HOME ニュース、国内

2022.05.03

三段跳・森本麻里子が2連戦2連勝 自己2番目の13m55でV!2位の高島は日本歴代6位の13m48/静岡国際
三段跳・森本麻里子が2連戦2連勝 自己2番目の13m55でV!2位の高島は日本歴代6位の13m48/静岡国際


◇静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム)

日本グランプリシリーズ静岡大会の静岡国際が行われ、女子三段跳は森本麻里子(内田建設AC)が優勝。森本は4月29日の織田記念で日本歴代3位の13m56(+1.2)を跳んで制しており、これでグランプリ連勝を飾った。

森本は1回目から13m47(+0.5)と好記録を跳ぶと、「風が追ったり向かったりで難しかった」と振り返る中で、6回すべて13m台とハイアベレージ。4回目に優勝記録を跳ぶと、6回目には向かい風2.2でも13m49とマークし、「ウエイトトレーニングをした成果かな」と笑顔を見せた。

広告の下にコンテンツが続きます

今後に向けて「まずは再現性とアベレージを高めていきたい。13m後半をアベレージにできれば」と語った。日本記録14m04を持つ花岡麻帆に次ぐ史上2人目の14m台に向かっていく。

2位の高島は日本歴代6位となる13m48を2回目(+0.9)、3回目(+1.8)と2度マーク。「足を前に接地してケガがちだったので、ドリルでまっすぐに下ろして反発をもらう」ことを徹底してきた。その結果、今年は3月(当時・福岡大)に13m22(学生歴代6位)を跳ぶと、日本学生個人選手権で13m52(+4.1)、織田記念で13m35(+0.8)、そして今大会と高い安定感を誇る。「日本選手権では13m80を跳んで優勝したいです」と、活況の三段跳の覇権を握るつもりだ。

◇静岡国際(5月3日/静岡・エコパスタジアム) 日本グランプリシリーズ静岡大会の静岡国際が行われ、女子三段跳は森本麻里子(内田建設AC)が優勝。森本は4月29日の織田記念で日本歴代3位の13m56(+1.2)を跳んで制しており、これでグランプリ連勝を飾った。 森本は1回目から13m47(+0.5)と好記録を跳ぶと、「風が追ったり向かったりで難しかった」と振り返る中で、6回すべて13m台とハイアベレージ。4回目に優勝記録を跳ぶと、6回目には向かい風2.2でも13m49とマークし、「ウエイトトレーニングをした成果かな」と笑顔を見せた。 今後に向けて「まずは再現性とアベレージを高めていきたい。13m後半をアベレージにできれば」と語った。日本記録14m04を持つ花岡麻帆に次ぐ史上2人目の14m台に向かっていく。 2位の高島は日本歴代6位となる13m48を2回目(+0.9)、3回目(+1.8)と2度マーク。「足を前に接地してケガがちだったので、ドリルでまっすぐに下ろして反発をもらう」ことを徹底してきた。その結果、今年は3月(当時・福岡大)に13m22(学生歴代6位)を跳ぶと、日本学生個人選手権で13m52(+4.1)、織田記念で13m35(+0.8)、そして今大会と高い安定感を誇る。「日本選手権では13m80を跳んで優勝したいです」と、活況の三段跳の覇権を握るつもりだ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.21

「箱根路が育む挑戦」箱根駅伝シンポジウム開催!小山直城「出場した思い強かった」葛西潤「誰かのためにと走った」

第102回箱根駅伝まで約40日となった11月21日、大会の機運を高めるイベント「第102回箱根駅伝シンポジウム」が、都内で開催された。 今回のメインテーマは「世界を駆ける~箱根路が育む挑戦~」。昨年のパリ五輪、9月の東京 […]

NEWS 都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

2025.11.21

都大路を目指す戦い 地区高校駅伝は土曜・関東大会、日曜・東海大会でラスト 全国高校駅伝出場校出そろう

全国高校駅伝(12月21日/京都)の地区代表を懸けた地区高校駅伝が明日11月22日に関東(北関東、南関東/埼玉・熊谷スポーツ文化公園)で、あさって23日には東海(三重・三重高前発着コース)で行われる。これで、地区高校駅伝 […]

NEWS 「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

2025.11.21

「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]

NEWS 来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

2025.11.21

来年1月の世界クロカンシニア代表発表 日本選手権5000m覇者・井川龍人、吉岡大翔、川口桃佳、信櫻空ら12名派遣

日本陸連は11月21日、第46回世界クロスカントリー選手権(来年1月10日/米国・タラハシー)のシニア日本代表12名を発表した。 シニア男女各6名ずつ。男子10kmは7月の日本選手権5000m覇者の井川龍人(旭化成)が2 […]

NEWS お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

2025.11.21

お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)

月刊陸上競技2025年12月号に一部誤りがございました。 75ページに掲載した高校駅伝福岡県大会女子で、優勝した筑紫女学園の記事の中に、区間賞獲得者が1人(5区・大熊さわ選手/3年)となっておりましたが、正しくは3人(大 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top