2022.11.26
25日、東京都町田市の町田GIONスタジアムにてMARCH対抗戦2022が開催され、青学大のルーキー・黒田朝日が10000mで自己記録を2分以上も更新する28分33秒62で4組2着と好走した。
岡山・玉野光南高時代に3000m障害で高校記録(8分39秒37)保持者の三浦龍司(洛南高・京都/現・順大)に次ぐ歴代2位の8分39秒79をマークしていた逸材。青学大入学後も8月のU20世界選手権決勝進出(12位)、日本インカレ2位と高い実力を発揮していたが、これまで出雲駅伝、全日本大学駅伝では出番がなかった。
箱根駅伝では山上りの5区を志願しており、「入学後から原(晋)監督に適性を見出していただき、夏からしっかり準備してきました」と言う。青学大は前回、当時1年生だった若林宏樹が区間3位と好走しているが、「前回の若林さん以上の成績を残したい」と1年目から主要区間を担うつもりでいる。
黒田の父はインターハイの3000m障害で優勝経験を持ち、法大時代に3度箱根駅伝を走った将由さん。今回のレースで父も走った大舞台に一歩近づいた。
「今回は28分台を出すことが目標でした。これで箱根駅伝に出るチャンスは広がったと思うので、そのチャンスをしっかりつかんでいきたい」と、決意を表明した。
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