2023.10.23
年末に行われる全国高校駅伝(京都)の出場権を懸けた北海道高校駅伝が10月22日、滝川市の滝川西高校前発着の特設駅伝コースで行われ、男子(7区間42.195km)は札幌山の手が2時間6分19秒で5年連続14回目のV。女子(5区間21.0975km)は旭川龍谷が1時間12分51秒で8年連続11回目の優勝を果たした。
男子の札幌山の手は北海道栄とマッチレースを制した。1区(10km)こそ、強い追い風を受けて快走した北海道栄・雪田圭将(2年)に28分42秒で先手を取られたが。3区(8.1075km)のガユ サミュエル(1年)が23分31秒の区間賞で45秒差をひっくり返し、2位からトップへ浮上。4区(8.0875km)では23分21秒と好走した北海道栄・鼻野木悠翔(3年)に再び逆転を許したが、札幌山の手は5区(3km)の秋元斡(3年)が4秒差まで詰めると、6区(5km)の大杉亮太朗(3年)が逆転。7区(5km)の三浦清史(2年)はリードを広げた。チームは地区代表を含めて5年連続15回目の全国切符。秋元、大杉、三浦はいずれも区間賞だった。
女子の旭川龍谷は1区(6km)で中野芽衣(3年)が20分08秒で2位に14秒差をつけてトップ中継すると、2区(4.0975km)の益塚稀(3年)、3区(3km)の丸山琴音(3年) 、4区(3km)の合田安伽梨(1年)、5区(5km)の本田愛咲緋(3年)もリードを拡大。オール区間賞で後続を突き放し、地区代表を含めて12年連続12回目の都大路行きを決めた。続いて、2位には1時間15分43秒で札幌創成が入り、地区代表としてうれしい初の全国大会出場を決めた。
全国大会は12月24日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。記念大会となる女子は都道府県代表に加え、地区代表も出場する。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.12
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.12
國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」
ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]
2025.12.12
全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望
第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]
2025.12.12
豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新
12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]
2025.12.12
箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」
第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025