HOME 海外

2022.12.09

米国のロバーツがドーピング違反で16ヵ月の資格停止処分 リオ五輪4×400mR金メダリスト
米国のロバーツがドーピング違反で16ヵ月の資格停止処分 リオ五輪4×400mR金メダリスト

ドーピング違反で資格停止処分を受けたロバーツ  写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)

12月8日、米国アンチ・ドーピング機構(USADA)は男子短距離のギル・ロバーツ(米国)にドーピング違反があり、16ヵ月間の資格停止処分を科すことを発表した。今年5月の検体から禁止物質のアンダリンとオスタリンの陽性反応があったことが理由。

ロバーツは16年リオ五輪の男子4×400mリレー米国チームの3走を務め、金メダルを獲得していた。ほかにも14年全米選手権400mで優勝。国際大会では男子4×400mリレー米国チームの一員として出走し、12年世界室内選手権と17年ドーハ世界選手権では、それぞれ金、銀のメダルを獲得している。400mのベストは44秒22(17年)だった。昨年の全米五輪選考会では400m予選敗退で、それ以降はWAに登録されている競技結果は残っていない。

ロバーツは17年にも禁止物質の陽性反応があったが、ガールフレンドとのキスによるためだと弁明。その主張が受け入れられたため処分は成立しなかった。

広告の下にコンテンツが続きます
12月8日、米国アンチ・ドーピング機構(USADA)は男子短距離のギル・ロバーツ(米国)にドーピング違反があり、16ヵ月間の資格停止処分を科すことを発表した。今年5月の検体から禁止物質のアンダリンとオスタリンの陽性反応があったことが理由。 ロバーツは16年リオ五輪の男子4×400mリレー米国チームの3走を務め、金メダルを獲得していた。ほかにも14年全米選手権400mで優勝。国際大会では男子4×400mリレー米国チームの一員として出走し、12年世界室内選手権と17年ドーハ世界選手権では、それぞれ金、銀のメダルを獲得している。400mのベストは44秒22(17年)だった。昨年の全米五輪選考会では400m予選敗退で、それ以降はWAに登録されている競技結果は残っていない。 ロバーツは17年にも禁止物質の陽性反応があったが、ガールフレンドとのキスによるためだと弁明。その主張が受け入れられたため処分は成立しなかった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.14

世界最速王者&女王が今夜決定!男子走高跳“日本最強トリオ”が決勝狙う/東京世界陸上DAY2イブニングみどころ

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上の2日目のイブニングセッションも注目種目が目白押しだ。 何と言っても世界最速を懸けた男女各100mは準決勝、そして決勝が行われる。予選1組から9秒8台が […]

NEWS 明日朝スタートの男子マラソン 細谷恭平の補欠登録を解除/東京世界陸上

2025.09.14

明日朝スタートの男子マラソン 細谷恭平の補欠登録を解除/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 日本陸連は9月14日、世界陸上男子マラソンの補欠だった細谷恭平(黒崎播磨)の登録を解除したと発表した。 男子マラソンは明日15日7時30分にスタート。日本からは小山 […]

NEWS 100mH中島ひとみ「日本を背負うというのは重い」初の大舞台で堂々準決勝へ!「まずは楽しみたい」/東京世界陸上

2025.09.14

100mH中島ひとみ「日本を背負うというのは重い」初の大舞台で堂々準決勝へ!「まずは楽しみたい」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日から21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上の2日目のモーニングセッションに女子100mハードル予選が行われ、初代表の中島ひとみ(長谷川体育施設)が12秒88(±0)の組5着となり、タイムで拾わ […]

NEWS 100mH福部真子が準決勝へ!!「ホッとしました」準決勝で「日本記録更新を目指していく」/東京世界陸上

2025.09.14

100mH福部真子が準決勝へ!!「ホッとしました」準決勝で「日本記録更新を目指していく」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日から21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上の2日目のモーニングセッションに女子100mハードル予選が行われ、福部真子(日本建設工業)が12秒92(+0.1)の組4着で、タイムで拾われて、22年 […]

NEWS ジェプチルチルが再び東京でマラソン女王に!アセファとの「長距離王国」のプライド懸けた壮絶バトル制す/東京世界陸上

2025.09.14

ジェプチルチルが再び東京でマラソン女王に!アセファとの「長距離王国」のプライド懸けた壮絶バトル制す/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)2日目 東京世界陸上2日目のモーニングセッションが行われ、女子マラソンは東京五輪覇者のペレス・ジェプチルチル(ケニア)が、パリ五輪銀メダルのティグスト・アセファ(エチオピア […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top