◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)
ブダペスト世界陸上の男子マラソン代表3選手が会見に登壇した。
東京マラソンで2時間5分59秒をマークし、初の世界選手権をつかんだ其田健也(JR東日本)。「5月から走り込みを始めて、いつもより1ヵ月くらい走り込みをした」と脚作りをしてきた。
現地入りしてからは「思ったより暑い印象」とし、「(スタートの)7時は涼しいですが、どんどんと暑くなりそう。給水の取り方などに気をつけていきたい」と言う。
英雄広場を発着点にドナウ川に向かって進む周回コース。「直線が長いので精神的に長く感じてしまう」と印象を明かし、「橋やトンネルのアップダウンで力を使わず温存したい」とイメージする。
今大会の目標に「入賞」を掲げる其田。青森山田高・駒大の後輩でもある田澤廉(トヨタ自動車)の10000mを観戦したそうで「刺激になったし、負けられない」と気持ちが入った。
自身の強みは「安定感」。18年に初マラソンを踏んでから、20~23年と着実に自己ベストを更新している強さがある。「行くところ、引くところ判断して、ケニア勢に食らいつきたい」。
「緊張より楽しみのほうが大きい」という30歳で初代表をつかんだ其田が、初入賞に向かって突き進む。
男子マラソンは大会最終日、27日の日本時間14時にスタートする。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.04.30
新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!
-
2025.04.29
-
2025.04.29
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
2025.04.28
100mH田中佑美が国内初戦「ここから毎週のように緊張する」/織田記念
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.04.30
新しい形の競技会「THE GAME」が9月14日 大阪・万博記念競技場で開催決定!
「陸上競技の魅力を最大限に引き出し、観客と選手の双方にとって忘れられない体験を」をコンセプトに、三重県で開催されてきた『THE GAME』。今年は会場を大阪府。万博記念競技場を移して、9月14日に行われることが決まった。 […]
2025.04.30
中村宏之氏が79歳で死去 福島千里、寺田明日香、伊藤佳奈恵ら女子短距離日本記録保持者を育成
女子短距離で数々のトップ選手を育成した北海道ハイテクアスリートクラブ前監督の中村宏之氏が4月29日に逝去した。享年79。 中村氏は1945年6月9日生まれ。北海道・札幌東高,日体大で三段跳、走幅跳選手として活躍し、卒業後 […]
2025.04.30
女子七種競技・アラウホが今季世界最高6396点で優勝 男子100mはバルディが9秒99/南米選手権
4月25日から27日まで、アルゼンチンのマル・デル・プラタで南米選手権が開催され、女子七種競技ではM.アラウホ(コロンビア)が6396点(13秒13、1m73、13m55、24秒43/6m55、47m62、2分17秒38 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)