2023.03.31
トヨタ自動車は3月31日付で退部する2選手を発表した。
宮脇千博は岐阜・中京高出身で、大学を経ずに入社。2年目の2011年に10000mで当時日本歴代6位となる27分41秒57をマークして注目を集め、14年からはマラソンニ挑戦して19年の東京五輪代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)にも出場した。
パリ五輪MGCの出場権を獲得できなければ引退を表明。東京マラソンで2時間13分27秒の42位だった。宮脇は「オリンピック、世界大会の日本代表として走る夢は叶いませんでしたが、皆様からの支えとたくさんの応援がいつも私の背中を押し続けてくれました。皆様との出会い、そして応援が私の大きな財産であり宝物です」とコメントした。
アレックス・チェロノは今年の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)で2区区間28位。5000mで13分25秒28を持つ。チェロノは「たくさん応援してくださりありがとうございました」と感謝を述べた。今後もケニアに帰国して競技を続けていく。
トヨタ自動車は東京五輪マラソン代表の服部勇馬や昨年のオレゴン世界選手権マラソン代表の西山雄介、今年のブダペスト世界選手権マラソン代表の西山和弥らが在籍。今年のニューイヤー駅伝では3位だった。
次ページ 宮脇千博とチェロノの退部コメント
宮脇千博とチェロノの退部コメント
宮脇千博のコメント オリンピック、世界大会の日本代表として走ることを夢みてトヨタ自動車に入社しました。 その夢は叶いませんでしたが、皆様からの支えとたくさんの応援がいつも私の背中を押し続けてくれました。 競技を通じた皆様との出会い、そして応援が私の大きな財産であり宝物です。ありがとうございました アレックス・チェロノのコメント 4年間、ファンの皆さん、会社、スタッフ、チームメイトのサポートのおかげで充実した日々を過ごすことができました。 たくさん応援して下さり、ありがとうございました。 ケニアに帰国してからも、陸上は続けます。母国からトヨタ自動車を応援します。RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.18
北口榛花 初のやり投教室「突き詰めたいなら努力するしか方法はない」中高生に熱血指導
-
2025.10.19
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/チーム総合(2025年10月18日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.24
「3強」立命大の連覇か、名城大のV奪還か、大東大の初優勝か?城西大、大阪学大らも追随/全日本大学女子駅伝見どころ
第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会は10月26日、宮城県仙台市の弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)をスタート・フィニッシュとする6区間38.0kmで開催される。 前回8位までに入ってシード権を持つ立命 […]
2025.10.24
競歩新距離で日本初開催!世界陸上メダリスト・勝木隼人、入賞の吉川絢斗も登録 アジア大会選考がスタート/高畠競歩
来年の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が10月26日に山形県高畠町で開かれる。 競歩はこれまで20㎞、35㎞(以前は50㎞)という2種目で行われてきたが、世界陸連(WA)はハーフマラソン(2 […]
2025.10.24
女子短距離の久保山晴菜が現役引退「もう一度やり直してもこの道を選ぶ」アジア選手権やDLにも出場
今村病院はアスリート職員の女子短距離・久保山晴菜が今季限りで現役引退すると発表した。 久保山は佐賀県出身の29歳。小学校から陸上を始め、田代中時代に4×100mリレーで全中準決勝に進出。佐賀北高に進学して200m、400 […]
2025.10.24
後藤大樹が46秒80!!!初400mで高1最高を14年ぶりに更新 インターハイでは高1初400mH王者
京都府私学総体が10月24日に西京極で行われ、男子400mで後藤大樹(洛南1)が46秒80を叩き出した。自身初の400m個人レースで出したこの記録は、山木伝説(九里学園)が2011年に樹立した高1最高(47秒31)を14 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望