
◇第106回日本選手権(6月9日~12日/大阪・ヤンマースタジアム長居)4日目
オレゴン世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権の最終日に行われた男子110mハードルは、泉谷駿介(住友電工)が13秒21(−1.2)をマークして連覇を果たし、世界選手権代表に内定した。
スタートから異次元の速さを見せた泉谷。1台目の時点でリードしてからはそのままスピードに乗ってフィニッシュし、世界の走りを披露して貫禄がちを収めた。
今季は3月の日本選手権室内で足首を痛め、4月の織田記念予選以降、レースから遠ざかっていた。今大会では予選から切れ味の鋭い走りで、準決勝では13秒29(−0.2)をマークしていた。決勝は強い向かい風だったが「自分は向かい風の方が走りやすいので」と好条件だったと言い、「運も味方にできて良かったです」。1台目の入りにも「良い感じに入れた」と評価した。
これで2度目の世界選手権代表内定。19年ドーハ大会は怪我のため欠場した。オレゴン世界選手権に向けて「スプリントやウエイト、バランスよく練習していきたい」と語った。昨年の東京五輪では惜しくも準決勝敗退。「次は準決勝で13秒2、1台を出せたら」とオリンピックの悔しさを晴らすために世界の決勝へ、再び挑んでいく。
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スタートから異次元の速さを見せた泉谷。1台目の時点でリードしてからはそのままスピードに乗ってフィニッシュし、世界の走りを披露して貫禄がちを収めた。
今季は3月の日本選手権室内で足首を痛め、4月の織田記念予選以降、レースから遠ざかっていた。今大会では予選から切れ味の鋭い走りで、準決勝では13秒29(−0.2)をマークしていた。決勝は強い向かい風だったが「自分は向かい風の方が走りやすいので」と好条件だったと言い、「運も味方にできて良かったです」。1台目の入りにも「良い感じに入れた」と評価した。
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