
◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目
オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日に行われた女子5000mは田中希実(豊田自動織機)が15分05秒61で優勝。すでに参加標準記録を突破しているため世界選手権の代表に内定した。
オレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している選手が5人と、熾烈な代表争いが予想されたレース。その中でもラストスパートを決めて他を引き離した田中が強さを見せた。
昨年と同様800m、1500m、5000mの3種目に挑戦した田中。「去年は(3種目挑戦に)恐れていたけど、今年は抵抗がなかったです」と言い、「去年を上回る結果を出せました」と昨年からの成長を実感した。
田中が得意としているラストスパートは「国内では通用しますが、海外ではどうか」と言い、「ラストだけのレースしかしていない」とレース全体としてさらに仕上げていくことを課題としている。
今大会は1500mと5000mの2種目で世界選手権の代表に内定。「大事な面で結果を出せました」と内定にもホッとした様子だった。同日に行われた800mでは2分04秒51で2位。ワールドランキングでの出場可能性もやや残すが、1500mと5000mの可能性が高く、「その2種目になったらどちらも決勝に残りたい。どちらも中途半端にならないように」と両種目で世界のトップを目指していく。
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オレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している選手が5人と、熾烈な代表争いが予想されたレース。その中でもラストスパートを決めて他を引き離した田中が強さを見せた。
昨年と同様800m、1500m、5000mの3種目に挑戦した田中。「去年は(3種目挑戦に)恐れていたけど、今年は抵抗がなかったです」と言い、「去年を上回る結果を出せました」と昨年からの成長を実感した。
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