HOME ニュース、海外

2022.06.29

女子短距離のオカグバレに新たなドーピング違反 ナイジェリア女子4×100mRの世界陸上出場権も無効に
女子短距離のオカグバレに新たなドーピング違反 ナイジェリア女子4×100mRの世界陸上出場権も無効に


写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT)
アスリートインテグリティユニット(AIU)は、昨年の東京五輪でトーピング違反が発覚した女子短距離のB.オカグバレ(ナイジェリア)に新たなドーピング違反があり、追加処分を行うことを発表した。すでに科されている10年間の資格停止処分に加え、1年間の処分を受け合計11年間の処分となる。

2020年のサンプルでヒト成長ホルモン(HGH)が検出され、資格停止処分をすでに受けていたが、今回は2021年6月13日の同選手の所在不明に関するもので、サンプル採取の回避、ドーピングコントロール過程の改ざんまたは改ざん未遂を行ったものとされる。これにより2021年6月13日以降の個人およびリレーの結果はすべて無効となる。

ナイジェリアの女子4×100mリレーは、昨年6月19日にオカグバレを含むメンバーでオレゴン世界選手権への出場権を獲得していたが、今回の処分によってこの権利も消滅する。

広告の下にコンテンツが続きます
写真/Mochizuki Jiro(Agence SHOT) アスリートインテグリティユニット(AIU)は、昨年の東京五輪でトーピング違反が発覚した女子短距離のB.オカグバレ(ナイジェリア)に新たなドーピング違反があり、追加処分を行うことを発表した。すでに科されている10年間の資格停止処分に加え、1年間の処分を受け合計11年間の処分となる。 2020年のサンプルでヒト成長ホルモン(HGH)が検出され、資格停止処分をすでに受けていたが、今回は2021年6月13日の同選手の所在不明に関するもので、サンプル採取の回避、ドーピングコントロール過程の改ざんまたは改ざん未遂を行ったものとされる。これにより2021年6月13日以降の個人およびリレーの結果はすべて無効となる。 ナイジェリアの女子4×100mリレーは、昨年6月19日にオカグバレを含むメンバーでオレゴン世界選手権への出場権を獲得していたが、今回の処分によってこの権利も消滅する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.08

女子400mのナセルがアディダスと契約 パリ五輪銀、東京世界陸上銅メダリスト

女子400mのアジア記録保持者、S.E.ナセル(バーレーン)がアディダスとのプロ契約を結んだことを発表した。自身のSNSで契約締結に関して「新たな挑戦と歴史的偉業に向け、アディダスの献身的な取り組みとパートナーシップは極 […]

NEWS 全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

2025.12.08

全米クロカン選手権はウォルフとケラティ・フレスギが制す 世界陸上入賞・ヤングら上位選手が26年1月の世界クロカン代表に内定

12月6日、米国・オレゴン州ポートランドで全米クロスカントリー選手権(10km)が行われ、男子はP.ウォルフが29分17秒で、女子はW.ケラティ・フレスギが33分46秒で優勝した。 女子を制したケラティ・フレスギはパリ五 […]

NEWS 3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

2025.12.08

3月のThe TENから7月にかけて17大会を実施! 26年実施の米国陸連ツアー日程発表

米国陸連(USATF)は12月5日、来年実施するUSATFツアー17大会の日程を発表した。 米国では連盟が統括するツアーの立ち上げを10月に発表しており、年次総会で対象大会と日程が決定された。3月28日のThe TENを […]

NEWS 400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

2025.12.08

400mH・ベンジャミンと短距離のジェファーソン・ウッデンが年間最優秀賞! 米国陸連が年間表彰者発表

米国陸連(USATF)は12月5日、2025年の年間表彰者を発表した。 レジェンドの名を冠した年間最優秀賞は、男子(ジェシー・オーエンス賞)が400mハードルのR.ベンジャミン、女子(ジャッキー・ジョイナー=カーシー賞) […]

NEWS 福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

2025.12.08

福岡国際と防府読売、2つのマラソンは2人の「西山」が2時間7分台でロス五輪MGC切符つかむ

MGCシリーズ2025-26男子G1の福岡国際マラソンと防府読売マラソンの2大会が12月7日に行われた。 福岡国際はバイエリン・イエグゾー(エチオピア)が2時間7分51秒で優勝。2位には西山雄介(トヨタ自動車)が2時間7 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top