HOME 国内

2022.11.12

田中希実1マイルに続き5kmも出走 日本記録を上回る15分34秒/The Fst in Fukuoka 2022
田中希実1マイルに続き5kmも出走 日本記録を上回る15分34秒/The Fst in Fukuoka 2022

◇The Fst in Fukuoka 2022(11月12日/福岡・大濠公園)

女子5km(ロード走)で田中希実(豊田自動織機)が15分34秒で2位。従来の日本記録は、2006年の世界ロードランニング選手権(20kmレース)で福士加代子(ワコール)が5km通過時にマークした15分39秒で、田中は16年ぶりに5秒短縮した。

午前10時の1マイル(1609.344m)から3時間足らずのレースとなった田中。テレシア・ムッソーニとムワンギ・レベッカ(いずれもダイソー)とともにスタートしてすぐに抜け出した。中盤でムッソーニが飛び出し、田中はレベッカと2位争い。終盤にペースアップしてレベッカを振り切った。ムッソー二の優勝タイムは15分22秒。

広告の下にコンテンツが続きます

田中は「こういう機会を与えていただいたお陰で出たタイム。こういったレースが増えていったら力不足のタイムだと思うが、ひとまず動かす(タイムを更新する)ことができて良かったです」と話した。

「The Fst in Fukuoka 2022」は東京五輪男子マラソン6位の大迫傑(Nike)が代表取締役を務める「株式会社I」によるプロジェクトで、「アスリートの可能性を拓き、アスリートが地域の可能性を拓く」がコンセプトによる取り組みの一環。大迫は大会の会長として企画、運営にあたっている。「5kmにおいて世界に並ぶ選手を輩出すること、ならびに中距離選手に活躍の場を提供すること」が目的で、日本ではレース機会が少ない1マイルや5kmのロードレースを実施した。

※今大会の5kmは日本陸連公認となっている。

◇The Fst in Fukuoka 2022(11月12日/福岡・大濠公園) 女子5km(ロード走)で田中希実(豊田自動織機)が15分34秒で2位。従来の日本記録は、2006年の世界ロードランニング選手権(20kmレース)で福士加代子(ワコール)が5km通過時にマークした15分39秒で、田中は16年ぶりに5秒短縮した。 午前10時の1マイル(1609.344m)から3時間足らずのレースとなった田中。テレシア・ムッソーニとムワンギ・レベッカ(いずれもダイソー)とともにスタートしてすぐに抜け出した。中盤でムッソーニが飛び出し、田中はレベッカと2位争い。終盤にペースアップしてレベッカを振り切った。ムッソー二の優勝タイムは15分22秒。 田中は「こういう機会を与えていただいたお陰で出たタイム。こういったレースが増えていったら力不足のタイムだと思うが、ひとまず動かす(タイムを更新する)ことができて良かったです」と話した。 「The Fst in Fukuoka 2022」は東京五輪男子マラソン6位の大迫傑(Nike)が代表取締役を務める「株式会社I」によるプロジェクトで、「アスリートの可能性を拓き、アスリートが地域の可能性を拓く」がコンセプトによる取り組みの一環。大迫は大会の会長として企画、運営にあたっている。「5kmにおいて世界に並ぶ選手を輩出すること、ならびに中距離選手に活躍の場を提供すること」が目的で、日本ではレース機会が少ない1マイルや5kmのロードレースを実施した。 ※今大会の5kmは日本陸連公認となっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top