HOME 国内

2022.10.19

三宅奈緒香が現役引退 19年アジア選手権&世界リレー代表 慣れ親しんだ本拠地でラストラン
三宅奈緒香が現役引退 19年アジア選手権&世界リレー代表 慣れ親しんだ本拠地でラストラン

2019年アジア選手権代表の女子短距離・三宅奈緒香(住友電工)が現役引退を発表した。

三宅は1991年生まれの31歳。兵庫県出身で北条高校から甲南大を経て13年から住友電工へ。大学までは100m12秒台だったが実業団に進んでから着実に成長を遂げた。

広告の下にコンテンツが続きます

全日本実業団や国体で実績を残すと、2019年のアジア選手権には200mと4×100mリレーで代表入り。同年横浜で行われた世界リレーでは4×100mリレーと4×200mリレーの2種目で出場し、4×200mリレーでは2走を務めて1分34秒57の日本新記録を樹立した。21年には11秒74の自己新。ビッグタイトルこそなかったが息の長いスプリンターとして存在感を示した。

10月16日の、所属先の冠大会でもある日本記録挑戦記録会で現役を引退。レースには家族や高校の恩師・織邊剛先生らも駆けつけた。三宅は自身のSNSで「慣れ親しんだ練習場所で走れて感慨深いものがありました。陸上を始めて22年ここまで続けるとは驚きです」とつづり、支えてくれた人たちへ「心から感謝しています」と記した。

2019年アジア選手権代表の女子短距離・三宅奈緒香(住友電工)が現役引退を発表した。 三宅は1991年生まれの31歳。兵庫県出身で北条高校から甲南大を経て13年から住友電工へ。大学までは100m12秒台だったが実業団に進んでから着実に成長を遂げた。 全日本実業団や国体で実績を残すと、2019年のアジア選手権には200mと4×100mリレーで代表入り。同年横浜で行われた世界リレーでは4×100mリレーと4×200mリレーの2種目で出場し、4×200mリレーでは2走を務めて1分34秒57の日本新記録を樹立した。21年には11秒74の自己新。ビッグタイトルこそなかったが息の長いスプリンターとして存在感を示した。 10月16日の、所属先の冠大会でもある日本記録挑戦記録会で現役を引退。レースには家族や高校の恩師・織邊剛先生らも駆けつけた。三宅は自身のSNSで「慣れ親しんだ練習場所で走れて感慨深いものがありました。陸上を始めて22年ここまで続けるとは驚きです」とつづり、支えてくれた人たちへ「心から感謝しています」と記した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.25

アディダス新シューズ発売イベントに箱根駅伝を沸かせた太田蒼生と平林清澄が登壇!

アディダス ジャパンは11月25日、「ADIDAS EKIDEN DAY」を都内で開き、ゲストトークセッションにGMOインターネットグループで青学大出身の太田蒼生、ロジスティードで國學院大出身の平林清澄が一緒に登壇した。 […]

NEWS 正月の駅伝へ意気込み!GMO・嶋津雄大「勝ち抜いてニューイヤーを」東京国際大・菅野裕二郎「雰囲気良くトレーニングができている」

2025.11.25

正月の駅伝へ意気込み!GMO・嶋津雄大「勝ち抜いてニューイヤーを」東京国際大・菅野裕二郎「雰囲気良くトレーニングができている」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、嶋津雄大(GMOインターネットグループ)、髙久龍(ヤクルト)、東京国際大の菅野裕二郎(4年)と小柴裕士郎(2年)が出席した。 実業団勢はニューイヤー駅伝、東京国際大勢 […]

NEWS 2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

2025.11.25

2025年最も輝きを放ったCrystalAthleteは中島佑気ジョセフ!選手、ファン、メディア投票の「GetsurikuAwards2025」発表

月陸Onlineが2022年に創設した「Getsuriku Awards」。選手やファン、メディアからの投票によって、そのシーズンで『最も輝きを放った選手=Crystal Athlete』として表彰しています。 期間内に […]

NEWS 大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

2025.11.25

大学女子駅伝2冠へ!城西大の主将・金子陽向「10年間の集大成の走りを」本間香「優勝へ区間賞・区間新を」

ミズノの新シューズ発表イベントが11月25日に行われ、10月の全日本大学女子駅伝で優勝した城西大の主将・金子陽向(4年)と本間香(1年)が参加した。 1区区間新で優勝への流れを作った本間と、アンカーとして1分以上の差を跳 […]

NEWS 日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

2025.11.25

日本選手権混成競技は6月6日、7日 木南記念は5月10日開催 2026年競技日程の一部が発表

日本陸連は、ホームページで2026年度の主催競技会日程の一部を発表した。 日本選手権混成競技(岐阜・長良川)は6月6日、7日の両日に開催されることが新たに判明した。日本選手権(愛知・瑞穂)はすでに6月12日~14日に行わ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top