HOME 東京五輪、日本代表、五輪
田中希実が1500mで予選突破の快挙!4分02秒33の3度目日本新「目標通りのタイム」
田中希実が1500mで予選突破の快挙!4分02秒33の3度目日本新「目標通りのタイム」


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技4日目

陸上競技4日目のモーニングセッションで女子1500m予選が行われ、日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機TC)が5000m(予選敗退)に続いて1500m予選3組に登場。4分02秒33の日本新記録を樹立して組み4着。各組6着までの予選通過ラインをクリアし、準決勝進出の快挙を成し遂げた。

広告の下にコンテンツが続きます

田中は積極的に先頭集団を引く田中らしい走りを見せる。残り600m付近で3番手に下げたが、最後はペースアップに対応。自身が大会直前に出した4分04秒08の日本記録を2秒近く更新した。これで田中は3度目の日本新。

「日本記録を出せば準決勝に行けると思っていました。目標通りのタイムで準決勝に進めて良かった」と田中。ラスト勝負は「対応できたとはいえない」と言うも、「800mのように集団の仲でどれだけ対応できるかというレースをイメージしました。1500mにずっとこだわってきて、前を見据えてレースをできました。今までの取り組みがかたちになった」と胸を張った。

準決勝では「予選もチャレンジしたからこその結果。準決勝でも今の力を出し切って自己ベストを出す勢いでいきたい」と見据えていた。

1500mは卜部蘭(積水化学)とともに日本人初の五輪出場。

広告の下にコンテンツが続きます

準決勝は8月4日の19時15分から、決勝は同日21時50分にスタートする。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技4日目 陸上競技4日目のモーニングセッションで女子1500m予選が行われ、日本記録保持者の田中希実(豊田自動織機TC)が5000m(予選敗退)に続いて1500m予選3組に登場。4分02秒33の日本新記録を樹立して組み4着。各組6着までの予選通過ラインをクリアし、準決勝進出の快挙を成し遂げた。 田中は積極的に先頭集団を引く田中らしい走りを見せる。残り600m付近で3番手に下げたが、最後はペースアップに対応。自身が大会直前に出した4分04秒08の日本記録を2秒近く更新した。これで田中は3度目の日本新。 「日本記録を出せば準決勝に行けると思っていました。目標通りのタイムで準決勝に進めて良かった」と田中。ラスト勝負は「対応できたとはいえない」と言うも、「800mのように集団の仲でどれだけ対応できるかというレースをイメージしました。1500mにずっとこだわってきて、前を見据えてレースをできました。今までの取り組みがかたちになった」と胸を張った。 準決勝では「予選もチャレンジしたからこその結果。準決勝でも今の力を出し切って自己ベストを出す勢いでいきたい」と見据えていた。 1500mは卜部蘭(積水化学)とともに日本人初の五輪出場。 準決勝は8月4日の19時15分から、決勝は同日21時50分にスタートする。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

箱根駅伝Stories/3度目の山で伝説を作る早大・工藤慎作 スピードに磨き「ストロングポイントとして活躍を」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 中学では当初卓球部を希望 「いよいよ始まるなっていうところで、純粋に […]

NEWS 箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

2025.12.23

箱根駅伝Stories/東京国際大・大村良紀「10区で展開を作っていく走りを」 集大成の舞台で全力を出し切る

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競技を続けるきっかけは消去法 「大村良紀=10区」、という構図ができ […]

NEWS 箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

2025.12.23

箱根駅伝Stories/自信と屈辱を経てたくましく成長した中大・岡田開成 「自分がゲームチェンジャーになろう」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 武者修行で変わった“基準” 中大・岡田開成(2年)にとって第101回 […]

NEWS ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

2025.12.23

ニューイヤー駅伝「クマ対応」発表 桐生市内一部エリアに出没例 該当区間の中止も

一般社団法人日本実業団陸上競技連合は12月23日、第70回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の「クマ対応」について発表した。 同大会は群馬県庁スタート・フィニッシュで、前橋市、高崎市、伊勢崎氏、太田市、桐生市をめぐ […]

NEWS 短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top