HOME ニュース、国内

2022.02.22

100m日本記録保持者・山縣亮太 昨年10月に右膝手術「中長期的に取り組みたい」
100m日本記録保持者・山縣亮太  昨年10月に右膝手術「中長期的に取り組みたい」


男子100mで9秒95の日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)がオンラインで会見を行い、昨年10月に古傷の右膝の手術に踏み切ったことを明かした。

東京五輪後、練習を再開した1ヵ月後ほどに練習中に痛みを感じたという。「2020年の7月に痛みを感じた」箇所で、パリ五輪を目指すためにも「しっかり治そう」と手術を決断した。診断名は膝蓋腱炎。腱の手術とその修復を妨げる可能性もあるため骨棘(こつきょく)の除去も行った。

現在は「7、8割くらい」回復しているというが、「高負荷トレーニングや全力疾走はできていない」とも。今季は「ケガの治療を最優先」に、膝の状態を見ながらのスケジュールを組み立てていく予定。パリ五輪に向け「中長期的に計画して取り組んでいきたい」と話した。

広告の下にコンテンツが続きます

術後は「高負荷トレーニングができない期間も長い」と焦りや不安ものぞかせるが、「さらに大きく飛躍するために踏み切った手術。強くなって帰ってくる」と、力強く語った。

男子100mで9秒95の日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)がオンラインで会見を行い、昨年10月に古傷の右膝の手術に踏み切ったことを明かした。 東京五輪後、練習を再開した1ヵ月後ほどに練習中に痛みを感じたという。「2020年の7月に痛みを感じた」箇所で、パリ五輪を目指すためにも「しっかり治そう」と手術を決断した。診断名は膝蓋腱炎。腱の手術とその修復を妨げる可能性もあるため骨棘(こつきょく)の除去も行った。 現在は「7、8割くらい」回復しているというが、「高負荷トレーニングや全力疾走はできていない」とも。今季は「ケガの治療を最優先」に、膝の状態を見ながらのスケジュールを組み立てていく予定。パリ五輪に向け「中長期的に計画して取り組んでいきたい」と話した。 術後は「高負荷トレーニングができない期間も長い」と焦りや不安ものぞかせるが、「さらに大きく飛躍するために踏み切った手術。強くなって帰ってくる」と、力強く語った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.04

パリ五輪競歩代表・濱西諒がサンベルクス退社 「再び日の丸を背負って戦うために」

24年パリ五輪男子20km競歩代表の濱西諒が12月1日に自身のSNSを更新し、所属していたサンベルクスを11月末で退社したことを発表した。 濱西は大阪府出身で、履正社高から競歩に取り組み、国体優勝など早くから頭角を現した […]

NEWS 飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

2025.12.04

飯塚翔太がラオスで陸上競技指導 「飯塚翔太リレーカーニバル」も開催

東京世界選手権男子200m代表の飯塚翔大(ミズノ)が11月30日から12月3日まで、ラオスを訪問。4日にリモートで現地で行った活動について報告会見を行った。 飯塚はJICA(国際協力機構)が進める「スポーツを通じて世界平 […]

NEWS 世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

2025.12.04

世界クロカンU20日本代表が決定!新妻遼己、本田桜二郎、宇都宮桃奈ら男女各6名で世界に挑戦

日本陸連は12月4日、米国・タラハシーで開催される世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日)のU20日本代表を発表した。 11月30日の京都陸協記録会内で行われた選考会の上位選手を中心に選考され、男子は今季のイン […]

NEWS 世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

2025.12.04

世界陸連が走幅跳のルール変更を断念 「テイクオフゾーン」提案も選手からの反発強く

世界陸連(WA)が検討していた走幅跳のルール変更案について、選手からの反発などを受けて撤回されたことを英ガーディアン紙が報じた。 走幅跳では、20cmの踏み切り板とその先に10cmの粘土板が敷かれ、踏み切り板と粘土板の境 […]

NEWS 北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2025.12.04

北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽のJALトリオ参戦!1/2放送「木梨憲武のスポーツKING」自転車、プロ野球、バド世界王者と対決

2026年1月2日放送の「木梨憲武のスポーツKING!」に、JALの北口榛花、村竹ラシッド、鵜澤飛羽が参戦することがわかった。 現役トップアスリートやレジェンドが、木梨憲武らと異種競技バトルを繰り広げる正月恒例の特別番組 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top