HOME 国内

2022.09.24

長麻尋が女子やり投制す 高3以来の日本一「60mは見えています」/全日本実業団
長麻尋が女子やり投制す 高3以来の日本一「60mは見えています」/全日本実業団

◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目

広告の下にコンテンツが続きます

全日本実業団対抗選手権2日目に行われた女子やり投は実業団1年目の長麻尋(国士大教)が57m23で初優勝を収めた。

1、2回目は53m台にとどまり、3回目に54m25。5回目に55m46で3位で迎えたラスト1投で優勝記録を放った。「数mずつ伸ばしていってしまった。1回目にしっかり記録を残さないといけないです。精神的な部分が課題」と振り返る。

それでも、高3のU20日本選手権以来の日本一のタイトルに、「勝ちにこだわりたかったので勝ててうれしいです」と久しぶりに笑顔が弾けた。

和歌山北高2年で56m48(現高校歴代6位)を放ちインターハイも優勝。野球一家に育ち、その強肩を生かした投げで早くから期待を寄せられ、日本陸連ダイヤモンドアスリートにも選出された逸材だ。

それでも国士大に進んでからは環境の変化や肩周り、腰のケガに悩まされ結果が出ない日々が続く。大学3年目でようやく高2の自己記録を更新する56m58。国士大らしく4年目でしっかり記録を伸ばして58m57をマークした。今季は5月の木南記念で59m37を投げて北口榛花(JAL)に次ぐ2位。大器がようやく本領発揮し始めた。

ケガなく順調に練習できているが、「練習でも良いときは良いのですが、一つ崩れるとガタッときてしまいます」と言い、それが試合での安定感のなさに直結。それでも「60mは見えています」ときっぱり言えるほど自信はついてきた。同学年の武本紗栄(佐賀スポ協)がオレゴン世界選手権のファイナルに進出しただけに、「悔しかったです。来年、再来年は自分が必ず出ます」。

復活よりも進化を遂げようとする大器が、活況の女子やり投で再び輝きを放つ日は遠くない。

◇第70回全日本実業団対抗選手権(9月23~25日/岐阜・長良川)2日目 全日本実業団対抗選手権2日目に行われた女子やり投は実業団1年目の長麻尋(国士大教)が57m23で初優勝を収めた。 1、2回目は53m台にとどまり、3回目に54m25。5回目に55m46で3位で迎えたラスト1投で優勝記録を放った。「数mずつ伸ばしていってしまった。1回目にしっかり記録を残さないといけないです。精神的な部分が課題」と振り返る。 それでも、高3のU20日本選手権以来の日本一のタイトルに、「勝ちにこだわりたかったので勝ててうれしいです」と久しぶりに笑顔が弾けた。 和歌山北高2年で56m48(現高校歴代6位)を放ちインターハイも優勝。野球一家に育ち、その強肩を生かした投げで早くから期待を寄せられ、日本陸連ダイヤモンドアスリートにも選出された逸材だ。 それでも国士大に進んでからは環境の変化や肩周り、腰のケガに悩まされ結果が出ない日々が続く。大学3年目でようやく高2の自己記録を更新する56m58。国士大らしく4年目でしっかり記録を伸ばして58m57をマークした。今季は5月の木南記念で59m37を投げて北口榛花(JAL)に次ぐ2位。大器がようやく本領発揮し始めた。 ケガなく順調に練習できているが、「練習でも良いときは良いのですが、一つ崩れるとガタッときてしまいます」と言い、それが試合での安定感のなさに直結。それでも「60mは見えています」ときっぱり言えるほど自信はついてきた。同学年の武本紗栄(佐賀スポ協)がオレゴン世界選手権のファイナルに進出しただけに、「悔しかったです。来年、再来年は自分が必ず出ます」。 復活よりも進化を遂げようとする大器が、活況の女子やり投で再び輝きを放つ日は遠くない。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.03.15

【大会結果】第110回日本選手権マラソン競歩・第50回能美競歩(2026年3月15日)

【大会結果】◇第110回日本選手権マラソン競歩・第50回能美競歩(2026年3月15日/石川県能美市) ●日本選手権マラソン競歩 ・男子 1位 諏方元郁(愛知製鋼) 2時間58分21秒=アジア大会代表内定 2位 住所大翔 […]

NEWS 【男子砲丸投・円盤投】吉澤悠利が中1最高の14m07と40m63

2026.03.15

【男子砲丸投・円盤投】吉澤悠利が中1最高の14m07と40m63

第5回京都府中学記録会が3月14日に行われ、吉澤悠利(加茂川中1京都)がビッグススローを見せた。 中学男子砲丸投(5kg)では、14m07をプット。同円盤投(1.5kg)では40m63をスローしている。いずれも中1最高記 […]

NEWS 男子ハーフは川野将虎が接戦制す「勝つことしか考えていなかった」京大・原圭佑が奮闘の2位/能美競歩

2026.03.15

男子ハーフは川野将虎が接戦制す「勝つことしか考えていなかった」京大・原圭佑が奮闘の2位/能美競歩

◇第50回全日本競歩能美大会(3月15日/石川県能美市) アジア大会代表選考会を兼ねた全日本能美競歩が行われ、男子ハーフマラソン競歩は川野将虎(旭化成)が1時間21分52秒(速報値)で優勝した。 広告の下にコンテンツが続 […]

NEWS 初代女王は岩谷産業!第一生命Gと6秒差接戦制す 高校は神村学園がV/奥球磨女子駅伝

2026.03.15

初代女王は岩谷産業!第一生命Gと6秒差接戦制す 高校は神村学園がV/奥球磨女子駅伝

第1回奥球磨女子駅伝が3月15日、熊本・あさぎり駅前から湯前町農村環境改善センター前の5区間16.0kmのコースで行われ、大学・実業団の部は岩谷産業が52分12秒で優勝し、初代女王になった。 秋に同地で男子の駅伝が行われ […]

NEWS 大塚製薬の上門大祐が2時間9分04秒 ロス五輪MGC獲得済み/ソウルマラソン

2026.03.15

大塚製薬の上門大祐が2時間9分04秒 ロス五輪MGC獲得済み/ソウルマラソン

ソウルマラソン2026が3月15日に行われ、上門大祐(大塚製薬)が2時間9分04秒をマークした。 上門は20kmを1時間0分01秒で通過。その後は1km3分を切れなかったが粘りのレースでフィニッシュした。 広告の下にコン […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年4月号 (3月13日発売)

2026年4月号 (3月13日発売)

別冊付録 記録年鑑 2025

東京マラソン、大阪マラソン、名古屋ウィメンズマラソン

page top