HOME 国内、大学

2022.09.10

走高跳は京大ジャンパー山中駿が全国初タイトル「関西学生記録を更新したい」/日本IC
走高跳は京大ジャンパー山中駿が全国初タイトル「関西学生記録を更新したい」/日本IC

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)2日目

学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの2日目が行われ、男子走高跳は山中駿(京大)が優勝。この種目での京大は初制覇だった。

広告の下にコンテンツが続きます

山中は2m10、15と1回で成功。2m18はクリアならなかった。試技数差で坂井宏和(東海大)とジャンプオフに。2m14を1回で跳んだ山中が勝利を収めた。

三国丘高出身で、高校時代のベストは2m12。インターハイなど全国大会にも出場していたが、これが全国初タイトルだった。今季は助走距離を2~3足長伸ばすなど改善し、7月には2m22をクリア。「スピードが上がればいいのではなく、オーバースピードにならないように」コントロールしたことや、三段跳にも挑戦したことで「踏み切り位置が遠くなってもいい角度で跳べるようになった」と話す。

工学部では力学を学んでいるという。「練習環境が恵まれていないとは思っていません」と言い、特定の指導者はいないが、「動画を取り合いながら学生たち主体でやっています」と語る。

京大出身のアスリートと言えば男子競歩のメダリスト・山西利和(愛知製鋼)。今回の日本インカレタイトルは山西以来だった。

「先輩という実感はありませんが、大会で優勝されるたびに記念碑が増えるのですごいなと思っています」と山中。今後は「関西学生記録の2m25を跳びたいです」と目標を語った。

◇日本インカレ(京都・たけびしスタジアム京都:西京極)2日目 学生ナンバーワンを決める第91回日本インカレの2日目が行われ、男子走高跳は山中駿(京大)が優勝。この種目での京大は初制覇だった。 山中は2m10、15と1回で成功。2m18はクリアならなかった。試技数差で坂井宏和(東海大)とジャンプオフに。2m14を1回で跳んだ山中が勝利を収めた。 三国丘高出身で、高校時代のベストは2m12。インターハイなど全国大会にも出場していたが、これが全国初タイトルだった。今季は助走距離を2~3足長伸ばすなど改善し、7月には2m22をクリア。「スピードが上がればいいのではなく、オーバースピードにならないように」コントロールしたことや、三段跳にも挑戦したことで「踏み切り位置が遠くなってもいい角度で跳べるようになった」と話す。 工学部では力学を学んでいるという。「練習環境が恵まれていないとは思っていません」と言い、特定の指導者はいないが、「動画を取り合いながら学生たち主体でやっています」と語る。 京大出身のアスリートと言えば男子競歩のメダリスト・山西利和(愛知製鋼)。今回の日本インカレタイトルは山西以来だった。 「先輩という実感はありませんが、大会で優勝されるたびに記念碑が増えるのですごいなと思っています」と山中。今後は「関西学生記録の2m25を跳びたいです」と目標を語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.18

中国全国運動会女子100mで16歳・陳妤頡が11秒10!U18世界歴代4位タイ&28年ぶりU20アジア新で大会最年少V

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会の陸上競技が11月17日、広東省広州市で行われ、女子100mでは16歳の陳妤頡が11秒10(+0.7)でこの種目で最年少優勝した。この記録はU18世界歴代4位タイ、U20アジア […]

NEWS クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

2025.11.17

クイーンズ駅伝「クマ対応」出没時間によって開催・中止を本部で決定 広瀬川沿い、1区の松島町、利府町内を警戒

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は11月17日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月23日)における「クマ対応」を発表した。 頻発するクマによる被害を鑑みての対応。松島町の文化交流館前のスタート地点 […]

NEWS 長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

2025.11.17

長谷川体育施設が日本陸連のオフィシャルサポーティングカンパニーに “協働”と“共創”目指す

日本陸連は11月17日、新たな協賛企業として、スポーツ施設総合建設業の長谷川体育施設(本社・東京都世田谷区/仁ノ平俊和社長)が決定したと発表した。11月からの契約で、カテゴリーとしては「オフィシャルサポーティングカンパニ […]

NEWS 男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

2025.11.17

男子は東京世界陸上5000m11位のキプサング、女子はアメバウが制覇 そろってツアー2勝目/WAクロカンツアー

世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールドの第4戦「クロス・インターナショナル・デ・ソリア」が11月16日、スペイン北部のソリアで開催され、男子(8km)はM.キプサング(ケニア)が23分10秒で優勝した。 キプサ […]

NEWS 女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

2025.11.17

女子砲丸投・鞏立姣が現役引退 世界選手権2連覇含む8大会連続メダル獲得

女子砲丸投の五輪・世界選手権金メダリストの鞏立姣(中国)が現役を引退することがわかった。 鞏立姣は東京五輪で金メダルを獲得している36歳。世界選手権では2017年ロンドン、19年ドーハ大会で2連覇している。 18歳で初出 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top