HOME 海外

2023.10.02

女子1マイルでブダペスト世界陸上1500m銀のウェルテジが世界新 男子1マイルはケスラーがV ジェプチルチル女子ハーフ優勝/世界ロードランニング選手権
女子1マイルでブダペスト世界陸上1500m銀のウェルテジが世界新 男子1マイルはケスラーがV ジェプチルチル女子ハーフ優勝/世界ロードランニング選手権

ウェルテジ(エチオピア、中央)

初開催となる世界ロードランニング選手権が10月1日、ラトビア・リガで開催され、男女それぞれの1マイル、5km、ハーフマラソンの6種目が実施された。

女子1マイルでは、ブダペスト世界選手権1500m銀メダルのD.ウェルテジ(エチオピア)が世界新の4分20秒98で優勝した。F.ハイル(エチオピア)が4分23秒06で2位、今季1500mと5000mで世界記録を樹立し、ブダペスト世界選手権でも両種目で金メダルを獲得したF.キピエゴン(ケニア)は4分24秒13で3位だった。男子1マイルは20歳のH.ケスラー(米国)が世界新の3分56秒13で優勝している。

男子5kmは、13年モスクワ世界選手権銀メダルのH.ゲブルヒウェト(エチオピア)が12分59秒で、女子5kmはオレゴン世界選手権5000m銀メダルのB.チェベト(ケニア)が14分35秒でそれぞれ勝った。

男子ハーフマラソンは、S.K.サウェ(ケニア)が59分10秒で制覇。女子ハーフマラソンは、東京五輪マラソン金メダルのP.ジェプチルチル(ケニア)が1時間07分25秒で優勝し、この大会の前身だった世界ハーフマラソン選手権の2度の優勝(16年、20年)に続いて、3度目のチャンピオンとなった。

ハーフマラソンの国別対抗では、女子・男子ともにケニアが優勝し、エチオピアが2位に続いた。3位は女子は英国、男子は南アフリカだった。

次回は25年に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される。

広告の下にコンテンツが続きます
初開催となる世界ロードランニング選手権が10月1日、ラトビア・リガで開催され、男女それぞれの1マイル、5km、ハーフマラソンの6種目が実施された。 女子1マイルでは、ブダペスト世界選手権1500m銀メダルのD.ウェルテジ(エチオピア)が世界新の4分20秒98で優勝した。F.ハイル(エチオピア)が4分23秒06で2位、今季1500mと5000mで世界記録を樹立し、ブダペスト世界選手権でも両種目で金メダルを獲得したF.キピエゴン(ケニア)は4分24秒13で3位だった。男子1マイルは20歳のH.ケスラー(米国)が世界新の3分56秒13で優勝している。 男子5kmは、13年モスクワ世界選手権銀メダルのH.ゲブルヒウェト(エチオピア)が12分59秒で、女子5kmはオレゴン世界選手権5000m銀メダルのB.チェベト(ケニア)が14分35秒でそれぞれ勝った。 男子ハーフマラソンは、S.K.サウェ(ケニア)が59分10秒で制覇。女子ハーフマラソンは、東京五輪マラソン金メダルのP.ジェプチルチル(ケニア)が1時間07分25秒で優勝し、この大会の前身だった世界ハーフマラソン選手権の2度の優勝(16年、20年)に続いて、3度目のチャンピオンとなった。 ハーフマラソンの国別対抗では、女子・男子ともにケニアが優勝し、エチオピアが2位に続いた。3位は女子は英国、男子は南アフリカだった。 次回は25年に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.27

新妻遼己、東琉空、小松美咲らが連勝! 日本勢は9種目で1位/日韓中ジュニア交流競技会

◇第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25・27日/中国・内モンゴル自治区)2日目 各国の高校生世代が集う「日・韓・中ジュニア交流競技会」が行われ、男子1500mでは新妻遼己(西脇工3兵庫)が3分49秒03で優勝。 […]

NEWS ウサイン・ボルト氏の減失事件 ジャマイカの資産管理会社から返金へ 元従業員の不正行為で約16億円減失

2025.08.27

ウサイン・ボルト氏の減失事件 ジャマイカの資産管理会社から返金へ 元従業員の不正行為で約16億円減失

男子100m・200mの世界記録保持者のウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)の資産減失の事件に関して、ジャマイカの資産管理会社Stocks & Securities Limited(SSL)社から返金が行われること […]

NEWS 800mU18世界最高記録・ルッケンハウスがナイキとプロ契約 全米選手権2位の16歳

2025.08.27

800mU18世界最高記録・ルッケンハウスがナイキとプロ契約 全米選手権2位の16歳

男子800mでU18世界歴代最高記録を今年マークしたC.ルッケンハウス(米国)がナイキとプロ契約を結んだことがわかった。 ルッケンハウスは2008年生まれの16歳。今月の全米選手権決勝でU18世界最高、U20世界歴代2位 […]

NEWS 東京世界陸上のオランダ代表発表 400mHのボルら順当選出もハッサンは不参加か

2025.08.27

東京世界陸上のオランダ代表発表 400mHのボルら順当選出もハッサンは不参加か

9月に開催される東京世界選手権の暫定的なオランダ代表が発表された。 女子400mハードルのディフェンディングチャンピオンで、世界歴代2位の50秒95を持つF.ボルが選出。女子100mハードルではN.フィッサーが選ばれた。 […]

NEWS パリ五輪十種競技金のロート、東京五輪競歩金のスタノらが東京世界陸上欠場 100mオマニャラはケガからの復帰を目指す

2025.08.27

パリ五輪十種競技金のロート、東京五輪競歩金のスタノらが東京世界陸上欠場 100mオマニャラはケガからの復帰を目指す

9月に開催される東京世界選手権へ向け、複数の有力選手が出場見送りを発表している。 パリ五輪男子十種競技金メダリストのM.ロート(ノルウェー)が、棒高跳の練習中にマット外へ落下し、肘と膝を負傷したことを自身のSNSで公表。 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top