HOME 国内、大学

2023.08.05

男子200mで西裕大が銀メダル! 8位稲毛碧と早大勢がW入賞 110mH豊田兼は予選で日本歴代6位の13秒29/ユニバ
男子200mで西裕大が銀メダル! 8位稲毛碧と早大勢がW入賞 110mH豊田兼は予選で日本歴代6位の13秒29/ユニバ

ワールドユニバーシティーゲームズ男子200mで銀メダルを獲得した西裕大

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)4日目

ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技4日目が行われ、男子200mで西裕大(早大)が20秒46(+0.5)で銀メダルを獲得した。

前日の予選を20秒85(-0.1)の3着で通過していた西は、準決勝で20秒43(+0.9)の大幅自己新の1着で決勝に進出。8レーンに入った決勝では序盤のコーナーこそ4番手での通過となったが、直線に入ってから追い込みを見せ、東京五輪代表の嚴海濱(中国)や100mで10秒25のベストを持つA.ブルゴハイン(インド)をかわしてフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

西は埼玉・栄東高時代はインターハイ200mに出場し、準決勝にまで進んだ。1年の浪人生活を経て早大に入学し、2年時の関東学生新人で20秒76をマークして頭角を現していた。今季は4月の日本学生個人選手権で鵜澤飛羽(筑波大)を抑えて優勝。5月には静岡国際で20秒58の自己ベスト、関東インカレでも1位に輝いている。

進境著しい若手スプリンターだが、競技は大学までで退く意向を示している。4月には「ラストシーズンなので狙えるものはすべて狙いたい」と意気込んでいたが、最初で最後の世界大会で大きな足跡を残した。

また、同じく決勝に進出していた稲毛碧(早大)が21秒10で8位に入り、早大勢がダブル入賞を果たしている。

このほか、午前中に行われた男子110mハードル予選で豊田兼(慶大)が日本歴代6位となる13秒29(+1.1)の好タイムをマークして決勝に進出。同種目では宮﨑匠(中大)も予選を突破した。男子やり投の巖優作(筑波大)と鈴木凜(九州共立大)、同5000mの安原太陽(駒大)、石原翔太郎(東海大)も決勝へと駒を進めている。

ワールドユニバーシティーゲームズの陸上競技は6日まで行われる。

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)4日目 ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技4日目が行われ、男子200mで西裕大(早大)が20秒46(+0.5)で銀メダルを獲得した。 前日の予選を20秒85(-0.1)の3着で通過していた西は、準決勝で20秒43(+0.9)の大幅自己新の1着で決勝に進出。8レーンに入った決勝では序盤のコーナーこそ4番手での通過となったが、直線に入ってから追い込みを見せ、東京五輪代表の嚴海濱(中国)や100mで10秒25のベストを持つA.ブルゴハイン(インド)をかわしてフィニッシュした。 西は埼玉・栄東高時代はインターハイ200mに出場し、準決勝にまで進んだ。1年の浪人生活を経て早大に入学し、2年時の関東学生新人で20秒76をマークして頭角を現していた。今季は4月の日本学生個人選手権で鵜澤飛羽(筑波大)を抑えて優勝。5月には静岡国際で20秒58の自己ベスト、関東インカレでも1位に輝いている。 進境著しい若手スプリンターだが、競技は大学までで退く意向を示している。4月には「ラストシーズンなので狙えるものはすべて狙いたい」と意気込んでいたが、最初で最後の世界大会で大きな足跡を残した。 また、同じく決勝に進出していた稲毛碧(早大)が21秒10で8位に入り、早大勢がダブル入賞を果たしている。 このほか、午前中に行われた男子110mハードル予選で豊田兼(慶大)が日本歴代6位となる13秒29(+1.1)の好タイムをマークして決勝に進出。同種目では宮﨑匠(中大)も予選を突破した。男子やり投の巖優作(筑波大)と鈴木凜(九州共立大)、同5000mの安原太陽(駒大)、石原翔太郎(東海大)も決勝へと駒を進めている。 ワールドユニバーシティーゲームズの陸上競技は6日まで行われる。

男子110mH日本歴代10傑

13.04 -0.9 泉谷 駿介(住友電工)       2023. 6. 4 13.10 0.6 高山 峻野(ゼンリン)       2022. 8. 6 13.16 1.7 金井 大旺(ミズノ)        2021. 4.29 13.18 0.9 村竹ラシッド(順大4)       2023. 7.29 13.20 0.9 野本 周成(愛媛陸協)       2023. 7.29 13.29 1.1 豊田  兼(慶大3)        2023. 8. 4 13.33 0.9 横地 大雅(TeamSSP)        2023. 7.29 13.36 0.3 石川 周平(富士通)        2023. 5.21 13.39 1.5 谷川  聡(ミズノ)        2004. 8.24 13.40 0.0 増野 元太(ヤマダ電機)      2017. 6.24

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top