2021.11.07
11月6日に行われた大分県高校駅伝は、大分東明が7年連続の男女優勝を果たした。男子(7区間42.195km)は2時間03分38秒で11連覇、女子(5区間21.0975km)は1時間13分42秒で7年連続10回目の優勝を果たした。今大会は新型コロナウイルス感染対策のため、昭和電工ドーム大分周辺の周回コースで行われた。
女子は1区の多田妃奈(2年)が20分08秒で区間賞を獲得するものの、2、3、4区と3連続区間賞の大分西の猛追を受け、最終中継所では、大分西に1秒リードされた。しかし、5区の竹原さくら(3年)が区間賞の走りで1分以上の差をつけてフィニッシュ。7年連続9回目の全国出場を決めた。
男子は全区間で区間賞を獲得する完全勝利。 中でも1区(10km)の柴戸遼太(3年)が29分35秒、3区(8.0975km)で留学生のダニエル・ディリツ(2年)が22分54秒、4区(8.0975km)の岩下翔哉(3年)が23分37秒と長距離区間で好タイムを叩き出した。
3区と4区で若干の距離変更があったため、参考記録だが31都道府県大会が終了した11月6日時点では今季最速タイム。2位とは9分近いリードを奪った。
男子は昨年の全国大会で9秒差で入賞を逃しており、20回目(11年連続)の全国出場という節目に、2年ぶりの入賞圏内を狙う。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
Latest articles 最新の記事
2025.05.22
「体脂肪だけ独り歩きしてほしくない」100mH福部真子が警鐘 自身の経験から伝える月経と体重管理、体脂肪との向き合い方
「体脂肪のことだけが独り歩きしている感じがして…生理が止まっていると思われていそうで。中高生に悪影響を与えたくないんです。だからちゃんと伝えたいなって」 女子100mハードルの日本記録保持者で、パリ五輪セミファイナリスト […]
2025.05.22
【世界陸上プレイバック】―03年パリ―18歳・キプチョゲが大熱戦の5000mを制す 末續慎吾が200mで銅メダルの大偉業
今年9月、陸上の世界選手権(世界陸上)が34年ぶりに東京・国立競技場で開催される。今回で20回目の節目を迎える世界陸上。日本で開催されるのは1991年の東京、2007年の大阪を含めて3回目で、これは同一国で最多だ。 これ […]
2025.05.22
JR九州・花谷そらが嗅神経芽細胞腫瘍を公表 「闘って完治してまた新たな花谷そらを」
JR九州の花谷そらが5月22日、嗅神経芽細胞腫瘍(きゅうしんけいがさいぼうしゅ)のステージ4の疾患があることを自身のSNSで公表した。 花谷は山口・聖光高出身。インターハイや全国高校駅伝への出場はなく、中国地区大会300 […]
2025.05.22
8月開催の日韓中ジュニア交流競技会代表 4/1~6/22の記録を対象に上位高校生から選考
日本陸連はこのほど、第33回日・韓・中ジュニア交流競技会(8月25日~27日/中国・内モンゴル自治区)の日本代表選手選考要項を公表した。 日・韓・中ジュニア交流競技会は日本、韓国、中国の3ヵ国で例年8月下旬に、持ち回りで […]
2025.05.22
個の力高い中大が最有力! 順大、大東大も戦力充実 前回上位・東海大、東洋大は!? 5月24日平塚決戦/全日本大学駅伝関東選考会展望
第57回全日本大学駅伝の関東学連推薦校選考会が5月24日に神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚で行われる。昨年度の本大会で8位までに入った國學院大、駒大、青学大、創価大、早大、城西大、立教大、帝京大がシード権を獲得。 […]
Latest Issue
最新号

2025年6月号 (5月14日発売)
Road to TOKYO
Diamond League JAPANの挑戦
村竹ラシッド、三浦龍司が初戦で世界陸上内定
Road to EKIDEN Season 25-26
学生長距離最新戦力分析