2022.12.28
2023年のニューイヤー駅伝で上位進出の期待が高まっているSGホールディングス。上昇中のチームには箱根駅伝で活躍した選手たちが集まっている。そのなかで青学大OBの鈴木塁人、早大OBの中谷雄飛、明大OBの橋本大輝の3人が母校の箱根駅伝の順位を大胆予想した。
まずは前回王者の青学大。今年の出雲駅伝は4位、全日本大学駅伝は2位に終わったが、鈴木は「もちろん優勝でしょう!」と予想する。
「駒大も強いので簡単ではないと思います。ただ、現在の4年生は、自分たちが4年生だったときの1年生で、接点があります。最後は笑って終わってほしいですね。青学大で4年間やってきましたが、箱根で勝たないと正直、つまらない。8年間で6回勝っているわけなので、負けた方が少ないですから。駒大は強いので、倒したら、その分、やってきたことが証明されると思うのでがんばってほしいです」
前回13位の早大は10月の予選会を4位で通過。11月の全日本大学駅伝は6位に入っている。中谷の予想は、ズバリ「3位」だという。
「僕らが在学中の最高順位が6位だったので、まずはそこをクリアしてほしいですね。今回は予選会からの出発になり、全日本は一度も先頭争いに加わるシーンがありませんでした。箱根駅伝は駒大、青学大など強い大学との争いに加わって、早大も強いんだぞ、というところを見せてほしいなと思っています。希望を込めて〝3位〟と予想します」
明大は前回14位に沈んだが、復路は3位と意地を見せた。今回は予選会を2位で通過。全日本大学駅伝はシード権獲得にあと一歩の9位という結果だった。前回の箱根10区を区間4位と好走した橋本は「8位」と予想する。
「目標というか、希望的観測で8位です(笑)。強い選手がいるので、本当は3位と言いたいんですけど、今まで『3位以内』を目標に掲げてきて、11位とか14位だったので、まずはシード権を獲得してほしいと思っています。そして、来季は三大駅伝すべてに出場して、今度こそ3位以内を狙っていけるようなチームづくりをしてほしいですね」
OBたちも熱視線を送る箱根駅伝。今回はどんなドラマが待っているのか。
学生時代の鈴木(左)、中谷(中央)、橋本。今回の箱根駅伝で母校はどんな走りを見せるだろうか[/caption] RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.01
富士山女子駅伝の出場チーム決定!駿河台大が初出場 福岡大は3年ぶり、神戸学大は2年ぶり
-
2025.11.30
2025.11.28
青学大、國學院大、中大、早大など11校! 4回目を迎える宮古島大学駅伝の出場予定校発表
-
2025.11.29
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.01
富士山女子駅伝の出場チーム決定!駿河台大が初出場 福岡大は3年ぶり、神戸学大は2年ぶり
日本学生陸上競技連合は12月1日、2025全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)の出場チームを発表した。 富士山女子駅伝には、10月に開催された全日本大学女子駅伝で上位12位以内に入り、出場を希望した大学に出場枠が与え […]
2025.12.01
コスゲイ 中国国内最高タイムの2時間16分36秒で圧勝!男子はメンゲシャがV/上海マラソン
11月30日、世界陸連(WA)プラチナラベルのロードレース、上海マラソンが開催され、女子は東京五輪銀メダルのB.コスゲイ(ケニア)が2時間16分36秒で優勝した。 コスゲイは31歳。自己ベストは19年にマークした2時間1 […]
2025.12.01
WAライジングスター賞に3000m障害・セレムとハンマー投・張家楽 ベルギーのヴァン・デ・ベルデにフェアプレー賞
11月30日、世界陸連(WA)は2025アスレティクス・アワードを開催し、各賞の受賞者が発表された。 新人賞に該当するライジングスター賞は、東京世界選手権男子3000m障害銅メダルのE.セレム(ケニア)と、女子ハンマー投 […]
2025.12.01
2025年WAアスリート・オブ・ザ・イヤー発表! 世界陸上金のデュプランティス&マクローリン・レヴロンが授賞
世界陸連(WA)は11月30日、ワールド・アスレティックス・アワード2025の受賞者を発表し、年間最優秀選手として男子はA.デュプランティス(スウェーデン)、女子はS.マクローリン・レヴロン(米国)が選ばれた。 デュプラ […]
2025.11.30
土間董哉5000m13分39秒13のU18歴代8位!留学生も好走 ボイ・ビリス13分27秒52&簡子傑台湾新/日体大長距離競技会
第325回日体大長距離競技会兼第19回NITTAIDAI Challenge Gamesが11月30日、神奈川県横浜市の日体大健志台キャンパスで行われ、NCG男子5000mでは土間董哉(世羅高3広島)が10着ながら13分 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025