◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)1日目
オレゴン世界陸上初日のイブニングセッション最終種目の男女混合4×400mリレー決勝。世界選手権最多13個の金メダルを保持する36歳の「レジェンド」アリソン・フェリックスが米国の2走として出場した。
トップでバトンを受けると、バックストレートを快調に突き進む。長い手足を生かした流れるようなフォームは健在。後半にドミニカ共和国の猛追を受けて2番手で3走に渡すかたちとなったが、スタンドを埋めた地元の観衆からの大歓声を背に、「ラストラン」を走り切った。
米国は3走で再びトップに立ったものの、ドミニカ共和国、オランダに続く3分10秒16で銅メダルだった。
世界選手権では05年ヘルシンキ大会の200mを19歳で制し、09年ベルリンまで3連覇。15年北京では400mで頂点に立っている。両リレーでも米国の主軸として活躍し、17年ロンドン大会でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持っていた最多金メダル(11個)に並んだ。
そして、前回のドーハ大会では男女混合4×400mリレーを制して単独最多金メダルを手にし、女子4×400mリレーの予選にも出場して米国の2連覇に貢献している。
五輪でも金メダル7、メダル11を獲得。世界大会で手にした総メダル数は、今大会で「30」となった。17歳だった2003年パリ世界選手権200mで世界デビューして19年、大会前には「信じられないほど長い旅だった」と語っていた。
「多くの浮き沈みがありましたが、私はこのスポーツが大好きです。何度も心を痛めましたが、楽しい瞬間もたくさんありました」
歴史に深く刻まれたスプリンターのキャリアを初開催の地元世界選手権で終えたフェリックス。地元のファンたちは、大きな拍手でその偉業を称えた。
●男女混合4×400mR上位成績
ドミニカ共和国 3分09秒82
オランダ 3分09秒90=自国新
米 国 3分10秒16
ポーランド 3分12秒31
ジャマイカ 3分12秒71
ナイジェリア 3分16秒21
イタリア 3分16秒45
アイルランド 3分16秒86
◇オレゴン世界陸上(7月15日〜24日/米国・オレゴン州ユージン)1日目
オレゴン世界陸上初日のイブニングセッション最終種目の男女混合4×400mリレー決勝。世界選手権最多13個の金メダルを保持する36歳の「レジェンド」アリソン・フェリックスが米国の2走として出場した。
トップでバトンを受けると、バックストレートを快調に突き進む。長い手足を生かした流れるようなフォームは健在。後半にドミニカ共和国の猛追を受けて2番手で3走に渡すかたちとなったが、スタンドを埋めた地元の観衆からの大歓声を背に、「ラストラン」を走り切った。
米国は3走で再びトップに立ったものの、ドミニカ共和国、オランダに続く3分10秒16で銅メダルだった。
世界選手権では05年ヘルシンキ大会の200mを19歳で制し、09年ベルリンまで3連覇。15年北京では400mで頂点に立っている。両リレーでも米国の主軸として活躍し、17年ロンドン大会でウサイン・ボルト(ジャマイカ)が持っていた最多金メダル(11個)に並んだ。
そして、前回のドーハ大会では男女混合4×400mリレーを制して単独最多金メダルを手にし、女子4×400mリレーの予選にも出場して米国の2連覇に貢献している。
五輪でも金メダル7、メダル11を獲得。世界大会で手にした総メダル数は、今大会で「30」となった。17歳だった2003年パリ世界選手権200mで世界デビューして19年、大会前には「信じられないほど長い旅だった」と語っていた。
「多くの浮き沈みがありましたが、私はこのスポーツが大好きです。何度も心を痛めましたが、楽しい瞬間もたくさんありました」
歴史に深く刻まれたスプリンターのキャリアを初開催の地元世界選手権で終えたフェリックス。地元のファンたちは、大きな拍手でその偉業を称えた。
●男女混合4×400mR上位成績
ドミニカ共和国 3分09秒82
オランダ 3分09秒90=自国新
米 国 3分10秒16
ポーランド 3分12秒31
ジャマイカ 3分12秒71
ナイジェリア 3分16秒21
イタリア 3分16秒45
アイルランド 3分16秒86 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
-
2025.11.13
-
2025.11.12
-
2025.11.10
-
2025.11.10
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.13
男子20km競歩は張俊、女子20km競歩は楊家玉が連覇 中国全国運動会が開幕
中国の総合スポーツ競技会の第15回全国運動会が広州市を中心に11月9日から開幕している。陸上競技は12日の20km競歩を皮切りに、15日からマラソンを含め、トラック&フィールド種目がスタートする。 同大会は日本の国民スポ […]
2025.11.13
全中3000mVの出田隆之助擁する中京が県大会連覇 熊本・松橋、栃木・三島など名門校も全国へ/中学駅伝
12月14日に行われる第33回全国中学校駅伝への出場権を懸けた都道府県大会が佳境を迎えている。11月5日から10日までに、21都府県で代表校が決定した。 関東では5都県で代表が決定。埼玉男子は男衾が1区から主導権を握り、 […]
2025.11.13
やり投・北口榛花 世界一奪還へ向け始動「山を登ったり、ローラースケートをしたり…」右肘も順調に回復
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞し、200万円と江戸切子とクオーツ時計を組み合わせたオリジナルトロフィーが贈呈された […]
2025.11.13
やり投・北口榛花に服部真二賞 陸上では初「チャレンジしてみようという気持ちを届けられたら」
一般社団法人 服部真二 文化・スポーツ財団は11月13日、都内で「第8回服部真二賞」の受賞式を開き、女子やり投の北口榛花(JAL)が受賞した。 同賞は「音楽やスポーツなどの分野において、発展、改革に挑むリーダー、世界に向 […]
2025.11.13
福岡国際マラソン 招待選手は22年世界陸上代表の西山雄介 日本歴代7位の細谷恭平 同10位の菊地駿弥ら
日本陸連は11月13日、福岡国際マラソン2025(12月7日/平和台陸上競技場発着)のエントリー選手を発表した。 大会は2028年ロサンゼルス五輪代表につながるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズ2025 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025