HOME 国内、大学

2022.05.20

男子4継・日大が29年ぶり優勝! 予選で学生歴代4位の38秒72 女子は日体大が5連覇達成/関東IC
男子4継・日大が29年ぶり優勝! 予選で学生歴代4位の38秒72 女子は日体大が5連覇達成/関東IC


◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)2日目

関東インカレの2日目に行われた男子4×100mリレーは日大が39秒18で優勝した。同校の優勝は1993年以来の29年ぶりとなる。

予選では塚口哲平、三田寺虎琉、鈴木大河、一瀬輝星のメンバーでバトンをつなぎ、学生歴代4位となる38秒72をマーク。決勝も同じオーダーで臨み、見事久々の頂点に立った。

広告の下にコンテンツが続きます

100m決勝に進出した選手はいないものの、「チーム力」を見せつけて勝ち切った日大。「他の大学と比べたら走力は劣る部分はありますが、仲間を信じてバトンをつなげました」(三田寺)。

長い間取れずにいた関東ナンバーワンを手に入れ、「先輩が成し遂げられなかったインカレ優勝、日大記録更新を目指していたので、達成できて良かったです」と一瀬。29年前に4連覇を達成した際のメンバーは当時100mで日本記録を作った宮田英明、井上悟ら偉大なOBで、「その世代に並べたことはすごくうれしいです」(塚口)と喜んだ。

女子は日体大が田中更紗、宮武アビーダラリー、広沢優美、工藤聖莉奈のメンバーで45秒01をマークして大会5連覇を達成。「周りのことは考えず、バトンをうまくつなげば結果はついてくると思っていました」とチーム一丸となって掴み取った優勝だった。

◇第101回関東インカレ(5月19日〜22日/東京・国立競技場)2日目 関東インカレの2日目に行われた男子4×100mリレーは日大が39秒18で優勝した。同校の優勝は1993年以来の29年ぶりとなる。 予選では塚口哲平、三田寺虎琉、鈴木大河、一瀬輝星のメンバーでバトンをつなぎ、学生歴代4位となる38秒72をマーク。決勝も同じオーダーで臨み、見事久々の頂点に立った。 100m決勝に進出した選手はいないものの、「チーム力」を見せつけて勝ち切った日大。「他の大学と比べたら走力は劣る部分はありますが、仲間を信じてバトンをつなげました」(三田寺)。 長い間取れずにいた関東ナンバーワンを手に入れ、「先輩が成し遂げられなかったインカレ優勝、日大記録更新を目指していたので、達成できて良かったです」と一瀬。29年前に4連覇を達成した際のメンバーは当時100mで日本記録を作った宮田英明、井上悟ら偉大なOBで、「その世代に並べたことはすごくうれしいです」(塚口)と喜んだ。 女子は日体大が田中更紗、宮武アビーダラリー、広沢優美、工藤聖莉奈のメンバーで45秒01をマークして大会5連覇を達成。「周りのことは考えず、バトンをうまくつなげば結果はついてくると思っていました」とチーム一丸となって掴み取った優勝だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top