4月2日、3日の両日、東京・夢の島競技場で日本初の試みとなる、2種目の記録を得点化し競技を行うコンバインド大会が実施され、小・中学生あわせて約1000人が参加した。
競技は100mと300m、走高跳と走幅跳、100mと砲丸投など男女それぞれ15種類の組み合わせで行われ、中学生は世界陸連のスコアリングテーブルを、小学生は日本陸連の小学生コンバインド得点表と東京陸協の作成した得点表を使用して得点を競い合った。
大会の運営に携わったTOKYO選手指導者養成会の下山良成さんは、「シーズンの始まりにさまざまな種目を経験し、長所や短所を見つけて、今後のトレーニングの参考する機会を設けたかった」と大会の趣旨を説明。また、自身の専門種目以外にも興味を持ってもらうこで、新たな可能性を発見してもらうことも期待しているという。
小学生は選手の学年と生まれ月でグループを細分化して、それぞれのグループ上位選手を表彰し、参加者の半数以上の子供たちが表彰台に上り、笑顔を見せていた。
下山さんは「今回は大会開催が急きょ決まったにもかかわらず、1000人の選手が参加してくれました。今後は定期的に大会を行い、さらに多くの選手が参加できるようにしたいです」と話した。
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