HOME 高校

2022.11.01

埼玉栄が2区以降トップ譲らず2時間6分15秒で6連覇 女子はオール区間賞の昌平が2年ぶり都大路/埼玉県高校駅伝
埼玉栄が2区以降トップ譲らず2時間6分15秒で6連覇 女子はオール区間賞の昌平が2年ぶり都大路/埼玉県高校駅伝

埼玉県高校駅伝は11月1日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び周辺コースで行われ、男子は埼玉栄が2時間6分15秒で6連覇を達成し、女子は昌平が1時間10分28秒で2年ぶりの優勝を果たした。

男子の埼玉栄は、1区こそ先頭から16秒差の4位スタートだったが、2区(3km)の久保田琉月(3年)が8分28秒の区間新記録で追い上げ、トップに立った。2位に3秒リードしてタスキを受けた3区(8.1075km)の松井海斗(2年)も、従来の区間記録を22秒更新する23分54秒をマーク。後続との差を1分07秒に拡大し、独走態勢を築いた。4区以降も区間賞を独占し、2位に3分49秒差をつけてアンカーの吉田黎大(3年)がフィニッシュ。6年連続42回目の都大路行きを決めた。なお、10月6日の栃木国体少年A5000mで4位に入った小山翔也(3年)は出場しなかった。

昌平は1区の成瀬結菜(1年)が2連覇を狙う埼玉栄を10秒リードして首位中継。2区の仲西梨花(3年)、3区の鈴木陽渚(3年)、4区の後藤舞桜(3年)も後続を引き離し、5区の蛯名夏音(3年)が優勝テープを切った。5区間オール区間賞の快勝劇で、2年ぶり5回目の全国切符を獲得。埼玉栄は1分15秒差の2位だった。

広告の下にコンテンツが続きます

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

埼玉県高校駅伝は11月1日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場及び周辺コースで行われ、男子は埼玉栄が2時間6分15秒で6連覇を達成し、女子は昌平が1時間10分28秒で2年ぶりの優勝を果たした。 男子の埼玉栄は、1区こそ先頭から16秒差の4位スタートだったが、2区(3km)の久保田琉月(3年)が8分28秒の区間新記録で追い上げ、トップに立った。2位に3秒リードしてタスキを受けた3区(8.1075km)の松井海斗(2年)も、従来の区間記録を22秒更新する23分54秒をマーク。後続との差を1分07秒に拡大し、独走態勢を築いた。4区以降も区間賞を独占し、2位に3分49秒差をつけてアンカーの吉田黎大(3年)がフィニッシュ。6年連続42回目の都大路行きを決めた。なお、10月6日の栃木国体少年A5000mで4位に入った小山翔也(3年)は出場しなかった。 昌平は1区の成瀬結菜(1年)が2連覇を狙う埼玉栄を10秒リードして首位中継。2区の仲西梨花(3年)、3区の鈴木陽渚(3年)、4区の後藤舞桜(3年)も後続を引き離し、5区の蛯名夏音(3年)が優勝テープを切った。5区間オール区間賞の快勝劇で、2年ぶり5回目の全国切符を獲得。埼玉栄は1分15秒差の2位だった。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

NEWS やり投・北口榛花  世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

2025.11.13

やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]

NEWS やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

2025.11.13

やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」

一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]

NEWS 福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

2025.11.13

福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら

日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top