2022.10.10
WA(世界陸連)は10月6日、国際フェアプレー委員会(CIFP)の22年フェアプレー賞の最終候補を発表した。オレゴン世界選手権において最もフェアプレーを体現していた場面への投票をSNSで実施し、審査員の審査をあわせて最終候補が決められた。受賞者は12月上旬に発表される。候補は以下のとおり。
1.K.ナジョット(米国)とH.ブラッドショー(米国)
女子棒高跳でブラッドショーのポールがウォームアップ中に折れ、頭から落下して負傷。ナジョットが駆けつけてサポートした。ブラッドショーはこの負傷によって競技を棄権。それについてSNS上で非難の声が上がったが、ナジョットは反論してブラッドショーを擁護した。
2.Y.マフチフ(ウクライナ)とA.プロツェンコ(ウクライナ)
女子走高跳のマフチフと男子走高跳のプロツェンコはウクライナの現状による困難にもかかわらず、強さと回復力を発揮し、それぞれ銀メダルと銅メダルを獲得した。
3.K.ジョンソン-トンプソン(英国)
女子七種競技に出場していたトンプソンは、同種目の走幅跳で3回のファールの結果に終わったS.ヴァイセンベルク(ドイツ)を励ます姿を見せた。
今回の審査員にはCIFPの会員とWAから6人のメンバーが参加。00年シドニー五輪女子マラソン金メダルリストの高橋尚子さんも一員として臨席した。
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