◇日本学生個人選手権(4月15~17日/神奈川・平塚)3日目
ワールドユニバーシティゲームズの選考会を兼ねた日本学生個人選手権。大会最終日の女子5000mに、10000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している不破聖衣来(拓大)が出場した。結果は17分30秒47で12着。レース後は拓大の五十嵐利治監督が取材に応じた。
五十嵐監督によると、1月に右アキレス腱の周囲を炎症していたという不破。「3ヵ月間走れなくて、1週間前に練習復帰して1000mを走った」という状態だった。出場については、不破自身から「すべては5月7日(の日本選手権)で勝負するためにやっているので」と出場を直訴。五十嵐監督は「一番の目的は痛みなく走りきること。3分30秒のイーブンペースで行くこと。目的は達成できました」と言う。
昨年は一気に飛躍し、12月にはオレゴン世界選手権の参加標準記録31分25秒00を大幅に上回る、日本歴代2位の30分45秒21をマーク。もちろん、そこに向けて「食事面から身体を作ってきた」というが、それ以上に「身体の成長よりもレースの成長が早かった」。だが、「世界選手権だけではなく、さらに先を目指したとき、彼女の性格上、100%努力させないと納得しない」と五十嵐監督。先を見据えたからこその出場決意だった。
もちろんオレゴン行きもつかみにいく。5月の日本選手権で3位以内に入れば代表に内定。「世界選手権もあきらめていない。ここから3週間でどこに焦点を置くか。一生懸命やってきたい」と話した。
◇日本学生個人選手権(4月15~17日/神奈川・平塚)3日目
ワールドユニバーシティゲームズの選考会を兼ねた日本学生個人選手権。大会最終日の女子5000mに、10000mでオレゴン世界選手権の参加標準記録を突破している不破聖衣来(拓大)が出場した。結果は17分30秒47で12着。レース後は拓大の五十嵐利治監督が取材に応じた。
五十嵐監督によると、1月に右アキレス腱の周囲を炎症していたという不破。「3ヵ月間走れなくて、1週間前に練習復帰して1000mを走った」という状態だった。出場については、不破自身から「すべては5月7日(の日本選手権)で勝負するためにやっているので」と出場を直訴。五十嵐監督は「一番の目的は痛みなく走りきること。3分30秒のイーブンペースで行くこと。目的は達成できました」と言う。
昨年は一気に飛躍し、12月にはオレゴン世界選手権の参加標準記録31分25秒00を大幅に上回る、日本歴代2位の30分45秒21をマーク。もちろん、そこに向けて「食事面から身体を作ってきた」というが、それ以上に「身体の成長よりもレースの成長が早かった」。だが、「世界選手権だけではなく、さらに先を目指したとき、彼女の性格上、100%努力させないと納得しない」と五十嵐監督。先を見据えたからこその出場決意だった。
もちろんオレゴン行きもつかみにいく。5月の日本選手権で3位以内に入れば代表に内定。「世界選手権もあきらめていない。ここから3週間でどこに焦点を置くか。一生懸命やってきたい」と話した。 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.12.10
-
2025.12.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.10
前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]
2025.12.10
15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]
2025.12.10
99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]
2025.12.10
初V狙う國學院大・前田康弘監督「チーム一丸でチャレンジ」 10年前の予選会敗退から変貌「支えてくれた人のために」/箱根駅伝
第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 出雲駅伝で2連覇を飾り、初優勝を狙う國學院大・前田康弘監督は「今年の第102回は優勝を目指して、チーム一丸となってチャレンジし […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025