HOME ニュース、海外

2021.07.10

男女1500mでケニア勢が歴代上位の好記録!チェルイヨットが3分28秒28、キピエゴンが3分51秒07/DLモナコ
男女1500mでケニア勢が歴代上位の好記録!チェルイヨットが3分28秒28、キピエゴンが3分51秒07/DLモナコ

7月9日、ダイヤモンドリーグ第6戦がモナコで開催され、女子1500mでは2016年リオ五輪金メダルのF.キピエゴン(ケニア)が3分51秒07の自己新、今季世界最高で優勝した。この記録は世界歴代4位にあたり、H.オビリが14年に出したケニア記録を7年ぶりに5.98秒更新した。

男子1500mではT.チェルイヨット(ケニア)が3分28秒28の自己新、今季世界最高で優勝。チェルイヨットは国内選考の結果により、東京五輪代表には選ばれていない。2位のM.カティル(スペイン)は3分28秒76でナショナルレコードを樹立。3分29秒51で4位だったS.マックスウィーニー(豪州)も自己新で、オセアニアのエリアレコードを更新した。

広告の下にコンテンツが続きます

7月1日のDLオスロで世界記録(46秒70)を樹立した男子400mハードルのK.ワルホルム(ノルウェー)は47秒08の大会新記録で快勝。男子100mはB.ルーニー(米国)が9秒91(+0.3)でV。A.シンビネ(南アフリカ)が9秒98で2位だった。

フィールド競技ではラスト1本で勝敗を決する「ファイナルスリー方式」が採用され、いくつかの種目では最終試技で順位が変動した。女子三段跳では19年ドーハ世界選手権金メダルのY.ロジャース(ベネズエラ)が2本目に15m12を跳び、この日の最高記録をマークしたが、6本目に記録を残せず、14m29を跳んだS.リケッツ(ジャマイカ)に敗れた(リケッツのこの日の最高記録は14m75)。女子やり投では63m08のシーズンベストを6投目に投げたB.シュポタコバ(チェコ)が優勝。M.アンドレイチェクは63m63を投げていたが、6本目の記録(58m01)により2位となった。

7月9日、ダイヤモンドリーグ第6戦がモナコで開催され、女子1500mでは2016年リオ五輪金メダルのF.キピエゴン(ケニア)が3分51秒07の自己新、今季世界最高で優勝した。この記録は世界歴代4位にあたり、H.オビリが14年に出したケニア記録を7年ぶりに5.98秒更新した。 男子1500mではT.チェルイヨット(ケニア)が3分28秒28の自己新、今季世界最高で優勝。チェルイヨットは国内選考の結果により、東京五輪代表には選ばれていない。2位のM.カティル(スペイン)は3分28秒76でナショナルレコードを樹立。3分29秒51で4位だったS.マックスウィーニー(豪州)も自己新で、オセアニアのエリアレコードを更新した。 7月1日のDLオスロで世界記録(46秒70)を樹立した男子400mハードルのK.ワルホルム(ノルウェー)は47秒08の大会新記録で快勝。男子100mはB.ルーニー(米国)が9秒91(+0.3)でV。A.シンビネ(南アフリカ)が9秒98で2位だった。 フィールド競技ではラスト1本で勝敗を決する「ファイナルスリー方式」が採用され、いくつかの種目では最終試技で順位が変動した。女子三段跳では19年ドーハ世界選手権金メダルのY.ロジャース(ベネズエラ)が2本目に15m12を跳び、この日の最高記録をマークしたが、6本目に記録を残せず、14m29を跳んだS.リケッツ(ジャマイカ)に敗れた(リケッツのこの日の最高記録は14m75)。女子やり投では63m08のシーズンベストを6投目に投げたB.シュポタコバ(チェコ)が優勝。M.アンドレイチェクは63m63を投げていたが、6本目の記録(58m01)により2位となった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.18

400m・中島佑気ジョセフ「たくさんの人に力をもらった」高野超え6位入賞で「見えた景色」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝で中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62をマークして6位入賞を果たした。 1991年東京大会の高野 […]

NEWS 鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

2025.09.18

鵜澤飛羽200mファイナル届かず「全力は出した。それでダメなら負けを認めるしかない」/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子200m準決勝1組に出場した鵜澤飛羽(JAL)は20秒23(-0.1)の6着。2003年パリ大会の末續慎吾、2 […]

NEWS マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

2025.09.18

マクローリン・レヴロン47秒78!!降りしきる雨のなか女子400m世界歴代2位、大会新の激走/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、女子400mはシドニー・マクローリン・レヴロン(米国)が世界歴代2位、大会新の47秒78でこの種目初優勝を飾った。 […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m6位 3レース連続の44秒台で日本選手過去最高位/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝に出場した中島佑気ジョセフ(富士通)は44秒62で6位となり、1991年東京大会で高野進が7位だっ […]

NEWS 中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

2025.09.18

中島佑気ジョセフ400m44秒62 高野進を超える歴史的6位入賞を果たす/東京世界陸上

◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)6日目 東京世界陸上6日目のイブニングセッションが行われ、男子400m決勝1組の中島佑気ジョセフ(富士通)が44秒62で6位に入った。 日本人選手が世界陸上で決勝を走ったの […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top