HOME 海外

2023.02.20

バルセロナハーフでキマイスが女子歴代8位の1時間4分37秒 ラス・アル・ハイマは九電工・コエチが自己新V
バルセロナハーフでキマイスが女子歴代8位の1時間4分37秒 ラス・アル・ハイマは九電工・コエチが自己新V

B.コエチ(2023年全日本実業団駅伝)

2月19日、世界陸連(WA)ゴールドラベルのバルセロナ・ハーフマラソンがで行われ、男子はC.K.ランガット(ケニア)が58分53秒で、女子はI.J.キマイス(ケニア)が1時間4分37秒で優勝し、いずれもコースレコードを樹立した。

女子のキマイスは世界歴代8位の好タイム。2位にはこの種目の元世界記録保持者・J.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代9位の1時間4分46秒で続き、当時の世界記録だった1時間4分51秒(17年)の自己記録を塗り替えた。

18日にはラス・アル・ハイマ・ハーフマラソンがUAEで開催され、男子は九電工所属のベナード・コエチ(ケニア)が58分45秒の自己新で勝利。女子は17年ロンドン、19年ドーハ世界選手権5000m金メダリストでのH.オビリ(ケニア)が1時間05分05秒で優勝した。32歳のオビリは世界選手権で5000m2連覇のほか、13年モスクワで1500m銅メダル、19年には10000mで5位に入り、今年のオレゴン世界選手権では10000mで銀メダルを獲得している。2位にはオレゴン世界選手権マラソン金メダルのG.ゲブレシラシエ(エチオピア)が1時間05分51秒で2位に続いたが、オビリが44秒差をつける圧勝だった。

広告の下にコンテンツが続きます

また、19日にはセビリア(スペイン)でWAエリートラーベルのマラソンが行われ、男子はG.シュミエ(エチオピア)が2時間4分59秒で、女子はJ.チェラル(ケニア)が2時間20分29秒で制した。
次は ラス・アル・ハイマ・ハーフマラソンで優勝したコエチ

2月19日、世界陸連(WA)ゴールドラベルのバルセロナ・ハーフマラソンがで行われ、男子はC.K.ランガット(ケニア)が58分53秒で、女子はI.J.キマイス(ケニア)が1時間4分37秒で優勝し、いずれもコースレコードを樹立した。 女子のキマイスは世界歴代8位の好タイム。2位にはこの種目の元世界記録保持者・J.ジェプコスゲイ(ケニア)が世界歴代9位の1時間4分46秒で続き、当時の世界記録だった1時間4分51秒(17年)の自己記録を塗り替えた。 18日にはラス・アル・ハイマ・ハーフマラソンがUAEで開催され、男子は九電工所属のベナード・コエチ(ケニア)が58分45秒の自己新で勝利。女子は17年ロンドン、19年ドーハ世界選手権5000m金メダリストでのH.オビリ(ケニア)が1時間05分05秒で優勝した。32歳のオビリは世界選手権で5000m2連覇のほか、13年モスクワで1500m銅メダル、19年には10000mで5位に入り、今年のオレゴン世界選手権では10000mで銀メダルを獲得している。2位にはオレゴン世界選手権マラソン金メダルのG.ゲブレシラシエ(エチオピア)が1時間05分51秒で2位に続いたが、オビリが44秒差をつける圧勝だった。 また、19日にはセビリア(スペイン)でWAエリートラーベルのマラソンが行われ、男子はG.シュミエ(エチオピア)が2時間4分59秒で、女子はJ.チェラル(ケニア)が2時間20分29秒で制した。 次は ラス・アル・ハイマ・ハーフマラソンで優勝したコエチ

ラス・アル・ハイマ・ハーフマラソンで優勝したコエチ

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]

NEWS ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

2025.12.19

ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。 男女ともに今季の東京世界選手権優勝 […]

NEWS 駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top