2月27日にスペインで開催されたロードレース競技会の女子10kmでY.イェフアラウ(エチオピア)が29分14秒の世界新で優勝した。従来の世界記録は昨年K.ゲザヘン(バーレーン)がマークした29分38秒。
イェフアラウは2020年にポーランドで開催された世界ハーフマラソン選手権の銅メダリスト。五輪、世界選手権の出場実績はない。現在22歳で、トラックの自己記録は5000mが14分53秒77、10000mが30分20秒77でいずれも昨年の記録。ハーフマラソンでは、昨年8月にラーン(北アイルランド)で当時女子選手初の1時間4分切りとなる1時間3分44秒で走っていたが、コースの距離が54m足りていなかったことが判明して公認されなかった。その後、同10月にバレンシア(スペイン)で行われた大会で世界歴代2位の1時間3分51秒をマークしている。
同大会の男子10㎞は、20年まで日本の小森コーポレーションに所属していたロナルド・ケモイ(ケニア)が27分16秒で優勝。26歳のケモイは1500mで3分28秒81(14年)のU20世界記録を持ち、19年ドーハ世界選手権では7位に入っている。男子の2位は20歳のS.マサイ(男子)で27分18秒。女子はV.チェペングノ(ケニア)がイェフアラウとちょうど1分差の30分14秒で2位に続いた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.13
-
2025.12.07
-
2025.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.13
編集部コラム「あっという間の2025年」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.12.13
箱根駅伝15年ぶりV狙う早大が合同取材会 花田勝彦駅伝監督「状態上がっている」 山口智規「大手町を楽しみにしてほしい」
箱根駅伝で15年ぶりの総合優勝を狙う早大が12月13日、埼玉・所沢キャンパスで合同取材会を開いた。 この日は撮影と共通取材、個別取材を実施。共通取材で花田勝彦駅伝監督は「今年もかなり良いかたちで準備ができたと思っています […]
2025.12.13
連覇か、V奪回か?「ニューイヤー駅伝2026」に挑む強豪3チームの意気込み/旭化成・トヨタ自動車・富士通
2026年の幕開けを飾る全日本実業団対抗駅伝(通称・ニューイヤー駅伝)は、第70回の記念大会として1月1日、前橋市にある群馬県庁前をスタートし、上州路をぐるりと回って県庁に戻る7区間・総距離100kmのコースで行われる。 […]
2025.12.13
ロス瑚花アディアが60m7秒48のユタ州立大新記録 東京・城西高出身で今秋から留学中
12月10日に米国・ユタ州でブリガム・ヤング大で行われた同大学招待競技会室内女子60mで、ロス瑚花アディア(ユタ州立大)が7秒48で4位に入った。従来のユタ州立大記録38年ぶりの更新となる。 ロスは東京・駒沢中から城西高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025