEWS 大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待  エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

2026.02.02

大阪マラソン 平林清澄、細谷恭平らが招待 エリート枠に相澤晃、吉田響、横田俊吾ら 海外勢は前回Vアダンが登録

2月2日、大阪マラソン組織委員会が大阪マラソン2026(第14回大会/2月23日・大阪)のエントリー選手を発表した。 同大会の男子はMGCシリーズのG1大会、女子G2大会に指定されているほか、9月のアジア大会の代表選考会 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年2月号 (1月14日発売)

2026年2月号 (1月14日発売)

EKIDEN Review
第102回箱根駅伝
ニューイヤー駅伝
全国高校駅伝
全国中学校駅伝
富士山女子駅伝

page top