◇日本選手権(6月24日~27日/大阪・ヤンマースタジアム長居)
東京五輪代表選考会となる第105回日本選手権の2日目。男子400mハードル予選が行われた。3組あり各組2着と3位以下の記録上位2人が準決勝へ進出する。
この種目は東京五輪の参加標準記録48秒90を、安部孝駿(ヤマダホールディングス)、黒川和樹(法大)、山内大夢(早大)、豊田将樹(富士通)の4人が突破済み。出場枠は3で、突破者が決勝3位以内に入れば五輪代表に決まる。
1組は山内が49秒52で1着通過し、豊田が49秒94で2着。2組目に安部が入り49秒59でトップ。3組目は黒川が49秒73で1着通過。参加標準記録突破者4人は順当に決勝に進出した。
19年ドーハ世界選手権で準決勝に進出し、日本選手権連覇中の安部は5月のテストイベント後は「脚の痛みの治療に専念してきた」と言う。予選は「前半から中盤の流れの確認」と話し、「吹っ切れた」とホッとした様子。決勝は「持っているパフォーマンスを発揮するだけ」と語った。
黒川は「追われる立場になって緊張がすごくて、朝から吐き気がしています」と苦笑い。関東インカレで気になっていた足首も「治ってきている」と問題なさそう。山内は「後半にミスがあったので決勝でそこを修正したい」と意気込みを語る。豊田は「予選は緊張して硬くなってしまった。決勝は勝ちに行くレースではなく負けないレースを」と、五輪代表を狙いに行く。
決勝は翌26日17時50分にスタートする。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.04.23
-
2024.04.23
-
2024.04.23
2024.04.18
U20アジア選手権・女子100mの山形愛羽、女子400mHの瀧野未来が出場辞退
-
2024.04.20
-
2024.04.18
-
2024.04.20
2024.04.12
40年以上の人気シューズ”ペガサス”シリーズの最新作!「ナイキ ペガサス 41」が登場!
-
2024.03.28
-
2024.04.07
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.04.24
木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場
大阪陸協は4月24日、5月12日に開催される第11回木南記念(ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)の主な出場選手4人を発表した。 男子100mで昨年の日本選手権で優勝を飾り、ブダペスト世界選手権に出場した坂井 […]
2024.04.24
セイコーGGP男子5000mに日本歴代8位の伊藤達彦、太田智樹、吉居兄弟、鈴木芽吹ら追加出場
日本陸連は4月24日、セイコーゴールデングランプリ陸上2024東京(5月19日/東京・国立競技場)の男子5000mの追加出場選手15人を発表した。 2021年東京五輪、22年オレゴン世界選手権男子10000m代表で、昨年 […]
2024.04.24
新潟アルビレックスRC サトウ食品とクラブネーミングライツパートナー契約「日本の陸上界にとって新たな1ページ」
新潟アルビレックスランニングクラブは4月24日、地元(新潟市)に本社を置くサトウ食品とクラブ初のネーミングライツパートナー契約を締結したことを発表した。契約は3年としている。 同市内で行われた記者会見にはサトウ食品の佐藤 […]
2024.04.24
世界リレーのエントリーリスト発表 米国男子4×100mRにN.ライルズ! ジャマイカ女子4×100mRは若手中心
バハマ・ナッソーで開催される世界リレー大会(5月4、5日)のエントリーリストが4月23日に発表された。 4×100mリレーは男子32チーム、女子30チームがエントリー。4×400mリレーは男子32チーム、女子27チーム、 […]
Latest Issue 最新号
2024年5月号 (4月12日発売)
パリ五輪イヤー開幕!