HOME 国内、大学

2023.04.04

順大・吉岡大翔「伝統を引き継いでいきたい」IH2冠の大野聖登、400mV冨永湧平らと入学式
順大・吉岡大翔「伝統を引き継いでいきたい」IH2冠の大野聖登、400mV冨永湧平らと入学式

順大の入学式に出席した吉岡大翔

順大の入学式が4月4日に都内で開かれ、強力ルーキーたちが出席。大学生として新たなスタートを切った。

男子5000mで13分22秒99の高校記録を持つ吉岡大翔(長野・佐久長聖高)は、すでに寮生活や練習合流はしているものの、改めて「大学生活が始まるんだなとワクワクしています」と初々しいスーツ姿で笑顔を見せる。

広告の下にコンテンツが続きます

日本インカレで男子総合優勝30回、箱根駅伝の総合優勝11回を誇る名門。「伝統ある大学の一員になれてうれしく思います。その伝統を引き継いでいきたいです」と意気込みを語る。

長距離ブロックには昨年のインターハイ800m、1500m2冠の大野聖登(秋田工高)、800mで1分47秒69(高校歴代2位)を持つ後田築(長崎・創成館高)といった力のあるランナーがそろう。

「頼もしい同期で、実際に練習でも自分よりも距離を走っていたり、スピードのある選手とはレベルも違ったりするので見習っていきたいです」

今季はブダペスト世界選手権出場を最大目標にしつつ、「ワールドランキングのポイント獲得など、代表を目指す過程として、一つひとつの大会を経験していきたいです」と言う。順大のユニフォームをまとう初戦は今週末の金栗記念となる予定だ。

広告の下にコンテンツが続きます

大野は前半シーズンを1500mに注力した後に「駅伝に挑戦するために距離を延ばしていきたい」と言い、「種目は違いますが三浦龍司さんのようになりたい」と大先輩を目標にしていく。

長距離ブロック以外にも、男子400mで昨年のインターハイを制している冨永湧平(東福岡高)や、男子10000m競歩U20世界選手権代表の下池翔太郎(鹿児島工高)など有力選手が多数入学。冨永は「不安もありますが楽しみのほうが大きいです。今年は46秒台を安定して出せるように頑張ります」と目標を語った。

順大の入学式が4月4日に都内で開かれ、強力ルーキーたちが出席。大学生として新たなスタートを切った。 男子5000mで13分22秒99の高校記録を持つ吉岡大翔(長野・佐久長聖高)は、すでに寮生活や練習合流はしているものの、改めて「大学生活が始まるんだなとワクワクしています」と初々しいスーツ姿で笑顔を見せる。 日本インカレで男子総合優勝30回、箱根駅伝の総合優勝11回を誇る名門。「伝統ある大学の一員になれてうれしく思います。その伝統を引き継いでいきたいです」と意気込みを語る。 長距離ブロックには昨年のインターハイ800m、1500m2冠の大野聖登(秋田工高)、800mで1分47秒69(高校歴代2位)を持つ後田築(長崎・創成館高)といった力のあるランナーがそろう。 「頼もしい同期で、実際に練習でも自分よりも距離を走っていたり、スピードのある選手とはレベルも違ったりするので見習っていきたいです」 今季はブダペスト世界選手権出場を最大目標にしつつ、「ワールドランキングのポイント獲得など、代表を目指す過程として、一つひとつの大会を経験していきたいです」と言う。順大のユニフォームをまとう初戦は今週末の金栗記念となる予定だ。 大野は前半シーズンを1500mに注力した後に「駅伝に挑戦するために距離を延ばしていきたい」と言い、「種目は違いますが三浦龍司さんのようになりたい」と大先輩を目標にしていく。 長距離ブロック以外にも、男子400mで昨年のインターハイを制している冨永湧平(東福岡高)や、男子10000m競歩U20世界選手権代表の下池翔太郎(鹿児島工高)など有力選手が多数入学。冨永は「不安もありますが楽しみのほうが大きいです。今年は46秒台を安定して出せるように頑張ります」と目標を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.15

青学大・塩出翔太が10000m28分55秒81の自己新!800mは金子1分46秒59、日本インカレ400m2連覇の田邉1分48秒16/日体大長距離競技会

第322回日本体育大学長距離競技会兼第16回NITTAIDAI Challenge Games(NDG)の1日目が6月14日に行われ、雨のなか、各組で好レースが繰り広げられた。 男子10000mでは2組で1着(28分53 […]

NEWS 中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

2025.06.15

中大勢が海外5000mレースで好走!溜池一太が13分25秒11の自己新、濵口大和は自己2番目13分37秒54

6月14日にオーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」の5000mに中大の溜池一太(4年)とルーキー・濵口大和が出場し、溜池は13分25秒11の自己新、濵口も13分37秒54のセカンドベストを […]

NEWS 3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

2025.06.15

3000m障害・青木涼真が8分23秒58で3位!5年連続世界大会出場目指して好走/WAコンチネンタルツアー

男子3000m障害の青木涼真(Honda)が6月14日、オーストリア・ウィーンで行われた「Track Nigh Vienna」に出場し、8分23秒58で3位に入った。 青木は一昨年のU23欧州王者であるA.キヤダ(スペイ […]

NEWS 1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北

2025.06.15

1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]

NEWS 八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

2025.06.15

八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top