2023.03.01
女子マラソンのプロランナーとして活動していた下門美春(埼玉医科大グループ)が2月26日の大阪マラソンで現役を退いたことを発表した。
下門は1990年生まれ、栃木県出身。那須拓陽高時代に全国高校駅伝に出場するなど主力として活躍。高校卒業後は第一生命グループに入り、2009年には全日本実業団対抗女子駅伝にも出場し、11年には4区を走って優勝に貢献した。
一度は現役を引退してアルバイトで生活。その後、現役復帰するとしまむら、ニトリと実業団チームに所属した後、18年にプロランナーとして活動を始め、20年からは川越学氏の指導を受けた。
マラソンは16年にデビュー、翌年には2時間27分54秒をマーク。引退レースとなった大阪マラソンは2時間36分58秒の13位だった。下門は自身のSNSで「たくさんの応援の声に支えられて今日最後のゴールをすることができました」と感謝を綴り、違う方向からでもこの女子陸上界を盛り上げられましたえしょうか? 少しでも誰かの心に残った選手になれていればうれしいです」とコメントしている。
※一部誤りを修正しました
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