HOME 海外

2022.08.08

やり投のナディームが90m18! キプリモは長距離2冠/英連邦大会
やり投のナディームが90m18! キプリモは長距離2冠/英連邦大会

英連邦競技大会の陸上競技は7月30日から8月7日まで英国・バーミンガムで開催され、男子やり投はA.ナディーム(パキスタン)が90m18の大会新で優勝した。ナディームは昨年の東京五輪、今夏のオレゴン世界選手権ともに5位に入賞している25歳で、これまでの自己記録は86m38(21年)。自身の持つパキスタン記録も更新した。19年ドーハ、オレゴン両世界選手権金メダルのA.ピータースが88m64で2位に続いた。

女子100mハードルはオレゴン世界選手権で世界記録を樹立して金メダルを獲得したT.アムサンが12秒30の大会新で快勝。同3000m障害は18歳のJ.チェプコエチ(ケニア)が9分15秒68の自己新で、女子10000mはE.マッコルガン(英国)が30分48秒60でいずれも大会新Vを飾った。

男子5000mと10000mはJ.キプリモ(ウガンダ)が13分08秒08、27分09秒19で両種目を制覇。いずれもシーズンベストで、10000mは大会新だった。男子1500mはO.ホア(豪州)が3分30秒12の自己新で大会記録も塗り替えて勝利した。

広告の下にコンテンツが続きます

女子200mは東京五輪金メダルのE.トンプソン-ヘラ(ジャマイカ)が22秒02(+0.6)の大会新で快勝。100mも10秒95(+0.4)で勝って2冠を獲得した。女子800mはオレゴン選手権銅のM.モラー(ケニア)が東京五輪・オレゴン世界選手権銀メダルのK.ホジキンソン(英国)を抑えて1分57秒07で優勝。ホジキンソンは1分57秒40で2位に続いた。女子やり投は世界選手権2連覇のK-L.バーバー(豪州)が64m43で1位だった。

女子4×100mリレーはナイジェリアが42秒10のエリアレコードで制覇。ナイジェリアはオカグバレのドーピング違反の影響でオレゴン世界選手権には出場していなかった。

英連邦競技大会は4年に1度開催される総合競技会で、英国連邦に属する国が参加できる。次回は2026年にバララット(豪州)で開催される。

英連邦競技大会の陸上競技は7月30日から8月7日まで英国・バーミンガムで開催され、男子やり投はA.ナディーム(パキスタン)が90m18の大会新で優勝した。ナディームは昨年の東京五輪、今夏のオレゴン世界選手権ともに5位に入賞している25歳で、これまでの自己記録は86m38(21年)。自身の持つパキスタン記録も更新した。19年ドーハ、オレゴン両世界選手権金メダルのA.ピータースが88m64で2位に続いた。 女子100mハードルはオレゴン世界選手権で世界記録を樹立して金メダルを獲得したT.アムサンが12秒30の大会新で快勝。同3000m障害は18歳のJ.チェプコエチ(ケニア)が9分15秒68の自己新で、女子10000mはE.マッコルガン(英国)が30分48秒60でいずれも大会新Vを飾った。 男子5000mと10000mはJ.キプリモ(ウガンダ)が13分08秒08、27分09秒19で両種目を制覇。いずれもシーズンベストで、10000mは大会新だった。男子1500mはO.ホア(豪州)が3分30秒12の自己新で大会記録も塗り替えて勝利した。 女子200mは東京五輪金メダルのE.トンプソン-ヘラ(ジャマイカ)が22秒02(+0.6)の大会新で快勝。100mも10秒95(+0.4)で勝って2冠を獲得した。女子800mはオレゴン選手権銅のM.モラー(ケニア)が東京五輪・オレゴン世界選手権銀メダルのK.ホジキンソン(英国)を抑えて1分57秒07で優勝。ホジキンソンは1分57秒40で2位に続いた。女子やり投は世界選手権2連覇のK-L.バーバー(豪州)が64m43で1位だった。 女子4×100mリレーはナイジェリアが42秒10のエリアレコードで制覇。ナイジェリアはオカグバレのドーピング違反の影響でオレゴン世界選手権には出場していなかった。 英連邦競技大会は4年に1度開催される総合競技会で、英国連邦に属する国が参加できる。次回は2026年にバララット(豪州)で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

タイの19歳ブーンソンが100m9秒94!!!日本記録上回るアジア歴代3位、U20世界選手権2大会ファイナル

東南アジア大会がタイ・バンコクのスパチャラサイ競技場で行われ、男子100mでタイのプリポル・ブーンソンが9秒94(+0.7)をマークした。 予選で出されたこの記録はアジア歴代で日本記録(9秒95:山縣亮太)を上回る3位。 […]

NEWS 青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top