11月14日に開催された日体大長距離競技会の男子5000m30組で、ジョセフ・ラジニ(拓大3)が13分18秒74と快走。5月にイェゴン・ヴィンセント(東京国際大)が打ち立てた日本学生記録(13分15秒15)に迫る学生歴代2位につける好タイムだった。
ラジニは1年時の箱根駅伝2区(23.1km)で区間2位ながら1時間6分18秒の区間歴代3位タイと快走。昨年の箱根駅伝予選会(ハーフマラソン)では学生歴代3位の1時間0分13秒で個人総合1位に輝いていた。
今年は5月の関東インカレで5000m6位、10000m8位、6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(10000m)では4組3着にとどまるなど本調子ではなかったが、秋になって秘めていた実力が開花。9月には10000mで日本学生記録を13年ぶりに塗り替える27分25秒65をマークしていた。
※10000mの学生記録は11月13日にワンジク・チャールズ・カマウ(武蔵野学大2)が27分18秒89に更新した
同組1着はカネボウのマサイ・サムウェルで13分15秒18。3着のダニエル・ディリツ(大分東明高2)は外国籍の高校生として歴代2位の13分18秒75をマークし、日本人トップは13分29秒86の遠藤日向(住友電工)だった。
■5000m日本学生歴代5傑
13.15.15 Y.ヴィンセント(東京国際大)21年
13.18.74 J.ラジニ(拓大)21年
13.19.00 竹澤健介(早大)07年
13.20.43 高岡寿成(龍谷大)92年
13.20.80 大迫 傑(早大)13年

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.07
円盤投五輪連覇のオールマン 悲願の初Vへ「大会記録は可能」/東京世界陸上
2025.09.07
【男子1500m】近藤潤(BEAT AC/中3)3分55秒44=中学歴代10位タイ
-
2025.09.07
-
2025.09.06
-
2025.09.06
-
2025.09.06
-
2025.09.06
-
2025.09.06
2025.09.03
開幕迫る東京世界陸上!聖地・国立競技場の大会装飾も公開 準備も最終段階
-
2025.09.02
-
2025.09.04
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
-
2025.08.24
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.07
400m参戦のマクローリン「違うアプローチで自分に挑戦したかった」ライバル多く激戦も「集中」/東京世界陸上
女子400mハードル世界記録保持者で、東京世界選手権では400mに出場するシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が9月7日、都内で練習を公開しメディアの取材に応じた。 この日が来日して最初のトレーニングだったというマク […]
2025.09.07
【男子1500m】近藤潤(BEAT AC/中3)3分55秒44=中学歴代10位タイ
第3回亀岡陸協ナイター記録会が9月6日、京都府亀岡市の亀岡運動公園陸上競技場で行われ、男子1500mでは近藤潤(BEAT AC/中3)が中学歴代10位タイの3分55秒44をマークした。 これまでの自己ベストは、8月上旬の […]
2025.09.07
女子ハンマー投・河戸咲希(名古屋大谷高2)が55m56 自身の持つ高2歴代3位を更新
9月6日に行われた愛知県高校新人対校大会名古屋南北支部予選南女子ハンマー投で、河戸咲希(名古屋大谷2)が55m56を放った。自身が7月のインターハイで出した高2歴代3位(54m56)を更新した。 河戸は1投目に53m67 […]
Latest Issue
最新号

2025年9月号 (8月12日発売)
衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99