HOME 高校

2022.10.29

仙台育英が圧巻のレース 昨年全国Vの女子1時間8分41秒、今春監督交代の男子2時間3分54秒/宮城県高校駅伝
仙台育英が圧巻のレース 昨年全国Vの女子1時間8分41秒、今春監督交代の男子2時間3分54秒/宮城県高校駅伝


宮城県高校駅伝は10月29日、岩沼市の海浜緑地公園北ブロック周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)、女子(5区間21.0975km)ともに仙台育英が圧巻のレースでそろって31回目の優勝を果たした。

昨年末の全国大会を制した女子は、1区(6km)を務めたインターハイ3000m5位のエース・杉森心音(3年)が後続に1分15秒差をつける19分09秒で走破。2区の細川あおい(1年)、3区に入ったインターハイ800m優勝の壁谷衿奈(2年)、4区を務めた2000m障害高校最高記録保持者・武田莉奈(3年)もさらにリードを広げ、アンカーの長岡みさき(1年)も堂々の走りを披露した。区間賞独占で1時間8分41秒をマーク。31年連続31回目の都大路切符を手にした。

3年ぶりの全国Vを狙う男子は1区こそ2位発進だったが、2区で加世堂懸(3年)で首位に立つと、そのまま独走。2区以降は6連続区間賞で、2時間3分54秒で8連覇を果たした。特に4区(8.0875km)の佐藤蓮(3年)が23分43秒、5区(5km)の大濱逞真(2年)が14分24秒でいずれも区間タイ記録。今春、大東大駅伝監督に転身した真名子圭氏から千葉裕司先生が男子監督を引き継いだが、変わらず充実した戦力を披露して、9年連続33回目の全国大会出場を決めた。

広告の下にコンテンツが続きます

なお、2位にはインターハイ3000m障害王者・齊藤大空(3年)が1区区間賞と好走した利府が入った。

全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

宮城県高校駅伝は10月29日、岩沼市の海浜緑地公園北ブロック周辺コースで行われ、男子(7区間42.195km)、女子(5区間21.0975km)ともに仙台育英が圧巻のレースでそろって31回目の優勝を果たした。 昨年末の全国大会を制した女子は、1区(6km)を務めたインターハイ3000m5位のエース・杉森心音(3年)が後続に1分15秒差をつける19分09秒で走破。2区の細川あおい(1年)、3区に入ったインターハイ800m優勝の壁谷衿奈(2年)、4区を務めた2000m障害高校最高記録保持者・武田莉奈(3年)もさらにリードを広げ、アンカーの長岡みさき(1年)も堂々の走りを披露した。区間賞独占で1時間8分41秒をマーク。31年連続31回目の都大路切符を手にした。 3年ぶりの全国Vを狙う男子は1区こそ2位発進だったが、2区で加世堂懸(3年)で首位に立つと、そのまま独走。2区以降は6連続区間賞で、2時間3分54秒で8連覇を果たした。特に4区(8.0875km)の佐藤蓮(3年)が23分43秒、5区(5km)の大濱逞真(2年)が14分24秒でいずれも区間タイ記録。今春、大東大駅伝監督に転身した真名子圭氏から千葉裕司先生が男子監督を引き継いだが、変わらず充実した戦力を披露して、9年連続33回目の全国大会出場を決めた。 なお、2位にはインターハイ3000m障害王者・齊藤大空(3年)が1区区間賞と好走した利府が入った。 全国大会は12月25日、京都市のたけびしスタジアム京都を発着点に行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.14

中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]

NEWS 5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

2025.12.14

5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進

長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]

NEWS 大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

2025.12.14

大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝

◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]

NEWS 徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

2025.12.14

徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝

第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]

NEWS 名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

2025.12.14

名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝

第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top