HOME 海外

2022.08.11

女子1500mキピエゴンが世界歴代2位の3分50秒37でV フレイザー・プライスは10秒62/DLモナコ
女子1500mキピエゴンが世界歴代2位の3分50秒37でV フレイザー・プライスは10秒62/DLモナコ


8月10日、ダイヤモンドリーグ(DL)の第10戦モナコ大会が当地で開催され、女子1500mでオレゴン世界選手権金メダルのF.キピエゴン(ケニア)が3分50秒37の世界歴代2位で優勝した。

 2015年のこの大会でG.ディババ(エチオピア)が出した世界記録(3分50秒07)の更新を目指したキピエゴンは、400mを1分00秒、800mを2分01秒で通過。ペースメーカーが外れた後もペースは鈍らず、フィニッシュラインを駆け抜けたが、世界記録まではあと0.30秒及ばなかった。

女子100mでは世界女王のS-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が今季世界最高、大会新の10秒62(+0.4)で制した。今季6回目の10秒6台で、女子選手が1シーズンに10秒7以内を6度マークしたのは史上初めて。2位はオレゴン世界選手権200m金のS.ジャクソン(ジャマイカ)で10秒71の自己新。M-J.タルー(コートジボワール)が10秒72のアフリカ新で3位に続いた。

広告の下にコンテンツが続きます

男子3000mはT.ディクムウェナヨ(ブルンジ)が7分25秒93の今季世界最高、DL新記録で勝利した。2位はB.アレガウェイ(エチオピア)で7分26秒81の自己新、3位のG.フィッシャー(米国)は7分28秒48で北米記録を樹立した。

男子1000mはオレゴン世界選手権1500m金メダルのJ.ワイトマン(英国)が2分13秒88の今季世界最高で大会新V。男子200mはオレゴン世界選手権金のN.ライルズ(米国)が19秒46(+0.8)の大会新で制した。

女子やり投はオレゴン世界選手権金のK-L.バーバー(豪州)が64m50で優勝。北口榛花(JAL)が62m37で2位に続き、DLパリ、シレジアでの優勝に続いて上位に入った。

8月10日、ダイヤモンドリーグ(DL)の第10戦モナコ大会が当地で開催され、女子1500mでオレゴン世界選手権金メダルのF.キピエゴン(ケニア)が3分50秒37の世界歴代2位で優勝した。  2015年のこの大会でG.ディババ(エチオピア)が出した世界記録(3分50秒07)の更新を目指したキピエゴンは、400mを1分00秒、800mを2分01秒で通過。ペースメーカーが外れた後もペースは鈍らず、フィニッシュラインを駆け抜けたが、世界記録まではあと0.30秒及ばなかった。 女子100mでは世界女王のS-A.フレイザー・プライス(ジャマイカ)が今季世界最高、大会新の10秒62(+0.4)で制した。今季6回目の10秒6台で、女子選手が1シーズンに10秒7以内を6度マークしたのは史上初めて。2位はオレゴン世界選手権200m金のS.ジャクソン(ジャマイカ)で10秒71の自己新。M-J.タルー(コートジボワール)が10秒72のアフリカ新で3位に続いた。 男子3000mはT.ディクムウェナヨ(ブルンジ)が7分25秒93の今季世界最高、DL新記録で勝利した。2位はB.アレガウェイ(エチオピア)で7分26秒81の自己新、3位のG.フィッシャー(米国)は7分28秒48で北米記録を樹立した。 男子1000mはオレゴン世界選手権1500m金メダルのJ.ワイトマン(英国)が2分13秒88の今季世界最高で大会新V。男子200mはオレゴン世界選手権金のN.ライルズ(米国)が19秒46(+0.8)の大会新で制した。 女子やり投はオレゴン世界選手権金のK-L.バーバー(豪州)が64m50で優勝。北口榛花(JAL)が62m37で2位に続き、DLパリ、シレジアでの優勝に続いて上位に入った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.14

八王子ロングディスタンスのスタートリスト発表! 最終組に鈴木芽吹、田澤廉、篠原倖太朗が登場!

東日本実業団連盟は11月14日、「2025八王子ロングディスタンス」のスタートリストを発表した。同大会は男子10000mを中心とした競技会で、今年も有力選手がそろった。 最終組となるA組には、東京世界選手権代表の鈴木芽吹 […]

NEWS ボルト、フレイザー・プライスも復興支援 ベルギーの競技会から10万ドルの寄附金 ハリケーン被害のジャマイカへ陸上界の支援の輪広がる

2025.11.14

ボルト、フレイザー・プライスも復興支援 ベルギーの競技会から10万ドルの寄附金 ハリケーン被害のジャマイカへ陸上界の支援の輪広がる

10月下旬に発生したハリケーン「メリッサ」のジャマイカでの被害状況をうけ、陸上界で支援の輪が広がっている。 ジャマイカでは、10月28日にメリッサが最も勢力の大きいカテゴリー5で襲来。特にジャマイカ南西部地域で大きな被害 […]

NEWS 【OHANA 鍼灸治療院】〝酸素〟ありきの治療院を開業、2way酸素ルームが大活躍
PR

2025.11.14

【OHANA 鍼灸治療院】〝酸素〟ありきの治療院を開業、2way酸素ルームが大活躍

高気圧酸素と低圧低酸素の両方の環境を1台でつくれる日本気圧バルク工業の特許製品 2025年3月、東京都調布市の京王線布田駅からほど近い閑静な住宅街に「OHANA 鍼灸治療院」がオープンした。井上伸次院長(51歳)が大切に […]

NEWS 男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

2025.11.13

男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕

中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]

NEWS 全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

2025.11.13

全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝

12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top