HOME 駅伝、箱根駅伝

2022.12.10

【箱根駅伝エントリー】法大は大黒柱の内田隼太、小泉樹、山経験の細迫&武田も順当 成長株の松永伶は初の箱根路へ
【箱根駅伝エントリー】法大は大黒柱の内田隼太、小泉樹、山経験の細迫&武田も順当 成長株の松永伶は初の箱根路へ

前回10位の法大はエースに成長した内田隼太らで連続シードを狙う

第99回箱根駅伝(2023年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。

前回10位の法大は、全日本大学駅伝の出場は逃したものの、出雲駅伝は過去最高タイの7位に食い込んでいる。

その立役者となった主将でエースの内田隼太(4年)をはじめ、出雲1区6位と好走した松本康汰(4年)、11月のMARCH対抗戦で28分台をマークし、勢いがある中園慎太朗(4年)や宗像直輝(3年)、前回1年生で3区を任された小泉樹(2年)らが順当に登録された。

さらに、今季の成長株、松永伶(3年)は、初の箱根駅伝に向けてメンバー入りを果たした。5月の関東インカレでは5000mで順大の三浦龍司らを相手に大胆なレースを展開。11月の上尾ハーフでは1時間2分3秒の法大タイ記録で4位に入っており、主要区間起用のメドが立つ。

前回、5区、6区を務めた細迫海気(3年)、武田和馬(2年)も順当にエントリーされた。武田は、前回1年生にして、6区2位と好走。2年連続で同じ区間とは限らないが、特殊区間で計算が立つのは大きい。

今季なかなか出番がなかった川上有生(4年)が無事にエントリーされた一方で、前回4区8位と好走した河田太一平(4年)はメンバーから外れた。とはいえ、中間層は確実に昨年度よりも厚みを増しており、連続シード権へ視界は開けている。

広告の下にコンテンツが続きます

12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。

●法大のエントリー選手は次ページ

第99回箱根駅伝(2023年1月2日、3日)のチームエントリー16名が12月10日に発表された。 前回10位の法大は、全日本大学駅伝の出場は逃したものの、出雲駅伝は過去最高タイの7位に食い込んでいる。 その立役者となった主将でエースの内田隼太(4年)をはじめ、出雲1区6位と好走した松本康汰(4年)、11月のMARCH対抗戦で28分台をマークし、勢いがある中園慎太朗(4年)や宗像直輝(3年)、前回1年生で3区を任された小泉樹(2年)らが順当に登録された。 さらに、今季の成長株、松永伶(3年)は、初の箱根駅伝に向けてメンバー入りを果たした。5月の関東インカレでは5000mで順大の三浦龍司らを相手に大胆なレースを展開。11月の上尾ハーフでは1時間2分3秒の法大タイ記録で4位に入っており、主要区間起用のメドが立つ。 前回、5区、6区を務めた細迫海気(3年)、武田和馬(2年)も順当にエントリーされた。武田は、前回1年生にして、6区2位と好走。2年連続で同じ区間とは限らないが、特殊区間で計算が立つのは大きい。 今季なかなか出番がなかった川上有生(4年)が無事にエントリーされた一方で、前回4区8位と好走した河田太一平(4年)はメンバーから外れた。とはいえ、中間層は確実に昨年度よりも厚みを増しており、連続シード権へ視界は開けている。 12月29日に区間エントリー10人と補員6人が発表。1月2日の往路、3日の復路スタートの1時間10分前(6時50分)にメンバー変更が認められる。往路、復路合わせて当日変更は6人までで、1日最大4人まで変更できる。 ●法大のエントリー選手は次ページ
■法大のエントリー選手16名(カッコ内は学年、出身校) ◎前回10位、出雲7位、全日本不出場 内田 隼太(4年/法政二高・神奈川) 扇   育(4年/松浦高・長崎) 川上 有生(4年/東北高・宮城) 中園慎太朗(4年/八千代松陰高・千葉) 松本 康汰(4年/愛知高・愛知) 山本 恭澄(4年/伊賀白鳳高・三重) 高須賀大勢(3年/専大松戸高・千葉) 細迫 海気(3年/世羅高・広島) 松永  伶(3年/専大松戸高・千葉) 宗像 直輝(3年/東農大二高・群馬) 上仮屋雄太(2年/須磨学園高・兵庫) 小泉  樹(2年/國學院久我山高・東京) 髙橋 一颯(2年/名経大高蔵高・愛知) 武田 和馬(2年/一関学院高・岩手) 宮岡 幸大(2年/宇和島東高・愛媛) 清水 郁杜(1年/米子松蔭高・鳥取)

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.15

28年ロス五輪の競技日程が決定! T&Fは7月15日~24日 競歩は27日、マラソンは29日と30日に実施

2028年に開催されるロサンゼルス五輪の組織委員会は、大会開幕まで3年となった7月14日、各競技の詳細な日程を発表した。 陸上競技については、すでに昨年6月の段階で、1972年ミュンヘン大会以降は大会後半に行われてきた従 […]

NEWS 1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会

2025.07.15

1万mに國學院大・野中恒亨、中大・濵口大和、創価大・織橋巧、東洋大・松井海斗ら各校主軸激突/関東学連記録挑戦競技会

関東学生網走夏季記録挑戦競技会(7月20日/北海道・網走市営陸上競技場)のスタートリストが7月15日、同連盟の公式サイトで発表された。 5組で行われる男子10000mは、最終5組に各大学の主力選手が名を連ねた。國學院大か […]

NEWS 【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位

2025.07.15

【男子棒高跳】大森蒼以(KPVC・中3埼玉) 5m00=中学歴代2位

7月5日に埼玉県越谷市で開催されたアスリートリンゲージフェスティバルの男子棒高跳で中学3年生の大森蒼以(KPVC・埼玉)が中学歴代2位の5m00をマークした。 大森は2011年3月生まれの14歳。5月には4m90を跳んで […]

NEWS DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

2025.07.14

DLロンドン女子5000mに田中希実がエントリー! 男子100mで再びライルズ VS テボゴ アレクナ、マフチフ、ボルらも参戦

7月14日、ダイヤモンドリーグ(DL)第11戦のロンドン大会(英国/7月19日)のエントリーリストが発表され、女子5000mに田中希実(New Balance)が登録された。 田中はこれが今季のDL2戦目。7月上旬の日本 […]

NEWS 男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

2025.07.14

男子走幅跳・城山正太郎が優勝 400m佐藤風雅は45秒50の4位 世界陸上出場目指し、日本選手が欧米の競技会に出場/WAコンチネンタルツアー

7月13日に欧米各地で世界陸連(WA)コンチネンタルツアーの競技会が行われ、9月の東京世界選手権の出場を目指す日本人選手たちが奮闘した。 カナダで開催されたWAコンチネンタルツアー・シルバーのエドモントン招待では、男子走 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年8月号 (7月14日発売)

2025年8月号 (7月14日発売)

詳報!日本選手権
IH地区大会

page top