HOME ニュース、国内

2022.05.09

女子100m・200m日本記録保持者・福島千里さん引退セレモニー「日本記録の更新を心待ち」
女子100m・200m日本記録保持者・福島千里さん引退セレモニー「日本記録の更新を心待ち」


5月8日に開催されたセイコーゴールデングランプリ終了後の東京・国立競技場で、女子100mと200mの日本記録保持者で、今年1月に引退を発表した福島千里さんの引退セレモニーが行われた。

客席に笑顔で手を振り、走りながら入場した福島さん。「苦しい時に応援して背中を押してくださり、長い間本当にありがとうございました」と集まった観客に感謝の言葉を述べた。

広告の下にコンテンツが続きます

セイコーゴールデングランプリ終了後のセレモニーだったため、同大会での思い出を聞かれると、「2012年にリレーで日本記録を出せたことがすごく思い出に残っています」と振り返った。

セレモニーにはチームセイコーの山縣亮太、デーデー・ブルーノ、競泳の坂井聖人選手、トランポリンの棟朝銀河選手、歌手の平原綾香さんらが駆けつけ、「福島さんからはたくさん学ばせていただきました」と山縣がコメント。その後は子どもたちと一緒に国立競技場を走り、スタジアムを1周した。

「今後はお世話になった陸上に恩返しするつもりでさまざまなことに挑戦していきたいです」と福島さん。これからの女子短距離界へも「私が持つ日本記録が更新されることを心待ちにしています」とエールを送った。

福島さんは100mと200mの日本記録(11秒21、22秒88)を持ち、日本の女子短距離界を長きにわたって牽引。五輪には2008年の北京大会から12年のロンドン、16年のリオと3大会連続で出場をしている。世界選手権も09年のベルリンから4大会連続出場。アジア大会優勝など数々の世界大会を経験した。

広告の下にコンテンツが続きます

引退後はセイコースマイルアンバサダーに就任しながら、順大短距離ブロックのアシスタントコーチを務めるなど、陸上教室を含めてイベントを通して後進の指導に当たっている。

5月8日に開催されたセイコーゴールデングランプリ終了後の東京・国立競技場で、女子100mと200mの日本記録保持者で、今年1月に引退を発表した福島千里さんの引退セレモニーが行われた。 客席に笑顔で手を振り、走りながら入場した福島さん。「苦しい時に応援して背中を押してくださり、長い間本当にありがとうございました」と集まった観客に感謝の言葉を述べた。 セイコーゴールデングランプリ終了後のセレモニーだったため、同大会での思い出を聞かれると、「2012年にリレーで日本記録を出せたことがすごく思い出に残っています」と振り返った。 セレモニーにはチームセイコーの山縣亮太、デーデー・ブルーノ、競泳の坂井聖人選手、トランポリンの棟朝銀河選手、歌手の平原綾香さんらが駆けつけ、「福島さんからはたくさん学ばせていただきました」と山縣がコメント。その後は子どもたちと一緒に国立競技場を走り、スタジアムを1周した。 「今後はお世話になった陸上に恩返しするつもりでさまざまなことに挑戦していきたいです」と福島さん。これからの女子短距離界へも「私が持つ日本記録が更新されることを心待ちにしています」とエールを送った。 福島さんは100mと200mの日本記録(11秒21、22秒88)を持ち、日本の女子短距離界を長きにわたって牽引。五輪には2008年の北京大会から12年のロンドン、16年のリオと3大会連続で出場をしている。世界選手権も09年のベルリンから4大会連続出場。アジア大会優勝など数々の世界大会を経験した。 引退後はセイコースマイルアンバサダーに就任しながら、順大短距離ブロックのアシスタントコーチを務めるなど、陸上教室を含めてイベントを通して後進の指導に当たっている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.31

これが世界メダリストの走り!ケジェルチャが25人ごぼう抜きで30万円ゲット

TBSでオールスター体育祭が放送され、番組内では「オールスター感謝祭」でもおなじみの赤坂5丁目ミニマラソンが行われた。 レースには1991年東京世界選手権男子マラソン金メダリストで65歳になった谷口浩美さん、レジェンドラ […]

NEWS 棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞

2025.12.31

棒高跳デュプランティスがジャーナリスト投票2年連続で年間MVP受賞

国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリート・オブ・ザ・イヤーが12月30日に発表され、男子棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)が「男子・アスリート・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。 121カ国836人のジャーナ […]

NEWS 過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

2025.12.31

過去最高2位の東北福祉大「100%以上の力を発揮」大東大はアクシデントも「冷静に対応できた」 各チームに課題と収穫/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

2025.12.31

逆境はねのけ初優勝の城西大「選手たちの思いが強かった」 ルーキー3人が区間賞/富士山女子駅伝

◇全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝、12月30日/静岡・富士山本宮浅間大社前~富士総合運動公園陸上競技場:7区間43.4km) 学生女子駅伝2大タイトルの一つ、富士山女子駅伝が行われ、城西大が2時間22分36秒で初 […]

NEWS 箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2025.12.31

箱根駅伝 ご当地選手をチェック! 福岡市出身6人が登録 川崎市、新潟市、姫路市、北九州市からも多数エントリー 徳島県から4年ぶり箱根路なるか

2026年1月2、3日に開催される第102回箱根駅伝のスタートまであと2日。12月29日には各チームの区間エントリーも発表された。 今回も登録された21チーム336人全員にアンケートを実施。その回答を元に出身地を都道府県 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top