HOME 国内、日本代表

2023.07.14

女子3000m障害の吉村玲美がスパート争い制して銅メダル 「2000mまでレースを作れた」/アジア選手権
女子3000m障害の吉村玲美がスパート争い制して銅メダル 「2000mまでレースを作れた」/アジア選手権

23年アジア選手権女子3000m障害で3位に入った吉村玲美

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目

アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、女子3000m障害では日本選手権覇者の吉村玲美(クレーマーTC)が9分48秒48で銅メダルを獲得した。

「強い選手がいるのはわかっていたので、最低限、表彰台と思っていた」と吉村。序盤から積極的にレースを引っ張り、後半までメダルラインの位置をしっかりとキープする。

広告の下にコンテンツが続きます

最後の直線ではプリティ(インド)と「まるで短距離みたいな」スパート勝負に競り勝ち、3位をつかみ取った。セカンドベストをマークしてのメダル獲得に、「良い時は、自分でレースを作れるとき。今日も2000mまでは自分で作ることができた」と胸を張る。

この春に大東大を卒業し、所属先とプロ契約。母校を拠点に、この種目で世界を目指す決意だ。6月の日本選手権でも4年ぶり2回目の優勝を飾り、ワールドランキングでの3大会連続出場の可能性を残す。

「ダメなら秋に備えて学生と合宿します」と言いつつ、吉報を待つ。

◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)3日目 アジア選手権の3日目午後セッションが行われ、女子3000m障害では日本選手権覇者の吉村玲美(クレーマーTC)が9分48秒48で銅メダルを獲得した。 「強い選手がいるのはわかっていたので、最低限、表彰台と思っていた」と吉村。序盤から積極的にレースを引っ張り、後半までメダルラインの位置をしっかりとキープする。 最後の直線ではプリティ(インド)と「まるで短距離みたいな」スパート勝負に競り勝ち、3位をつかみ取った。セカンドベストをマークしてのメダル獲得に、「良い時は、自分でレースを作れるとき。今日も2000mまでは自分で作ることができた」と胸を張る。 この春に大東大を卒業し、所属先とプロ契約。母校を拠点に、この種目で世界を目指す決意だ。6月の日本選手権でも4年ぶり2回目の優勝を飾り、ワールドランキングでの3大会連続出場の可能性を残す。 「ダメなら秋に備えて学生と合宿します」と言いつつ、吉報を待つ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.21

飯塚翔太が「世界新」東京世界陸上を沸かせた代表選手たちがTBS『スポ男』で身体能力を披露

TBSの『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』が12月21日に放送され、東京世界選手権代表選手が多数出場して番組を盛り上げた。 ビーチフラッグスやモンスターボックス(跳び箱)など、身体能力を生かすさまざまな種目で、運動神 […]

NEWS 今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

2025.12.21

今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

第139回関東10マイルロードレースが12月21日に行われ、一般・学生男子10マイルは、今井悠貴(順大2)が47分38秒で優勝した。 今井は前橋育英高出身。11月に10000mで29分03秒33の自己新を出しているが、箱 […]

NEWS 大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

2025.12.21

大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

大東大の男子長距離ブロックが26年度の推薦入学試験合格者を発表した。 この日行われた全国高校駅伝で2位に入った仙台育英(宮城)から、アンカー7区を務め区間賞を獲得した若林司が加入。5000mでは13分51秒30のベストを […]

NEWS “史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

“史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 早大2026年度入部予定者をチェック! 全国高校駅伝の男子が行われ、1区(10km)は学法石川(福島)・増子陽太(3年 […]

NEWS 部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、学法石川(福島)が2時間0分36秒の高校最高記録で初優勝を飾った。鳥取城北(鳥取)は県最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top