HOME 国内

2022.08.29

2023年の日本GPは「加盟制度」導入!9月から公募で大会を決定、最高レベルはCTシルバーで賞金総額7万500ドル
2023年の日本GPは「加盟制度」導入!9月から公募で大会を決定、最高レベルはCTシルバーで賞金総額7万500ドル

日本陸連は8月29日に理事会を開き、その後オンラインで会見を行った。

広告の下にコンテンツが続きます

その中で2023年度の日本グランプシリーズ(日本GP)を「加盟制度」を導入して実施することが発表された。

日本GPは国内トップレベルの競技会として、海外選手も招へいして日本トップ選手の強化・育成、さらにはファン拡大を目指して実施されてきた。

今年度は織田記念、静岡国際をはじめ14大会が日本陸連から指定を受け、4月上旬から10月中旬にかけて開催。ただ、時期や地域に偏りがあったことが課題に挙げられていた。

そこで、2023年度からは既存の大会を含めて加盟を希望する大会を公募し、審査をしたうえで加盟大会を決定する。

広告の下にコンテンツが続きます

加盟大会は世界陸連(WA)の大会カテゴリーに準じてグレード1~3の3つに分類。グレード1はWAコンチネンタルツアー(CT)・シルバー(Bカテゴリー)、同ブロンズに当たり、シルバーであれば賞金総額7万500ドル、ブロンズ(Cカテゴリー)は2万5000ドルの設定が必須となる。

グレード2はWACTチャレンジャー(Dカテゴリー)と、Eカテゴリーの大会。グレード3はFカテゴリーの大会となり、賞金設定が推奨されることになる。また、ファン拡大に向けてイベント実施など開催地域に親しまれる大会を目指していく。

加盟要件の詳細は9月の理事会での提示・承認を目指し、それを経て募集を開始する予定。10月が締め切りとなり、11月には加盟大会の発表される見込みだ。

加盟審査は有識者(強化、競技運営、外部等)、選手代表(選手、アスリート委員会等)、日本陸連事務局から構成される「日本GPシリーズ加盟審査グループ」が行う。スケジュールや実施種目は、強化委員会とも連携して決めていくという。

日本陸連は8月29日に理事会を開き、その後オンラインで会見を行った。 その中で2023年度の日本グランプシリーズ(日本GP)を「加盟制度」を導入して実施することが発表された。 日本GPは国内トップレベルの競技会として、海外選手も招へいして日本トップ選手の強化・育成、さらにはファン拡大を目指して実施されてきた。 今年度は織田記念、静岡国際をはじめ14大会が日本陸連から指定を受け、4月上旬から10月中旬にかけて開催。ただ、時期や地域に偏りがあったことが課題に挙げられていた。 そこで、2023年度からは既存の大会を含めて加盟を希望する大会を公募し、審査をしたうえで加盟大会を決定する。 加盟大会は世界陸連(WA)の大会カテゴリーに準じてグレード1~3の3つに分類。グレード1はWAコンチネンタルツアー(CT)・シルバー(Bカテゴリー)、同ブロンズに当たり、シルバーであれば賞金総額7万500ドル、ブロンズ(Cカテゴリー)は2万5000ドルの設定が必須となる。 グレード2はWACTチャレンジャー(Dカテゴリー)と、Eカテゴリーの大会。グレード3はFカテゴリーの大会となり、賞金設定が推奨されることになる。また、ファン拡大に向けてイベント実施など開催地域に親しまれる大会を目指していく。 加盟要件の詳細は9月の理事会での提示・承認を目指し、それを経て募集を開始する予定。10月が締め切りとなり、11月には加盟大会の発表される見込みだ。 加盟審査は有識者(強化、競技運営、外部等)、選手代表(選手、アスリート委員会等)、日本陸連事務局から構成される「日本GPシリーズ加盟審査グループ」が行う。スケジュールや実施種目は、強化委員会とも連携して決めていくという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.06.17

東京2025世界陸上財団がレボインターナショナルとのスポンサーシップ契約締結「液体バイオ燃料」分野で提携

公益財団法人東京2025世界陸上財団は6月17日、株式会社レボインターナショナルとスポンサーシップ契約を締結したことを発表した。 スポンサー区分は協賛金額は3,000万円以上の「サプライヤー」で、「液体バイオ燃料」カテゴ […]

NEWS 大学男子長距離部門選手を対象とした乳酸菌・タンパク質含有ゼリー飲料に関する論文概要/大塚製薬株式会社
PR

2025.06.17

大学男子長距離部門選手を対象とした乳酸菌・タンパク質含有ゼリー飲料に関する論文概要/大塚製薬株式会社

84%に体感があり、「コンディションの安定」などを実感 大塚製薬株式会社は、「NSCA JAPAN」の「SPORTS Nutrition Academy」へ「大学男子長距離部門選手を対象とした乳酸菌、アミノ酸およびホエイ […]

NEWS インターハイ地区大会 広島行きを懸けて今日北海道開幕 週末は北信越、東海、中国でも!全国大会出場者が出そろう

2025.06.17

インターハイ地区大会 広島行きを懸けて今日北海道開幕 週末は北信越、東海、中国でも!全国大会出場者が出そろう

広島インターハイ(7月25日~29日)の出場権を懸けた、最終関門となる地区大会は今日6月17日に北海道で開幕し、19日は北信越、20日には東海と中国でもスタートする。 いずれの4大会も22日までにすべて終了。16日までに […]

NEWS 弘前実が地元で男女マイルリレーV!「全国で入賞を」100mH佐藤柚希が13秒70、200m中森が好記録/IH東北

2025.06.17

弘前実が地元で男女マイルリレーV!「全国で入賞を」100mH佐藤柚希が13秒70、200m中森が好記録/IH東北

◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)4日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の最終日が行われ、男子4×400mリレーは地元・青森の弘前実が3分11秒84の大会新 […]

NEWS 110mH古賀ジェレミー驚異の高校新13秒45 次は日本選手権!七種・江口美玲5120点、岡田紗和1年初の5000点超え/IH南関東

2025.06.17

110mH古賀ジェレミー驚異の高校新13秒45 次は日本選手権!七種・江口美玲5120点、岡田紗和1年初の5000点超え/IH南関東

◇インターハイ南関東地区大会(6月13日~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の4日目が行われ、男子110mハードルの古賀ジェレミー(東京3 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top