HOME 国内、大学

2023.04.15

成都ワールドユニバーシティゲームズ代表選手はワクチン接種が必須に 行動制限のない大会運営に向けJOCが通達

日本学生陸上競技連合は14日、今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ユニバーシアードから名称変更)において、代表選手は新型コロナのワクチン接種が必須になることを発表した。

中国・成都で行われるワールドユニバーシティゲームズは、当初21年に実施予定だったが、コロナ禍による2度の延期を経て4年ぶりに開催される。

中国では22年の北京冬季五輪で、新型コロナのワクチン接種をしていない選手に対して、中国国内で3週間の隔離期間を設けることで特別に参加を認めていた。

広告の下にコンテンツが続きます

しかし、ユニバーシティゲームズ大会組織委員会が行動制限のない大会運営を予定していることから、現時点で中国入国に必要なビザ取得のために義務づけられている2回以上のワクチン接種が必須に。これを受けて、日本オリンピック委員会(JOC)が各競技団体に向けて通達を行った。

初回、および2回目のワクチン接種は、現在主流となっているオミクロン株対応ワクチンではなく従来株用のワクチン接種となるため、接種予約に時間もかかることが予想されている。そのため、日本学生陸上競技連合は、まだ1度も接種を受けていない選手に対して、至急対応するように求めることを発表した。

4月21日から23日に開催される日本学生個人選手権がワールドユニバーシティゲームズの代表選手選考会となっているが、ワクチン未接種で今後も接種を希望しない選手は選考対象外になるという。

日本学生陸上競技連合は14日、今夏のワールドユニバーシティゲームズ(ユニバーシアードから名称変更)において、代表選手は新型コロナのワクチン接種が必須になることを発表した。 中国・成都で行われるワールドユニバーシティゲームズは、当初21年に実施予定だったが、コロナ禍による2度の延期を経て4年ぶりに開催される。 中国では22年の北京冬季五輪で、新型コロナのワクチン接種をしていない選手に対して、中国国内で3週間の隔離期間を設けることで特別に参加を認めていた。 しかし、ユニバーシティゲームズ大会組織委員会が行動制限のない大会運営を予定していることから、現時点で中国入国に必要なビザ取得のために義務づけられている2回以上のワクチン接種が必須に。これを受けて、日本オリンピック委員会(JOC)が各競技団体に向けて通達を行った。 初回、および2回目のワクチン接種は、現在主流となっているオミクロン株対応ワクチンではなく従来株用のワクチン接種となるため、接種予約に時間もかかることが予想されている。そのため、日本学生陸上競技連合は、まだ1度も接種を受けていない選手に対して、至急対応するように求めることを発表した。 4月21日から23日に開催される日本学生個人選手権がワールドユニバーシティゲームズの代表選手選考会となっているが、ワクチン未接種で今後も接種を希望しない選手は選考対象外になるという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.21

飯塚翔太が「世界新」東京世界陸上を沸かせた代表選手たちがTBS『スポ男』で身体能力を披露

TBSの『最強スポーツ男子頂上決戦2025冬』が12月21日に放送され、東京世界選手権代表選手が多数出場して番組を盛り上げた。 ビーチフラッグスやモンスターボックス(跳び箱)など、身体能力を生かすさまざまな種目で、運動神 […]

NEWS 今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

2025.12.21

今井悠貴がV 順大勢が上位で力示す 2位に明大の井上が入る/関東10マイル

第139回関東10マイルロードレースが12月21日に行われ、一般・学生男子10マイルは、今井悠貴(順大2)が47分38秒で優勝した。 今井は前橋育英高出身。11月に10000mで29分03秒33の自己新を出しているが、箱 […]

NEWS 大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

2025.12.21

大東大に13分51秒30で若林司ら都大路区間賞2人、豊川・嶋岡希ら10人合格!古豪復活へ有望そろう

大東大の男子長距離ブロックが26年度の推薦入学試験合格者を発表した。 この日行われた全国高校駅伝で2位に入った仙台育英(宮城)から、アンカー7区を務め区間賞を獲得した若林司が加入。5000mでは13分51秒30のベストを […]

NEWS “史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

“史上最速”の1区は学法石川・増子陽太が28分20秒!「自分の役目を果たせた」 新妻、本田とともに早大へ/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 早大2026年度入部予定者をチェック! 全国高校駅伝の男子が行われ、1区(10km)は学法石川(福島)・増子陽太(3年 […]

NEWS 部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

2025.12.21

部員全員で戦った鳥取城北は初入賞の4位 「タスキリレーができてうれしかった」/全国高校駅伝・男子

◇全国高校駅伝・男子(12月21日/京都・京都市たけびしスタジアム京都発着:7区間42.195km) 全国高校駅伝の男子が行われ、学法石川(福島)が2時間0分36秒の高校最高記録で初優勝を飾った。鳥取城北(鳥取)は県最高 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top