HOME ニュース、海外

2021.10.11

日本記録保持者の鈴木健吾は2時間8分50秒で4位 優勝はトゥラ、女子はチェプンゲティチがV/シカゴ・マラソン
日本記録保持者の鈴木健吾は2時間8分50秒で4位 優勝はトゥラ、女子はチェプンゲティチがV/シカゴ・マラソン


シカゴ・マラソンは10月10日、米国の同地で行われ、男子では日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾(富士通)が2時間8分50秒で4位だった。

日本記録を出したびわ湖毎日以来7ヵ月ぶりのレースとなる鈴木。序盤はハイペースとなったが先頭集団でレースを進め、5kmを14分44分、10kmを29分16秒で通過した。ハーフは1時間2分30秒。日本記録の時より6秒速かった。

広告の下にコンテンツが続きます

しかし、その後は1km3分を越えるなど集団が牽制。25kmは1時間14分44秒と日本記録ペースから35秒遅れた。

30kmまでは7人の先頭集団にいた鈴木だったが、3人がペース上げるとついていけず、4位を走行。集団が崩れ、鈴木は単独走を強いられつつも、順位はしっかりとキープした。日本記録から4分近い差がついたものの、セカンドベストとなる。

愛媛・宇和島東高時代はインターハイ5000m10位。神奈川大では3年時の箱根駅伝2区で区間賞を獲得し、4年時の全日本大学駅伝ではアンカーとしてチーム20年ぶりの優勝に貢献した。

マラソンは大学卒業直前の18年東京で初挑戦し、5度目で日本記録を樹立。レコードホルダーとなった直後は「強さがほしいですね。周囲の人が『本当に強いなぁ』と思える選手を目指していくことが重要」と話していた。1986年の瀬古利彦(エスビー食品、現・DeNA Athletics Elite アドバイザー)以来、35年ぶりの日本人Vや日本記録再更新とはならなかったが、「本当の強さ」を得るために、大きな経験となっただろう。

なお、優勝争いは38km付近でスパートした24歳のS.トゥラ(エチオピア)が2時間6分12秒で制覇。2位には2016年リオ五輪銅メダリストのG.ラップ(米国)が2時間6分35秒で入り、3位は2時間6分51秒でE.キプタヌイ(ケニア)だった。

女子は19年ドーハ世界選手権金メダリストのR.チェプンゲティチ(ケニア)が2時間22分31秒で優勝した。

●鈴木健吾の通過タイム
5km 14.44
10km 29.16 (14.32)
15km 44.22 (15.06)
20km 59.15 (14.53)
half 1.02.30
25km 1.14.44 (15.29)
30km 1.30.07 (15.23)
35km 1.45.30 (15.23)
40km 2.01.48 (16.18)
FINISH 2.08.50 (7.02)

●鈴木健吾のマラソン全成績
18年2月 東京 19位 2.10.21
19年4月 ハンブルク 13位 2.11.36
19年9月 MGC 7位 2.12.44
20年3月 びわ湖 12位 2.10.37
21年2月 びわ湖 1位 2.04.56=日本記録
21年10月 シカゴ 4位 2.08.50

シカゴ・マラソンは10月10日、米国の同地で行われ、男子では日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾(富士通)が2時間8分50秒で4位だった。 日本記録を出したびわ湖毎日以来7ヵ月ぶりのレースとなる鈴木。序盤はハイペースとなったが先頭集団でレースを進め、5kmを14分44分、10kmを29分16秒で通過した。ハーフは1時間2分30秒。日本記録の時より6秒速かった。 しかし、その後は1km3分を越えるなど集団が牽制。25kmは1時間14分44秒と日本記録ペースから35秒遅れた。 30kmまでは7人の先頭集団にいた鈴木だったが、3人がペース上げるとついていけず、4位を走行。集団が崩れ、鈴木は単独走を強いられつつも、順位はしっかりとキープした。日本記録から4分近い差がついたものの、セカンドベストとなる。 愛媛・宇和島東高時代はインターハイ5000m10位。神奈川大では3年時の箱根駅伝2区で区間賞を獲得し、4年時の全日本大学駅伝ではアンカーとしてチーム20年ぶりの優勝に貢献した。 マラソンは大学卒業直前の18年東京で初挑戦し、5度目で日本記録を樹立。レコードホルダーとなった直後は「強さがほしいですね。周囲の人が『本当に強いなぁ』と思える選手を目指していくことが重要」と話していた。1986年の瀬古利彦(エスビー食品、現・DeNA Athletics Elite アドバイザー)以来、35年ぶりの日本人Vや日本記録再更新とはならなかったが、「本当の強さ」を得るために、大きな経験となっただろう。 なお、優勝争いは38km付近でスパートした24歳のS.トゥラ(エチオピア)が2時間6分12秒で制覇。2位には2016年リオ五輪銅メダリストのG.ラップ(米国)が2時間6分35秒で入り、3位は2時間6分51秒でE.キプタヌイ(ケニア)だった。 女子は19年ドーハ世界選手権金メダリストのR.チェプンゲティチ(ケニア)が2時間22分31秒で優勝した。 ●鈴木健吾の通過タイム 5km 14.44 10km 29.16 (14.32) 15km 44.22 (15.06) 20km 59.15 (14.53) half 1.02.30 25km 1.14.44 (15.29) 30km 1.30.07 (15.23) 35km 1.45.30 (15.23) 40km 2.01.48 (16.18) FINISH 2.08.50 (7.02) ●鈴木健吾のマラソン全成績 18年2月 東京 19位 2.10.21 19年4月 ハンブルク 13位 2.11.36 19年9月 MGC 7位 2.12.44 20年3月 びわ湖 12位 2.10.37 21年2月 びわ湖 1位 2.04.56=日本記録 21年10月 シカゴ 4位 2.08.50

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.07.11

十種競技・山本湧斗が逆転で金メダル! 佐々木哲、植松康太、勝くるみ、中後心晴が銀獲得/U23アジア選手権

◇第1回U23アジア選手権(7月9日~12日/中国・オルドス)2日目 U23アジア選手権の2日目が行われ、男子十種競技で山本湧斗(大体大)が7395点をマークして金メダルを獲得した。 山本は兵庫県出身の大学4年生。中学時 […]

NEWS 3000m障害・三浦龍司が2年連続2位! シーズンベストで世界陸上メダリストに先着 北口榛花は9位、田中希実は3000m13位/DLモナコ

2026.07.11

3000m障害・三浦龍司が2年連続2位! シーズンベストで世界陸上メダリストに先着 北口榛花は9位、田中希実は3000m13位/DLモナコ

モナコで7月10日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦となる第40回ヘラクレスが開催され、男子3000m障害で三浦龍司(SUBARU)が8分10秒30のシーズンベストをマークし、2位に入った。 三浦は昨年のこの大会で8分 […]

NEWS 落合晃が1000m2分15秒24の日本新! 初参戦のDLで7位入賞 優勝のワニョニイは世界新/DLモナコ

2026.07.11

落合晃が1000m2分15秒24の日本新! 初参戦のDLで7位入賞 優勝のワニョニイは世界新/DLモナコ

モナコで7月10日、ダイヤモンドリーグ(DL)第10戦となる第40回ヘラクレスが開催され、男子1000mで落合晃(駒大)が2分15秒24の日本新記録で7位に入った。 今季800mで2度日本記録を更新している落合は、6月以 […]

NEWS 滋賀インターハイのスタートリスト発表!! 100mH石原南菜は6組5レーン 男子5000mは資格記録14分23秒13以内が2組目に登録

2026.07.10

滋賀インターハイのスタートリスト発表!! 100mH石原南菜は6組5レーン 男子5000mは資格記録14分23秒13以内が2組目に登録

◇全国高校総体(インターハイ、7月30日~8月5日/滋賀・平和堂HATOスタジアム) 滋賀インターハイの大会事務局が7月10日、大会サイトでスタートリストならびにフィールド種目の予選通過記録を発表した。 広告の下にコンテ […]

NEWS 【Close-up】森凪也(Honda)「もっといいパフォーマンスができる」5000m「アジア金」と「12分台」へ緻密に、まっすぐに

2026.07.10

【Close-up】森凪也(Honda)「もっといいパフォーマンスができる」5000m「アジア金」と「12分台」へ緻密に、まっすぐに

名古屋アジア大会男子5000m代表の森凪也(Honda)が、都内のナイキジャパン本社でメディアの取材に応じた。3000mの日本記録保持者となり、初の日本一、昨年に続く日本代表入りと5000mで日本トップの地位を固めつつあ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年7月号 (6月12日発売)

2026年7月号 (6月12日発売)

特集 村竹&橋岡&諸田
インターハイ特集!

page top