HOME 国内

2023.02.12

女子は実業団1年目の吉薗栞が大幅自己新で日本人最高の2位/全日本実業団ハーフ
女子は実業団1年目の吉薗栞が大幅自己新で日本人最高の2位/全日本実業団ハーフ

23年全日本実業団ハーフで女子日本人トップに入った吉薗

◇第51回全日本実業団ハーフマラソン大会(2月12日/山口・維新みらいふスタジアム発着)

女子はケニア出身のオマレ・ドルフィン(USE)が1時間10分16秒で制覇。2位には実業団1年目の𠮷薗栞(天満屋)が1時間10分48秒の自己新をマークして食い込んだ。

初ハーフで注目された東京五輪・オレゴン世界選手権5000m代表の萩谷楓(エディオン)が欠場。牽制する展開となった。

広告の下にコンテンツが続きます

5kmを17分01秒、10kmは33分58秒で通過。この時点で19人を数えた。その後、ドルフィンが抜け出し、ついで吉薗がフィニッシュ。3位には逸木和香菜(九電工)が1時間11分00秒で入った。

吉薗は宮崎県出身の23歳。小林高から立命大に進んだ。大学時代は全日本大学選抜女子駅伝に出場している。自己ベストは5000m16分05秒90、10000m33分10秒07。ハーフは大学1年時の2019年1月にマークした1時間15分17秒で、4年ぶりに4分29秒更新した。

次のページ 第51回全日本実業団ハーフ女子上位成績

◇第51回全日本実業団ハーフマラソン大会(2月12日/山口・維新みらいふスタジアム発着) 女子はケニア出身のオマレ・ドルフィン(USE)が1時間10分16秒で制覇。2位には実業団1年目の𠮷薗栞(天満屋)が1時間10分48秒の自己新をマークして食い込んだ。 初ハーフで注目された東京五輪・オレゴン世界選手権5000m代表の萩谷楓(エディオン)が欠場。牽制する展開となった。 5kmを17分01秒、10kmは33分58秒で通過。この時点で19人を数えた。その後、ドルフィンが抜け出し、ついで吉薗がフィニッシュ。3位には逸木和香菜(九電工)が1時間11分00秒で入った。 吉薗は宮崎県出身の23歳。小林高から立命大に進んだ。大学時代は全日本大学選抜女子駅伝に出場している。自己ベストは5000m16分05秒90、10000m33分10秒07。ハーフは大学1年時の2019年1月にマークした1時間15分17秒で、4年ぶりに4分29秒更新した。 次のページ 第51回全日本実業団ハーフ女子上位成績

第51回全日本実業団ハーフ女子上位成績

●ハーフ個人 1位 オマレ・ドルフィン(USE)1.10.16 2位 吉薗  栞(天満屋)1.10.48 3位 逸木和香菜(九電工)1.11.00 4位 川村  楓(岩谷産業)1.11.03 5位 林田 美咲(九電工)1.11.04 6位 唐沢 ゆり(九電工)1.11.07 7位 福良 郁美(大塚製薬)1.11.17 8位 小井戸 涼(日立)1.11.22 ●団体戦(各チーム上位3人の順位合計で競う) 1位 九電工 14 2位 天満屋 38 3位 大塚製薬 76 ●10km 1位 信櫻  空(パナソニック)33.09 2位 兼友 良夏(京セラ)33.12 3位 古川 結美(第一生命グループ)33.13  4位 北村  遥(スターツ)33.16 5位 古川 璃音(ニトリ)33.22 6位 佐々木梨七(積水化学)33.24 7位 櫻川 響晶(第一生命グループ)33.32 8位 尾崎  光(シスメックス)33.32

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.08

甲南学園陸上競技部創部100周年式典を開催!中尾恭吾主将「次の100年へつなげたい」

甲南学園陸上競技部創部100周年記念式典、および記念祝賀会が11月8日、神戸市内のホテルで開催された。 甲南大学、甲南高校・中学校を運営する甲南学園の歴史は1911年の幼稚園創立からスタート。翌年に小学校、1919年に中 […]

NEWS 女子5000mで山田桃愛が15分33秒70の自己新  3000mで高3・栃尾佳穂9分11秒48/京都陸協記録会

2025.11.08

女子5000mで山田桃愛が15分33秒70の自己新 3000mで高3・栃尾佳穂9分11秒48/京都陸協記録会

11月8日、京都市の東寺ハウジングフィールド西京極で第6回京都陸協記録会が行われ、女子5000mでは山田桃愛(しまむら)が15分33秒70の自己新で全体トップとなった。 山田は埼玉県出身の24歳。小学生時代に発症した骨髄 […]

NEWS 5000m競歩で山田大智が高校新! 従来の記録を10秒近く更新する19分20秒59

2025.11.08

5000m競歩で山田大智が高校新! 従来の記録を10秒近く更新する19分20秒59

11月8日、兵庫県尼崎市の尼崎市記念公園陸上競技場で第6回尼崎中長距離記録会が行われ、男子5000m競歩で山田大智(西脇工高3兵庫)が19分20秒59の日本高校新記録を樹立した。従来の高校記録は住所大翔(飾磨工高/現・富 […]

NEWS 中部・北陸実業団駅伝の区間エントリー発表! 最長4区はトヨタ紡織・西澤侑真、トヨタ自動車・湯浅仁が出場

2025.11.08

中部・北陸実業団駅伝の区間エントリー発表! 最長4区はトヨタ紡織・西澤侑真、トヨタ自動車・湯浅仁が出場

11月8日、中部実業団連盟と北陸実業団連盟は、ニューイヤー駅伝の予選を兼ねた第65回中部・第55回北陸実業団対抗駅伝(11月9日)の区間エントリーを発表した。 中部では、昨年大会新記録で優勝を果たしたトヨタ紡織が4区(1 […]

NEWS 中電工は1区・相葉直紀、6区・北村惇生  中国電力は池田勘汰を6区に起用/中国実業団対抗駅伝

2025.11.08

中電工は1区・相葉直紀、6区・北村惇生 中国電力は池田勘汰を6区に起用/中国実業団対抗駅伝

中国実業団連盟は11月8日、第64回中国実業団対抗駅伝(11月9日)の区間エントリーを発表した。 前回大会で3年ぶりの優勝を果たした中電工は、優勝の立役者となった北村惇生を2年連続でエース区間の6区(19km)に登録した […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top