延岡西日本マラソン実行委員会は1月21日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2月13日に開催予定の第60回大会を中止すると発表した。2021年の第59回大会も中止だったため、2年連続で開催できないことになる。
発表によると、1月16日以降、コースに当たる宮崎県の延岡市、日向市、門川町が感染急増地域の指定を受けるとともに、19日には宮崎県に「まん延防止等重点措置」の適用(期間1月21日~2月13日)が決定された。実行委員会では開催できる方法を協議・検討してきたものの、感染拡大の見通しがより厳しくなることが見込まれる状況で、参加者やボランティアスタッフなど本大会に関わる全人員の安全確保が困難であると判断。「誠に苦渋の決断」として中止を決めた。
実行委員会では「大会を中止せざるを得ない結果となってしまいましたことは大変無念であり、また、2年ぶりの開催を心待ちにしていただいた皆様のことを考えますと、大変心が痛みますが、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます」とコメントしている。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.23
中大は溜池一太は4組、吉居駿恭を2組に起用! 前回トップ・東海大は花岡寿哉が1組、東農大・前田和摩は4組に登録/全日本大学駅伝関東選考会
関東学生陸上競技連盟は5月23日、24日に開催される第57回全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(神奈川・レモンガススタジアム平塚)の最終エントリーを発表した。 頭一つ抜けた戦力を誇る中大は最終組に10000m27分台の溜 […]
2025.05.23
コロンビアの20歳・ロンガが100m9秒96の南米タイ記録 砲丸投オッターダールはウォルシュ抑えてV/WAコンチネンタルツアー
5月21日、イタリア・サヴォーナで世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・チャレンジャーの第14回サヴォーナ国際が行われ、男子100mでR.ロンガ(コロンビア)が9秒96(+1.7)の南米タイ記録で優勝した。 ロンガは20 […]
2025.05.23
東京五輪ケニア代表のチェランガトに暫定資格停止処分 女子3000m障害ジェルトは違反なしが確定
5月22日、アスリート・インテグリティー・ユニット(AIU、世界陸連の独立不正監査機関)は女子長距離のS.チェランガト(ケニア)に対し、禁止物質(EPO)使用のため暫定資格停止処分を科すことを発表した。チェランガトは15 […]
2025.05.22
「体脂肪だけ独り歩きしてほしくない」100mH福部真子が警鐘 自身の経験から伝える月経と体重管理、体脂肪との向き合い方
「体脂肪のことだけが独り歩きしている感じがして…生理が止まっていると思われていそうで。中高生に悪影響を与えたくないんです。だからちゃんと伝えたいなって」 女子100mハードルの日本記録保持者で、パリ五輪セミファイナリスト […]
2025.05.22
【世界陸上プレイバック】―03年パリ―18歳・キプチョゲが大熱戦の5000mを制す 末續慎吾が200mで銅メダルの大偉業
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析