HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.01.02

駒大が19年ぶり往路V 30秒差中大、連覇狙う青学大3位、順大6位、東洋大がシード圏内まで1分27秒差/箱根駅伝
駒大が19年ぶり往路V 30秒差中大、連覇狙う青学大3位、順大6位、東洋大がシード圏内まで1分27秒差/箱根駅伝

箱根駅伝2023の1区の様子

◇第99回箱根駅伝・往路(1月2日:東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km)

第99回箱根駅伝の往路が行われ、駒大が5時間23分10秒で19年ぶりの往路優勝を飾った。これで出雲駅伝、全日本大学駅伝に続いて、同校初の3冠にまた一歩近づいた。

30秒差の2位に中大。2区・吉居大和(3年)、3区・中野翔太(3年)が連続区間賞など見せ場を作り、藤原正和監督は復路に向けて「頂点を目指しつつ、絶対に3位以内を取りたい」と語った。

前回王者の青学大は3位。首位・駒大とは2分03秒差がついた。出雲、全日本ともに2位の國學院大が4位。早大が5位と久しぶりに上位争いを展開。前回2位の順大は6位フィニッシュで、5区の四釜峻佑(4年)が区間新(区間2位)と好走した。

5区で区間新・区間賞の活躍を見せた山本唯翔(3年)のいる城西大は9位まで順位を上げている。

東京国際大が7位。法大、城西大、創価大と続き、ここまでシード権獲得圏内の10位となる。序盤に出遅れた東洋大は徐々に順位を上げ、10位から1分27秒差の11位まで浮上してきた。55年ぶり出場の立教大は20位フィニッシュ。15位の国士大以降は、復路一斉スタートとなる。

次ページ 箱根駅伝2023往路成績&区間賞一覧

◇第99回箱根駅伝・往路(1月2日:東京・大手町~神奈川・箱根町/5区間107.5km) 第99回箱根駅伝の往路が行われ、駒大が5時間23分10秒で19年ぶりの往路優勝を飾った。これで出雲駅伝、全日本大学駅伝に続いて、同校初の3冠にまた一歩近づいた。 30秒差の2位に中大。2区・吉居大和(3年)、3区・中野翔太(3年)が連続区間賞など見せ場を作り、藤原正和監督は復路に向けて「頂点を目指しつつ、絶対に3位以内を取りたい」と語った。 前回王者の青学大は3位。首位・駒大とは2分03秒差がついた。出雲、全日本ともに2位の國學院大が4位。早大が5位と久しぶりに上位争いを展開。前回2位の順大は6位フィニッシュで、5区の四釜峻佑(4年)が区間新(区間2位)と好走した。 5区で区間新・区間賞の活躍を見せた山本唯翔(3年)のいる城西大は9位まで順位を上げている。 東京国際大が7位。法大、城西大、創価大と続き、ここまでシード権獲得圏内の10位となる。序盤に出遅れた東洋大は徐々に順位を上げ、10位から1分27秒差の11位まで浮上してきた。55年ぶり出場の立教大は20位フィニッシュ。15位の国士大以降は、復路一斉スタートとなる。 次ページ 箱根駅伝2023往路成績&区間賞一覧
■箱根駅伝2023 往路総合成績 1位 駒大 5時間23分10秒 2位 中大 5時間23分41秒 3位 青学大 5時間25分13秒 4位 國學院大 5時間27分11秒 5位 早大 5時間27分34秒 6位 順大 5時間27分41秒 7位 東京国際大 5時間27分50秒 8位 法大 5時間28分54秒 9位 城西大 5時間29分08秒 10位 創価大 5時間29分16秒 11位 東洋大 5時間30分43秒 12位 明大 5時間31分30秒 13位 東海大 5時間31分41秒 14位 帝京大 5時間32分21秒 15位 国士大 5時間33分17秒 16位 山梨学大 5時間33分40秒 17位 大東大 5時間36分02秒 18位 日体大 5時間36分34秒 OP 関東学生連合 5時間36分53秒 19位 専大 5時間38分36秒 20位 立教大 5時間38分52秒 ■往路 区間賞一覧 1区 富田峻平(明大4年) 1時間2分44秒 2区 吉居大和(中大3年) 1時間6分22秒 3区 中野翔太(中大3年) 1時間1分51秒 4区 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大4年)1時間0分00秒 5区 山本唯翔(城西大3年) 1時間10分04秒=区間新

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.07.27

女子競歩の岡田久美子は調整順調「メダルを狙える位置。新たな挑戦でワクワクしている」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 2016年リオ、21年東京に続く3大会連続の五輪代表となる女子競歩の岡田久美子(富士通)は「いよいよだなという気 […]

NEWS 女子走幅跳日本記録保持者・秦澄美鈴 目標は決勝進出「自己ベストを狙っていきたい」/パリ五輪

2024.07.27

女子走幅跳日本記録保持者・秦澄美鈴 目標は決勝進出「自己ベストを狙っていきたい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 女子走幅跳に出場する秦澄美鈴(住友電工)は「緊張しています」と言いながらも「シーズン初めに比べて調子が上がってい […]

NEWS 混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

2024.07.27

混合競歩代表の川野将虎「自分らしい粘り強い歩きで上位を目指したい」/パリ五輪

パリ五輪・陸上競技に向けて日本代表選手団が7月27日午前、出国前に羽田空港で会見を行い、意気込みを語った。 男女混合競歩リレー代表の川野将虎(旭化成)は前回の東京大会に続くオリンピック。「前回から3年間。一つの集大成」と […]

NEWS 北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

2024.07.27

北口榛花「新たな歴史を作れるよう」田中希実「それではみんなで、よーいどん!」日本代表コメント集/パリ五輪

100年ぶりにフランス・パリを舞台に五輪が開幕した。陸上競技は8月1日から11日までの日程で行われる。開幕に合わせて日本オリンピック委員会(JOC)は日本代表の意気込みコメントを発表した。 2大会連続出場で女子主将を務め […]

NEWS 中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

2024.07.27

中大ルーキー・岡田開成が3000m7分55秒41! U20歴代4位の好タイム

7月26日、中大多摩キャンパス競技場で「Summer Night Run Festival in CHUO」が行われ、男子3000mで岡田開成(中大1)が7分55秒41とU20歴代4位のタイムをマークした。 同大会はこれ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年8月号 (7月12日発売)

2024年8月号 (7月12日発売)

W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド

page top