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2023.05.29

男子800m増子風希が29年ぶり大会新!女子5000m競歩で久家すずかが連覇達成/IH福島県大会
男子800m増子風希が29年ぶり大会新!女子5000m競歩で久家すずかが連覇達成/IH福島県大会

男子800mで1分52秒04をマークし、29年ぶりに大会記録を更新した増子風希(学法石川3)

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。

福島県大会は5月24日~27日の4日間、とうほう・みんなのスタジアム(県営あづま競技場)で行われ、男女で3つの大会新記録が生まれた。

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男子800mは増子風希(学法石川3)が1分52秒04、29年ぶりに大会記録を0.10秒更新して連覇達成。2位の大石崇貴(いわき秀英3)も1分52秒47と従来の大会記録に肉薄するタイムを出した。増子は1500mでも3分59秒74で2位に入っている。

女子5000m競歩では24分01秒28で昨年のインターハイ6位入賞の久家すずか(会津学鳳3)が圧勝。2位以下に3分近い大差をつける24分01秒28で、前回自身が作った大会記録を約12秒更新して連覇を達成した。

男子100mは菅野凌平(いわき光洋3)が向かい風ながら10秒57(-0.9)と大会記録(10秒55)に迫る好タイムで制覇。200mも21秒45(+0.9)でトップに立ち、2冠を達成した。

強い追い風が吹いた男子走幅跳は7m58(+6.3)で君島凪冴(日大東北2)が優勝を飾った。最終跳躍で参考記録ながら大会記録(7m42)を上回る跳躍を見せての逆転優勝。先輩で昨年インターハイ8位の曲山純平(3年)は7m36(+8.4)の2位となったものの、有効試技をすべて7m台でまとめた。曲山は男子三段跳で大会記録(14m98)に迫る14m83(+1.1)と圧勝している。

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女子100mでは谷口紗菜(福島成蹊3)が11秒96(+1.0)と争いを制して大会新で優勝。2位の成田朱里(郡山3)が12秒01、3位の陣野莉心(日大東北2)も12秒03とこれまでの大会記録(12秒00)に追った。谷口は200mでも24秒95(+0.5)と2冠を達成し、4×100mリレー(2走)は48秒32で2位に入っている。

学校対抗は男女ともに日大東北が得点を重ね、男子116.5点、女子83点で優勝を飾った。

東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

8月の北海道インターハイに向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。 福島県大会は5月24日~27日の4日間、とうほう・みんなのスタジアム(県営あづま競技場)で行われ、男女で3つの大会新記録が生まれた。 男子800mは増子風希(学法石川3)が1分52秒04、29年ぶりに大会記録を0.10秒更新して連覇達成。2位の大石崇貴(いわき秀英3)も1分52秒47と従来の大会記録に肉薄するタイムを出した。増子は1500mでも3分59秒74で2位に入っている。 女子5000m競歩では24分01秒28で昨年のインターハイ6位入賞の久家すずか(会津学鳳3)が圧勝。2位以下に3分近い大差をつける24分01秒28で、前回自身が作った大会記録を約12秒更新して連覇を達成した。 男子100mは菅野凌平(いわき光洋3)が向かい風ながら10秒57(-0.9)と大会記録(10秒55)に迫る好タイムで制覇。200mも21秒45(+0.9)でトップに立ち、2冠を達成した。 強い追い風が吹いた男子走幅跳は7m58(+6.3)で君島凪冴(日大東北2)が優勝を飾った。最終跳躍で参考記録ながら大会記録(7m42)を上回る跳躍を見せての逆転優勝。先輩で昨年インターハイ8位の曲山純平(3年)は7m36(+8.4)の2位となったものの、有効試技をすべて7m台でまとめた。曲山は男子三段跳で大会記録(14m98)に迫る14m83(+1.1)と圧勝している。 女子100mでは谷口紗菜(福島成蹊3)が11秒96(+1.0)と争いを制して大会新で優勝。2位の成田朱里(郡山3)が12秒01、3位の陣野莉心(日大東北2)も12秒03とこれまでの大会記録(12秒00)に追った。谷口は200mでも24秒95(+0.5)と2冠を達成し、4×100mリレー(2走)は48秒32で2位に入っている。 学校対抗は男女ともに日大東北が得点を重ね、男子116.5点、女子83点で優勝を飾った。 東北大会は6月15日から4日間、山形県のNDソフトスタジアム山形で行われ、全国大会の北海道インターハイは8月2日から6日に札幌市の厚別公園競技場で開催される。

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