HOME 高校

2021.06.20

青森に新星現る!田名部高・佐賀陽が追い風参考ながら10秒17をマーク/IH東北大会
青森に新星現る!田名部高・佐賀陽が追い風参考ながら10秒17をマーク/IH東北大会


◇インターハイ東北大会(6月19日~22日/岩手県北上市)

夏のインターハイを懸けた地区予選となる東北大会が6月19日から4日間にわたって開催されている。大会2日目の20日に行われた男子100mで快記録が誕生した。

広告の下にコンテンツが続きます

青森・田名部高3年の佐賀陽が準決勝で今季高校最高となる10秒36(+0.3)をマークすると、決勝では4.2mの追い風参考記録ながら10秒17をマークして優勝を飾った。「今大会は10秒50を切ることが目標だった」と佐賀。この記録に「自分でもまったく予想していなかったタイムが出てうれしかったですし、驚いています」とビックリの様子だった。100mで10秒20を切った高校生(※電動計時)は、1987年の国体を制した大沢知宏(松山高・埼玉、後にソウル五輪代表)、高校記録10秒01を持つ桐生祥秀(洛南高・京都、現・日本生命)、19年インターハイで10秒19(優勝の鵜澤飛羽(築館高・宮城、現・筑波大)という錚々たる顔ぶれが並ぶ。

風間浦中時代は全中やジュニア五輪など出場経験を持つが入賞歴はなしの佐賀。ベストは11秒06だった。1年時には国体少年Bに出場して準決勝進出。昨年は10秒69までタイムを短縮していた。100mについては「インターハイで決勝に残りたいです」とさわやかに目標を語った佐賀。3日目に200mにも出場を予定している。

地区大会は全11地区で開催。各種目上位6名(競歩、女子棒高跳、三段跳、ハンマー投は上位4位、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)が全国大会に出場。インターハイは7月28日から8月1日まで福井県で開催される。

◇インターハイ東北大会(6月19日~22日/岩手県北上市) 夏のインターハイを懸けた地区予選となる東北大会が6月19日から4日間にわたって開催されている。大会2日目の20日に行われた男子100mで快記録が誕生した。 青森・田名部高3年の佐賀陽が準決勝で今季高校最高となる10秒36(+0.3)をマークすると、決勝では4.2mの追い風参考記録ながら10秒17をマークして優勝を飾った。「今大会は10秒50を切ることが目標だった」と佐賀。この記録に「自分でもまったく予想していなかったタイムが出てうれしかったですし、驚いています」とビックリの様子だった。100mで10秒20を切った高校生(※電動計時)は、1987年の国体を制した大沢知宏(松山高・埼玉、後にソウル五輪代表)、高校記録10秒01を持つ桐生祥秀(洛南高・京都、現・日本生命)、19年インターハイで10秒19(優勝の鵜澤飛羽(築館高・宮城、現・筑波大)という錚々たる顔ぶれが並ぶ。 風間浦中時代は全中やジュニア五輪など出場経験を持つが入賞歴はなしの佐賀。ベストは11秒06だった。1年時には国体少年Bに出場して準決勝進出。昨年は10秒69までタイムを短縮していた。100mについては「インターハイで決勝に残りたいです」とさわやかに目標を語った佐賀。3日目に200mにも出場を予定している。 地区大会は全11地区で開催。各種目上位6名(競歩、女子棒高跳、三段跳、ハンマー投は上位4位、混成は3位+各地区4~6位の記録上位5名)が全国大会に出場。インターハイは7月28日から8月1日まで福井県で開催される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.23

短距離の竹田一平がスズキを退社「一生の宝物」今後も競技継続 中大2年時にU20代表

スズキは12月末をもって男子短距離の竹田一平が退社・退団すると発表した。 竹田は埼玉県出身の28歳。不動岡高時代は走幅跳や三段跳をメインにしていたが、中大から本格的にスプリントへ。大学2年だった2016年には10秒27を […]

NEWS 大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

2025.12.23

大晦日の赤坂で東京世界陸上の熱狂再び!TBSオールスター体育祭に国内外メダリスト、入賞者ら17名が大集結 OB・OG含め多数参戦

TBSは12月31日に放送予定の「大晦日オールスター体育祭」の番組詳細を発表した。東京世界選手権出場者や、現役選手、元日本代表など陸上から多数登場する。 東京世界選手権出場者は17名が参戦。日本代表では男子35km競歩銅 […]

NEWS 佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

2025.12.22

佐久長聖1年の橋本蒼平が5000m14分30秒50でトップ/SGH文スポ チャレンジ

12月23日、滋賀県守山市のSGホールディングスグループ陸上競技場で令和7年度SGH文スポ チャレンジ競技会が開催された。 同大会は主に前日の全国高校駅伝(男子)に出場した学校のうち、出走できなかった選手たちを中心に参加 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

2025.12.22

箱根駅伝Stories/継続中最長シード・東洋大 激動のシーズンに高まる結束力 2年生世代が台頭

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 20年連続で箱根駅伝のシード権を守り続けてい […]

NEWS 箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

2025.12.22

箱根駅伝Stories/悔しさを味わってきた東農大・原田洋輔 「がっつり爪痕を残したい」 地元・戸塚で貢献を

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 身近にあった箱根駅伝 10月の箱根駅伝予選会で東農大は6位を占め、2 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top