◇第99回箱根駅伝・往路(1月2日:東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)
第99回箱根駅伝の往路が行われ、前回王者の青学大が3位でフィニッシュした。優勝した駒大とは2分03秒差となり、原晋監督は「危険水域の1分30秒を超えている」と連覇に向けて苦しい状況を表わした。
全日本大学駅伝でも1区を務めた目片将大(4年)が区間7位スタート。2区に入ったエースの近藤幸太郎は「イメージ通りの走りができた」と、さすがの走りで3位へと順位を押し上げた。
続く箱根初出走の横田俊吾(4年)は区間8位ながら3位を死守。前回3区で快走した太田蒼生(2年)が駒大・鈴木芽吹(3年)と圧巻の競り合いを見せ、2位へ上がった。
ただ、誤算があったのは5区。本来、前回に続いて出走予定だった若林宏樹(2年)が直前に体調不良に。その結果、6区予定だった脇田幸太朗(4年)が急きょ5区へ回った。「よく頑張りました」と原監督はねぎらうも、「上りも得意なのでもう2分くらい速く走れると思いましたが……インカレも3大駅伝も出ていない。箱根駅伝はそんなに甘くないですね」。区間9位だったものの3位を守ったのは4年生の意地だった。
復路は「9区に岸本(大紀、4年)」と明言。中村唯翔(4年)とともに「状態はいいので前年並み走れると思う」と期待十分。7区・佐藤一世(3年)も「調子が良い」と語る。「駒大も(選手を)残しているから簡単には追いつけない」。それでも最後まであきらめることはない。「何が起こるかわからない」と原監督。連覇に向け、「最強世代」の4年生を軸に1秒1秒を詰めていく。
※一部、取材の音源からの確認が不足しておりましたので修正しました。誠に申し訳ありません。
【✨第99回 #箱根駅伝 4区順位速報🏃♂️】
4区 #小田原中継所 の順位はこちら‼️ 1位 #駒澤大学 2位 #青山学院大学 +0秒差 3位 #中央大学 +39秒差 4位 #東京国際大学 +1分34秒差 5位 #國學院大學 +2分18秒差 ※タイムは速報値です。#TVer でもライブ配信中⚡️ pic.twitter.com/6gMfzTMGg7 — 箱根駅伝番組公式 (@hakone_ntv) January 2, 2023
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
-
2025.04.30
2025.04.29
100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念
-
2025.04.28
-
2025.04.26
2025.04.12
3位の吉居大和は涙「想像していなかったくらい悔しい」/日本選手権10000m
-
2025.04.01
-
2025.04.12
-
2025.04.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.05.01
東京メトロに伊東明日香が入部 「競技が続けられる環境があることに感謝」
東京メトロは5月1日、伊東明日香が入部したと発表した。今年3月31日に埼玉医科大グループを退部していた。 伊東は東京・順天高時代から全国高校駅伝に出場。東洋大進学後は全日本女子大学駅伝や富士山女子駅伝など全国大会に出走し […]
2025.05.01
九電工にケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが加入 ハーフマラソンなどロードが主戦場
九電工は5月1日、ケニア出身のキプンゲノ・ニアマイアが同日付で加入したと発表した。 ニアマイアはケリンゲット高出身の27歳。ハーフマラソンや10kmなどロードレースを主戦場としている。自己ベストは5000m13分57秒3 […]
2025.05.01
アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!
アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]
2025.04.30
【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」
山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL)
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)